鳩ヶ峰にて
松愛会山歩き会  
鳩 ヶ 峰 標高143m
 1月12日、松愛会山歩き会で鳩ヶ峰に登り伏見で新年会を行った。八幡市駅に9時集合し、男山の主峰、鳩ヶ峰へと登りはじめた。

 一ノ鳥居前を右に曲がると神応寺の案内があり、鳩ヶ峰・男山レクセンを経て石清水八幡宮へ約40分の案内が建っている。右折すると右上に神応寺の山門が見えるが少し直進すると大きな五輪塔があり立寄ってみる。

 石清水五輪塔は航海記念塔とも云われ全国最大規模の鎌倉時代のもので国の重要文化財に指定されている。五輪は上から空・風・火・水・地の五要素を現しているそうだ。

鳩ヶ峰へ八幡市駅を出発

五輪塔にて
 少し戻って神応寺山門から急な石段を登って行く。登り切ると神応寺、合掌して少し登ると墓地になっていてそこに、淀屋の墓がある。江戸時代初期の大阪の豪商、淀屋辰五郎一族の墓だ。我々が知っている淀屋は、淀屋橋ぐらいだろうか。

鳩ヶ峰へ

神応寺

神応寺から鳩ヶ峰へ

鳩ヶ峰へ
 ガラガラと音がしてきた。ケーブルカーのロープと輪の回る音だ。上のトンネルからケーブルカーが下ってきて足元のトンネルから登りのケーブルカーが出てきて登って行った。近くには寒桜だろうか小さな桜の花そして水仙も咲いていて心を和ませてくれる。

男山ケーブル

水仙
 ケーブルを見ると今度は竹薮の道を進むとやがて雑木林になり、少し急な階段道になる。登り切って山頂かと思うとそうではなく緩やかな尾根になる。西向きに歩いていたが小さなピークから南向きに登って行くとやがて山頂に到着する。

鳩ヶ峰へ

鳩ヶ峰へ

鳩ヶ峰へ

鳩ヶ峰へ
 鳩ヶ峰は、標高143mで二等三角点になっている。展望は雑木林の中で残念ながら望めない。

鳩ヶ峰山頂

鳩ヶ峰 二等三角点(標高142.5m)

鳩ヶ峰 山頂にて

鳩ヶ峰をあとに
 山頂で少し楽しんで男山レクセンへと下山した。ここから車道を石清水八幡宮へと歩いた。車道の終点は駐車場でその周りにおなじみのエジソン碑がある。また、涌峯塔(ゆうほうとう)というモニュメントがあり、給水塔の役目をしているそうだ。宇宙桜が植樹されている。高知県の小学校の児童が樹齢500年のひょうたん桜の種をNASAへ送った。その種はエンデバーで宇宙へ、国際宇宙ステーション「きぼう」で8ヶ月宇宙の旅をして2009年若田光一さんが地球に持ち帰り育てた木から接ぎ木したものだそうだ。昨年より少し伸びたようだがもっと大きく育ってほしい。

男山レクレーションセンターへ下る

男山レクレーションセンター

エジソン碑にて

エジソン碑

宇宙桜

涌峯塔(ゆうほうとう)
 石清水八幡宮に皆さんに参拝してもらった。皆さんが参拝を済ませ戻ってこられたところで展望台に行った。社殿を巻くように道がつけられている。

石清水八幡宮へ

石清水八幡宮

石清水八幡宮にて
 尾根頭が自然の展望台になっている。愛宕山、京都市街、比叡山、宇治市街と山々そして三川合流、背割り堤などが一望できる。片隅に、谷垣潤一郎文学碑「蘆刈抄」がある。

展望台へ

展望台へ

展望台

展望台よりパノラマを楽しむ

展望台よりのパノラマ

裏参道を降りる

裏参道を降りる
 帰りは、裏参道を下った。急な石段が続いていた。下り終えると駐車場になった。川の方を見ると珍しい橋がある。安居橋(あんごはし)と云うそうで、鎌倉時代から続く橋だそうで、元禄時代には八幡八景になったとか。現在は、石清水八幡宮の神事の舞台として親しまれているそうだ。

 その安居橋を渡り、飛行神社に立ち寄った。以前に立ち寄った時から大きく変わっていた。神社の前にはジェットエンジン、零式艦上戦闘機の機種部が展示されていた。

 新年会を伏見で行うため、中書島へ移動、鳥せいに昼前に到着した。

 鳥せいで今年の始めにあたり新年会を和やかな雰囲気の中で行った。昨年は松愛会山歩き会100回記念登山も行い節目になった。今年はさらにみんなの元気をぶっつけて山歩き会を続けたいと思います。みんな頑張って元気で山歩きをしましょう。

安居橋(あんごはし)

飛行神社

零式艦上戦闘機の機種部 飛行神社にて
   

コース
 八幡市駅(9:11)〜五輪塔(9:16)〜神応寺(9:22)〜鳩ヶ峰(9:51/10:00)〜男山レクリエーションセンター(10:07)〜
 エジソン碑(10:16)〜石清水八幡宮(10:30/10:40)〜展望台(10:46/10:49)〜[裏参道]〜駐車場(11:03)〜
 安居橋(11:04)〜飛行神社(11:09/11:16)〜八幡市駅(11:22/11:34)=[京阪電車]=中書島駅(11:42)〜
 鳥せい(11:53/会食/14:15) (解散)

天 候  快晴
参加者 13名
実施日 2017.01.12
山歩き会 ohki