■ DVD メディア(2)−使うときのポイント (2006年01月21日)
「DVDメディア
買うときのポイント」では、DVDディスクを店頭で買うときのポイントを見てきました。今回は、DVDメディアを実際に、DVDレコーダにセットして使うときのポイントを押さえます。
<DVD1枚の録画時間は?> 一般のDVD1枚の容量は4.7GB(ギガバイト)ですが、この1枚に録画できる時間は、その画質によって大幅に変わります。画質の分類やその呼び名はメーカによって異なりますが、およその目安は以下の通りです。メーカーや機種によっては、更に長時間の録画モードもあります。 ・XP:約1時間(高画質モード、DVD画質、などと呼ばれます) ・SP:約2時間(標準モード、S-VHS画質相当、などと呼ばれます) ・LP:約4時間(長時間モード、VHS画質相当、などと呼ばれます) ・EP:約6時間(6時間モード、3倍速VHS相当、などと呼ばれます)
<VRモード・ビデオモードとは?> 映像をDVDレコーダでDVDメディアに録画するには、2種類の記録方式があります。DVD-VR方式(DVD-Video
Recording、通称 VRモード)と、DVD-Video方式(通称
ビデオモード、またはVideoモード)の2つです。 VRモードは後から手軽に編集することができるので、書き換え型メディア(DVD-RWやDVD-RAMなど)に用いられます。録画した後に映像の不要部分を削除するなどの編集をしたい場合は、このVRモードを使います。 一方、ビデオモードは書き換えや部分消去は考慮されていないので、追記型メディア(DVD-Rなど)に用いられます。ビデオモードで録画後は「ファイナライズ」して、市販のDVDソフトと同様に扱えるようにするのが普通です。
この2つの記録方式とDVDメディアとは、論理的にはどの組み合わせでも使えます。しかし、2つの記録方式の特徴から、その組み合わせは下記のように大まかには決まっています。 ・DVD-VR(VRモード)
: DVD-RW、DVD-RAM ・DVD-Video(ビデオモード): DVD-R
2004年頃までの商品は、アナログ放送の録画のみが対象でしたから、上の組み合わせで一意的に決まっていました。取説ではVRモードやビデオモードの言葉すら出てきません。その必要がありませんでした。 ところが、デジタル放送(VRモードでのみ録画可能)も扱えるようになった2005年頃からの商品では、VRモードとビデオモードを意識して録画する必要が出てきました。
<ファイナライズ処理とは?> 録画済のDVDメディアを他の機器で再生するとき、そのままでは「再生互換性」はよくありません。一般的には、ビデオモードで録画したDVD-Rメディアは、「映像が終了した」という情報(ボーダーアウト)を書き込みます。これを「ファイナライズ」といい、これに要する時間は5分程度です。

ファイナライズ後は、一切の書き込みや編集はできなくなりますが、ファイナライズしたメディアは、市販のDVDソフトと全く同じ構造になるので、ほとんどのDVDレコーダやパソコンで再生が可能です。 ファイナライズ中は電源を切ったり、電源コードを抜かないでください。ディスクが使えなくなります。なお、録画した機器で再生する場合は、ファイナライズを行う必要はありません。
<ディスクにラベルを貼っても大丈夫?> 録画したディスクに、そのイメージやタイトルをキレイに付けたいと思う人は多いでしょう。でも、ラベルを貼るのはチョッと待ってください。貼ったラベルの収縮によりディスクに反りが出る、内部でラベルがはがれてDVDディスクが取り出せない、といった故障につながる可能性があります。
メディアのメーカーは、ディスク面にインクジェットプリンタで印刷できるDVDメディアも販売しています。DVDメディアへの印刷に対応したプリンタなら、ディスク面にキレイに印刷することができます。
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