■ テレビのHDMI接続とビエラリンク (2010年02月03日)
我が家はK-OPTICOM社の「eo光net」で、インターネット・光電話・光TVの「eo光3点セット」の環境を整えています。昨年末の46型Panasonicプラズマテレビの購入に続き、この年初にはBlu-ray
Diskレコーダを購入し、さらにeo光STB(セットトップボックス)を最近機種に更新しBSパススルーの環境も整えました。
テレビとこれら機器間の映像信号の接続は、HDMIケーブル2本と i.LINKケーブル1本で超簡単に終わってしまいました。今回はこの接続の初期設定、HDMI接続によるビエラリンク操作、i.LINK接続による録画操作などをまとめてみました。改めて新しい「機器接続図」を作り、テレビの傍らに置いてリモコン操作の参考にするようにしました。
(注)HDMI端子を持つDVDレコーダと Blu-ray Diskレコーダ(BDレコーダ)をまとめて、このページではBDレコーダと総称することにします。
<我が家の新しい映像機器>
我が家の新しい映像機器のアンテナ端子と、主な映像端子の仕様は下記のとおりです。
・デジタルテレビ Panasonic TH-P46V1(2009年春商品)
HDMI入力:4系統、アンテナ入力:BS/CSと地上波(デジアナ1軸入力)の2つ
・BDレコーダ Panasonic DMR-BW770(2009年秋商品)
HDMI出力:1系統、i.LINK入出力:1系統、アンテナ入出力:BS/CSと地上波(デジアナ1軸入力)の各2つ
・eo光STB(セットトップボックス) Panasonic TZ-DCH 820
HDMI出力: 1系統、i.LINK入出力:2系統、アンテナ入出力:各1つ(分配器内蔵)、
・VHSビデオ 韓国LG GV-HIA6
VHSビデオをDVDにダビングするとき、VHSビデオを直接テレビで視聴するときに使う。
(注)地上波アンテナ端子の1軸入力
新しいテレビやBDレコーダでは、地上デジタルと地上アナログのアンテナ端子が一つ(地上デジアナ1軸入力)になっています。Panasonic相談センターに聞きますと、PanasonicのテレビとBDレコーダは共に、2008年度商品から地上波アンテナ端子はデジアナ1軸入力になっているようです。機器接続図もこれに従っています。
<機器の接続と接続端子の役目>
我が家の新しいテレビと機器間の接続は下図のような「機器接続図」になり、VHSビデオの接続を除けば、HDMI接続2つとi.LINK接続1つで超簡単に終わってします。古い機器の接続のときに使った「端子の種類と数」はもはや不要です。
(話を簡単にするために、次項以降ではVHSビデオはないものとして説明します)
ついでに、下表のような「接続端子の役目」のようなものを作って、機器接続図と一緒に透明なビニールケースに入れてテレビの傍に置いておくと、機器のリモコン操作の参考になります。


・上表の接続端子「テレビ」は、同軸ケーブルを接続したアンテナ端子を意味します。
・DVDレコーダへの入力切換は、リモコンのDVDレコーダへの「入力切換」ボタンでします。
(テレビへの「入力切換」ボタンと混同しないこと)
・VHSビデオ入力(VHS-L1)は、映像発振を避けるため通常は外しておき、使用時のみ接続する。
<アンテナ同軸ケーブルの接続方法>
アンテナ同軸ケーブルを分岐するには、原則として分配器(市販品)を介する必要がありますが、新しいeo光STBとBDレコーダは分配器を内蔵(アンテナ出力端子あり)しているのでこれを利用することができます。eo光TVで地上波のみパススルーのときは、下左図のようにカスケードに接続することができます。
ただ、我が家ではこの年初から地上波に加えBSもパススルーにしましたから、前項の「機器接続図」において、「eo光TVより」のアンテナ同軸ケーブルの配線は、実際には下右図のように接続します。アンテナ同軸ケーブルに分波器(市販品)を挿入して、地上波(U/V)とBS/CSに分波して接続します。eo光STBを経由した後に分波しても同じことですが、より送信元に近いところで分波する方が接続が容易です。

<BDレコーダの録画予約>
BDレコーダの録画予約は、BDレコーダのリモコンで「入力切換」をHDMI2入力(BDレコーダのチューナー)に切り換えて、リモコンの「番組表」ボタンから始めるのが基本です。番組の放送時間が変更された場合にも対応します。我が家の接続ではパススルーの地上波とBS放送は、このBDレコーダのリモコンによる録画予約が可能です。
ただ、BDレコーダのリモコンを使わずに、テレビ側やCATV側のリモコンで(リモコンを取り換えずに)BDレコーダの録画予約をするには、次のような方法があります。
・Irシステムによる方法
・ビエラリンクによる方法
・i.LINK接続による方法
IrシステムはBDレコーダなどの録画操作を、赤外線(infrared)を使って自動的に行なうシステムです。デジタルチューナー非搭載の録画機器であっても、テレビやCATVのSTBのデジタルチューナーが代行することにより、デジタル放送の録画が可能となります。
ただ、送られてくる映像がハイビジョン映像(HD画質)であっても、Irシステムを利用した録画はSD画質でしかできません。現在ではHD画質の録画が可能で、かつ番組追従(番組の放送時間の変更に追従)にも対応するビエラリンクやi.LINK接続へと、その役割が移行しつつあります。
ビエラリンク(VIERA Link)はHDMI端子を持つAV機器同士を接続し、一つのリモコンで全ての機器を制御しようとするもので、HDMI CEC(Consumer Electronics Control)の標準規格をベースにPanasonicが独自の拡張を行ったものです。(ビエラ:VIERAはPanasonicのテレビの愛称です)
ビエラリンクはテレビのリモコン一つで、(すべての操作ができるわけではありませんが)BDレコーダの操作をはじめ、CATVのSTBやビデオカメラの操作など幅広い利用ができます。我が家でも、ビエラリンクを重宝しています。
また、急速に普及しつつあるデジタル放送の録画は、コピーワンス(1世代コピー)の制約により、保存場所を変えるダビングは「ムーブ」(移動)しか許されません。(ダビング10の許容内はOKです) i.LINKは異機種間でムーブを可能にする唯一といっていい手段です。
特に、CATVのSTBとBDレコーダの接続は、i.LINK接続でしかハイビジョン映像(HD画質)の録画ができませんので、BDレコーダの機種選定のときは i.LINK端子の有無が選択のポイントになります。
<ビエラリンクの設定>
ビエラリンクを利用してBDレコーダやCATVを操作するには、テレビ側で初期設定が必要です。(BDレコーダやCATV側の設定は不要です) ビエラリンクの設定はテレビのリモコンの「メニュー」ボタンから、「設定する」~「初期設定」~「接続機器関連設定1/2」~「ビエラリンク(HDMI)設定」画面で設定します。次のようにテレビの工場出荷設定(初期設定)から、若干の設定変更が必要です。
・ビエラリンク(HDMI)制御「する」 (初期設定のままです)
・電源オン連動「しない」→「する」、電源オフ連動「する」
・ディーガの操作「通常」→「拡大」 (拡大にするとディーガ操作可能ボタンが増えます)
電源オン連動では、BDレコーダの電源をオンしある操作したときやCATVの電源をオンしたとき、テレビの電源をオンします。電源オフ連動では、テレビの電源をオフしたとき、BDレコーダやCATVの電源をオフします。
ビエラリンクとは直接関係ありませんが、ついでにリモコンの「入力切換」で画面右上に表示される端子名に関する設定をしておくと、リモコン操作が分かりやすくなります。我が家の接続に合わせて、「接続機器関連設定2/2」画面で次のように設定すると、「入力切換」で画面に表示される端子名は「テレビ」「CATV」「ブルーレイ」の3つになります。
・ビデオ入力表示書換:HDMI1→CATV、HDMI2→ブルーレイ
・HDMIスキップ設定:HDMI1スキップ→オフ、HDMI2スキップ→オフ
(入力自動、PC、HDMI3、HDMI4の各スキップは全てオンにします)
上記の設定をすることによって、画面に表示される放送映像が、テレビのチューナー経由ものか、CATVのSTB(中身はチューナーです)経由ものか、BDレコーダ(ブルーレイ)のチューナー経由ものか直感で明確になります。今後は、それぞれを「テレビ」画面、「CATV」画面、「ブルーレイ」画面と呼ぶことにします。
<BDレコーダのビエラリンク>
ビエラリンク利用の典型的な例は、テレビとBDレコーダをHDMI接続した場合です。我が家のeo光TVでは、パススルーの地上波とBS放送が操作の対象です。ビエラリンクを利用すると、テレビのリモコン使ってBDレコーダ(ディーガ)の操作ができます。ディスクの再生、見ている番組の録画、番組表から録画予約などです。(ディーガ:DIGAはPanasonicのBDレコーダの愛称です)
ビエラリンクを利用した録画は、BDレコーダのチューナー経由の映像が対象になります。録画予約には次の2つの方法がありますが、録画モードを設定できる②の方法を推奨します。予約の設定内容は、予約した時点でBDレコーダに転送されます。
①「テレビ」画面の番組表を利用する方法:
テレビのリモコンの「番組表」ボタンを押し、「テレビ」画面の番組表を利用して録画予約します。「録画モード」は「DR」に固定されます。「録画モード」を変更するには、予約後BDレコーダ側で変更しなければなりません。
②「ブルーレイ」画面の番組表を利用する方法:
テレビのリモコンの「ビエラリンク」ボタンを押し、「ディーガ操作一覧」~「決定」で、「テレビ」画面は自動的に「ブルーレイ」画面に切り換わります。「予約する」から「ブルーレイ」画面の番組表を利用して録画予約をします。「録画モード」は自由に設定できます。
<CATVのビエラリンク>
CATVでビエラリンクを利用する場合も、CATV側での設定は必要ありません。CATVのビエラリンクを利用するには、テレビのリモコンの「ビエラリンク」ボタンを押し、「ケーブルテレビを見る」~「決定」で、「テレビ」画面は自動的に「CATV」画面に切り換わります。
CATVのSTB経由のテレビ(地上波・BS・CS放送)を見るだけなら、テレビのリモコンを利用したビエラリンクで十分用が足せます。ただ、i.LINK接続によるCS放送の録画予約はできません。CS放送の録画予約は、CATVのリモコンを使ってSTB~i.LINK経由による映像を録画することになります。
<BDレコーダとCATVのi.LINK接続>
我が家の接続でCS放送をハイビジョン映像(HD画質)でBDレコーダに録画するには、i.LINK接続を利用するしかありません。CATVのSTBとBDレコーダのi.LINK接続が終われば、BDレコーダ側で
i.LINK接続の設定をします。 (CATV側ではこの設定の確認をするだけです)
i.LINK接続の設定はBDレコーダのリモコンの「スタート」ボタンから、「その他の機能へ」~「初期設定」の画面で、BDレコーダの工場出荷設定(初期設定)から若干の設定変更をします。
・「設置」画面で、クイックスタート「切」→「入」
・「テレビ/機器/ビエラリンクの接続」画面で、i.LINK機器モード設定「DVモード」→「TS2モード」
・「テレビ/機器/ビエラリンクの接続」~「ビエラリンク設定」~「ビエラリンク(HDMI)設定」画面で、ビエラリンク制御「入」、ECOスタンバイ「入」→「切」
CATV側では、BDレコーダを「D-VHS」として認識します。CATVのリモコンの「操作一覧」ボタンから、「設定する」~「接続機器関連設定」~「i.LINK接続設定」で、画面の表示が「機器」→「D-VHS1」、「使用」→「する」になっていればOKです。
「CATV」画面でi.LINK接続を利用して録画予約するには、CATVのリモコンの「番組表」ボタンから始めます。「CATV」画面の番組表から目的の番組を選択~「決定」で、「詳細予約」を選びます。予約方式「録画」、録画機器「D-VHS1」、録画モード「自動」にします。
予約の設定内容は、その時点ではBDレコーダ(ディーガ)に転送されず、予定時刻にその情報が送られて録画を開始します。このため実際の録画モードは、「DR」に固定され変更もできません。
|