ファイルとフォルダの操作

WindowsXPを前提に説明してあります


<ホームページの必要な部分のみ印刷する方法>
 ホームページの印刷したい部分をドラッグ(反転表示)して選択し、「ファイル」〜「印刷」をクリック 〜「印刷」ダイアログの「選択した部分」にチェック 〜「印刷」ボタンを押します。

1.ファイルとフォルダ
 ファイルとフォルダの概念、拡張子、名前をつける
2.データとプログラム
 データとプログラム、基本ソフト(OS)、アプリケーション、実行ファイル
3.ファイルの拡張子を表示しよう
 デスクトップ、マイコンピュータ、ドライブ構成、拡張子の表示設定、フォルダの表示形式
4.ファイルを分類・整理しよう
 ツリー構造、会社組織のアナロジー、フォルダの新規作成、パスと¥マーク
5.ファイルを保存する
 メモリーと外部記憶装置、保存するとは、上書き保存、名前を付けて保存、保存先を探す
6.ファイルを開く
 プログラムを起動するとは、ファイルをダブルクリックして開く、拡張子の関連付け
7.ファイルの移動・コピー・削除
 同一ドライブ内/異なるドライブ間の操作、ウィンドウを2つ開く、複数ファイルの処理
8.マイドキュメントとユーザーアカウント
 ユーザーアカウント、C:\Documents and Settings、マイドキュメントとMy Documents
9.「送る」メニューと隠しフォルダ
 「送る」メニュー、SendTo、隠しフォルダ、ショートカット、メールアドレスなどの保存場所
10.ファイルの検索
 ファイルがなくなった!、検索方法の種類、効率的な検索方法
11.メモ帳とWORD
 テキスト、エディタとは、WORDの特徴、エディタの賢い使い方、形式を選択して貼り付け
12.プログラムのインストールと削除
 インストール、アンインストール、ドライバー、プログラムの追加と削除


1.ファイルとフォルダ

 プログラムやデータは、名前を付けてハードディスクなどに保存します。これを「ファイル」といいます。一般のWindowsXPのパソコンでは、購入時にファイルの数が約5,000個も存在します。これらをランダムに保存すれば探すのに大変ですから、一般には「フォルダ」という入れ物を作って分類して保存します。

 ファイルの名前は、「ファイル名」と「拡張子」の2つの部分から構成され、ファイル名と拡張子は、"."(半角ピリオド)で区切られます。すなわち、次のように表示します。
  ファイル名.拡張子(拡張子は半角3文字、ただし、4文字のときもある)

 フォルダ名とファイル名は任意の名前を付けることができます。文字は一般には日本語を含む任意の文字を使うことができます。ただし、「 \ / : , ; * ? " < > | 」 は使えません。

 ファイルの拡張子は、プログラムではプログラム製作者が、データファイルではそのプログラムが勝手に決めます。拡張子はこのファイルがどんな目的のものか、どのプログラムによって作られたか、などファイルの種類を識別するものとなります。

 データファイルの拡張子は、プログラムが固有の3文字を割り当てますので、マニュアルや説明書などを参照してください。よく出てくる拡張子を例示します。
   doc :WORD文書              xls :EXCELファイル
   txt :テキストファイル(メモ帳など)    csv :CSV(Comma Separated Values)ファイル
   html :HTMLファイル            jpg :JPEG画像ファイル
   gif :GIF画像ファイル            bmp :ビットマップ画像ファイル 

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2.プログラムとデータ

 ハードディスクにはプログラムとデータを、ともにファイルという形で保存します。プログラムは操作するとき、「起動する」「停止する」というのに対して、データでは「ファイルを開く」「ファイルを閉じる」「ファイルを保存する」などのようにいいます。単に「ファイル」というときは、データファイルを指すことが多いようです。

 プログラムは、ソフトウェア、アプリケーション(略してアプリともいう)、実行ファイルなどのようにも言います。これらはほとんど同じ意味ですが少しずつニュアンスが違います。「プログラム」が「データ」に対比して用いられるのに対して、「ソフトウェア」は「ハードウェア」に対比して用いられるなどです。
 プログラム=ソフトウェアには、WindowsXPなどの基本ソフトOS=Operating System)、ディスプレイやプリンタなどのドライバー、インターネットの通信ソフト、WORDやEXCELなどがあります。「アプリケーション」は広義には「基本ソフト」に対比して用いられますが、一般にはWORDやEXCEL、はがき作成ソフト、お絵描きソフトなど、身近に使ってデータを作成するソフトをいうようです。

 プログラムは、そのまま実行できる exe形式のものと、その補助プログラムである dll (ダイナミック・リンク・ライブラリ)形式のものなどがあります。
 そのままコンピュータを「実行」できるexe形式のプログラムを「実行ファイル」といいます。その補助プログラムである dll 形式のもの、圧縮プログラムである lzhや zipファイルなど、そのままでは実行できないプログラムに対比して使います。

  exe :実行可能なプログラム       dll :ダイナミック・リンク・ライブラリ
  lzh, zip :圧縮ファイル
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3.ファイルの拡張子を表示しよう

 下図は、WindowsXP Professinal のフォルダ構成の一例です。デスクトップの「マイコンピュータ」から、メニューの「表示」〜「一覧」をクリックし、ボタン列の「フォルダ」を押し、さらに、「HD_2(C:)」〜「ホームページ」と順次クリックしたときの状態です。

 「デスクトップ」とは、パソコンを起動したままの各種アイコンが並んだ状態をいいます。その下に「マイドキュメント」と「マイコンピュータ」が見えます。
 「マイドキュメント」と「マイコンピュータ」は 見かけ上は同列にありますが、「マイドキュメント」は実際には、「ハードディスク HD_2」の「Documents and Settings」の下にあります。詳しくは8項で説明します。



 「マイドキュメン」は一般のユーザーが、プログラムを使って作成したデータを保存するフォルダに当てられます。ファイルを格納するフォルダは、一般に物理的なフォルダと同じ形状をした茶色のアイコンで示されています。

 「マイコンピュータ」以下は、このパソコンのフォルダ構成を示しています。このパソコンには、Aドライブ(3.5インチ フロッピーディスク FD)、Cドライブ(ハードディスク HD_2)、Dドライブ(CD-ROM)、Eドライブ(DVDドライブ)、Fドライブ(BUFFALO外付ハードディスク)があります。
 さらに、Cドライブ(ハードディスク HD_2)には、「Documents and Settings」「Program Files」「WINNT」「ダウンロード」「ホームページ」の5つのフォルダがあり、フォルダ「ホームページ」には、フォルダ「images」と 3つのファイルがあります。

 さて、上図のフォルダ「ホームページ」の3つのファイルには、拡張子がない(表示されていない)ことに注目してください。このままではファイルの種類がはっきりしません。パソコンを購入したままのデフォルト状態では、このような表示になっています。(Microsoft社に抗議したい!)

 ここで、ファイルの拡張子を表示 しておきましょう。メニューの「ツール」〜「フォルダオプション」〜「表示」タブの「詳細設定」で、「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを取り、「適用」〜「OK」をクリックします。



 ここで改めて、下図のフォルダ「ホームページ」の3つのファイルに注目してください。拡張子 doc(WORD文書)、txt(テキストファイル)、html(HTMLファイル)が表示されました。こうしておくと、それぞれのデータファイルがどのプログラムで作られたか、このファイルを開くときどのプログラムを起動すればよいか、これらのことが一目瞭然です。



 ついでに、「フォルダオプション」〜「表示」タブの「フォルダの表示」で、「すべてのフォルダに適用」をクリックして、「適用」〜「OK」をクリックしておきましょう。先に、メニューの「表示」〜「一覧」をクリックしていましたから、今後は「マイコンピュータ」から新しくどのフォルダを表示しても、必ず「一覧」形式になります。

 ファイルやフォルダの表示形式には、「縮小版」「並べて表示」「アイコン」「一覧」「詳細」の5つの形式がありますが、このような操作をしておけば、フォルダをクリックする度に異なる表示形式になったりして戸惑う、ということはありません。フォルダ表示は、「一覧」形式が最も見やすいと思います。
 このようにフォルダの表示形式は任意に統一することができます。もちろん、フォルダのウィンドウごとに、都度、任意の形式でフォルダを表示させることもできます。
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4.ファイルを分類・整理しよう

 前にも書きましたが、WindowsXPのパソコンではファイルの数が約5,000個もあります。これらをどのように分類して保存するかを考えて見ます。ファイルはフォルダという「入れ物=箱」に入れると考えてください。フォルダはツリー構造(階層構造)をしており、1つのフォルダには数個〜数10個のファイルを入れます。フォルダの下にフォルダが幾つあっても構いません。

 下図を改めて見てください。フォルダのツリー構造は会社の組織に例えて、次のように考えるとわかりやすいでしょう。
   ドライブ=会社、 フォルダ=組織、 ファイル=社員
下図で考えてみます。「HD_2(C:)」という名の会社があり、5つの部組織「Documents and Settings」「Program Files」「WINNT」「ダウンロード」「ホームページ」があります。そのうち、「ホームページ」という部には、部直属の課員、abc.doc、abc.txt、index.html の3名がいます。さらにこの部には「images」という課があるが、その下部組織はここでは表示していません。
 なお、このパソコンには「3.5インチFD(A:)」、「CDドライブ(D:)」、「CDドライブ(E:)」、「BUFFALO(F:)」という会社もある、と考えます。



 さて、上図の2つのフォルダ「ダウンロード」と「ホームページ」は私が作りました。パソコンを購入したときのフォルダは、「Documents and Settings」「Program Files」「WINNT」の3つでした。このように、フォルダは必要に応じて新しく作り、その中にファイルを分類して格納します。
 新しいフォルダは、メニューの「ファイル」 〜「新規作成」〜「フォルダ」 で作ります。フォルダを右クリック 〜「名前の変更」で、任意の名前を付けることができます。

 フォルダの前の「+,−,記号なし」は、それぞれそのフォルダの下に別のフォルダが「ある,開いている,ない」を意味しています。フォルダをたどって特定のファイルに至る経路を「パス」といい、例えばファイル「abc.doc」は次のように表します。
   C:\ホームページ\abc.doc
 円記号\」は、ドライブとフォルダ、フォルダとフォルダ、フォルダとファイルの区切りを表し、Windowsの約束事の一つです。ここで注意しなければならないのは、同じ名前のファイルがあっても、パスが違えばコンピュータは異なるファイルとして扱う、ということです。

 自分のパソコンのフォルダのツリー構造は、常に頭に描いておくようにしましょう。会社で仕事をするときには、組織を考えてことにあたります。ファイルを操作するときも、このツリー構造を頭に描いておくことは非常に大切なことです。
 こんなものは正確には覚えられません。でも、大まかでいいのです。会社に例えれば、せめて部課組織ぐらいは覚えておきましょう。
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5.ファイルを保存する

 コンピュータにデータやプログラムを保存する場所は、次の2箇所あります。
 ・主記憶装置(内部記憶装置、メインメモリ、または単にメモリといいます)
 ・補助記憶装置(外部記憶装置ともいいます)
  フロッピーディスク、ハードディスク、CD、DVD、USBメモリなどがあります。

 メモリー(主記憶装置)と補助記憶装置の大きな違いは、電源をOFFにしたときの振る舞いです。メモリでは記憶されていた内容が全て失われますが、補助記憶装置では記憶内容は失われません。ですから、メモリはプログラムやデータの一時記憶に使われ、補助記憶装置は永続的な保存に使われます。

 WORDやEXCELで作るデータは、作成途中はメモリに蓄えられます。作成が終われば、作成初回は「名前を付けて保存」、以降は「上書き保存」します。「データを保存する」ということは、メモリに一時的に蓄えられたデータを、ハードディスクなどの補助記憶装置に保存するということです。ハードディスクは永続的な保存が可能ですから、理にかなっています。

 さて、WORD文書を作り、「ファイル」メニュー〜「名前を付けて保存」をクリックしたとします。「名前を付けて保存」の画面が現われ、保存先が一般に「マイドキュメント」になっています。WORDやEXCELなどのデータの一般的な保存場所は、それぞれのアプリケーションで「マイドキュメント」になるように初期設定されているからです。



 上図で、「マイドキュメント」の「受付・部内資料」に保存するなら、これをダブルクリックして保存先を「受付・部内資料」に変更して、下段「ファイル名」で「xyz.doc」などの名前を付けて「保存」ボタンを押します。このとき、拡張子は消去しないように注意してください。
 もし「マイドキュメント」以外のフォルダに保存したいときは、ハードディスクのフォルダを上下して目的の保存先を探すことになります。左列の「デスクトップ」「マイコンピュータ」など、あるいは上段の「1つ上のフォルダへ」ボタン(上向き緑色矢印)などから、保存先のパスをたどります。

 一般的なパスのたどり方は、次のようにします。
 ・ 「保存先」ボックス内をダブルクリックして、フォルダパスを下に移動する。
 ・ 「1つ上のフォルダへ」ボタン(上向き緑色矢印)をクリックして、パスを上に移動する。

 このようにフォルダを上下して目的のフォルダやファイルを探すことは、パソコンを扱う上で頻繁に遭遇します。プログラムを起動してから目的のファイルを開く場合や、メールにファイルを添付する場合など、上記と同じようにフォルダを上下して目的のファイルをたどります。このような操作に慣れておくことは非常に大切なことです。
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6.ファイルを開く

 2項で、次のように言いました。プログラムを操作するとき、「起動する」「停止する」というのに対して、データでは「ファイルを開く」「ファイルを閉じる」「ファイルを保存する」などのようにいいます。単に「ファイル」というときは、データファイルを指すことが多いようです。

 ファイルを開くには、そのファイルを扱うプログラムを起動する必要があります。このプログラムを起動するとは、ハードディスクにあるプログラムをメモリに格納(コピー)することです。ハードディスクのプログラムは、メモリに入れて始めて使える状態になるのです。具体的には、@デスクトップにあるアイコンをダブルクリックする、またはA「スタート」〜「すべてのプログラム」から目的のアイコンを探しダブルクリックする、という操作になります。

 話を元に戻して、データファイルを開くには次の2つの方法があります。
 1.まず、目的のプログラムを起動し、次にメニューの「ファイル」〜「開く」から開く。
 2.ファイルをダブルクリックして開く。それを扱うプログラムも自動的に起動する。

 上記1.の操作で「開く」をクリックしたとき、「ファイルを開く」画面の「ファイルの場所」が、思い通りのフォルダになっていないことがあります。前項で学んだように、フォルダを上下して目的のファイルを探すことになります。目的のファイルが存在するはずのフォルダに達してもファイルが見つからない場合は、「ファイルの種類」を「すべてのファイル(*.*)」にしてみてください。

 上記2.の動作は、「プログラムとファイルの拡張子の関連付け」がなされているからです。例えば、WORDの拡張子は「doc」、EXCELの拡張子は「xls」ですから、ファイルの拡張子が「doc」であればWORDが、ファイルの拡張子が「xls」であればEXCELが自動的に起動することになります。 このWORDやEXCELの例ように、「プログラムとファイルの拡張子の関連付け」が一義的になされている場合は簡単です。

 ところが、例えば 「txt」 「bmp」 「jpg」 「html」 などは、この拡張子に対応する多くのプログラムで扱えます。つまり、プログラムとファイルの拡張子の対応が1:1ではないのです。このような場合には、いずれかのプログラムと拡張子の関連付けをしておくと便利です。
 一般的には、あるプログラムをインストールするときに、そのインストーラ(インストールプログラム)がこの手続きを行ってくれています。

 自分で特定のプログラムと関連付けするには、そのファイルを右クリック 〜「プログラムから開く」〜「プログラムの選択」〜 「ファイルを開くプログラムの選択」ダイアログでプログラムを指定 〜「この種類のファイルを開くときは、選択したプログラムをいつも使う」をチェック 〜「OK」で設定できます。



 上図は、ファイル「page.txt」を「メモ帳」(Notepad)に関連付けする例を示します。今後はファイル「*.txt」をダブルクリックすれば、「メモ帳」(Notepad)が起動することになります。
 関連付けのないプログラムからファイルを開くには、そのファイルを右クリック 〜「プログラムから開く」〜 メニューから開くプログラムを選択します。
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7.ファイルの移動・コピー・削除

 ファイルは補助記憶装置(フロッピーディスク、ハードディスク、CD、DVD、USBメモリなど)に記憶されています。この記憶装置はディスク(メディアともいいます)とその駆動装置(ドライブといいます)から成ります。同一ドライブ間あるいは異なるドライブ間で、ファイルの移動やコピー方法が異なることに注意してください。以下は操作の基本手順です。

・ファイルを移動する
 同じドライブ内 :ドラッグ&ドロップします。
 異なるドライブ間:「Shift」+ ドラッグ&ドロップします。
・ファイルをコピーする (マウスに+記号 がつきます)
 同じドライブ内 :「Ctrl」+ ドラッグ&ドロップします。
 異なるドライブ間:ドラッグ&ドロップします。
・ファイルを削除する
 「ごみ箱」にドラッグ&ドロップします。または、ファイルを選択して「Delete」キーを押します。

 具体的な操作ですが、まず、同じドライブ内でファイルの移動やコピーをする場合です。「マイコンピュータ」からフォルダをダブルクリックして、移動やコピーのファイルまで辿ります。そのウィンドウ内に移動やコピーのフォルダが見えるときは、そこに簡単にドラッグ&ドロップします。

 しかし、移動やコピー先のフォルダが近く(同一ウィンドウ内)に見えない方が一般的です。この場合にはもう一つ、「マイコンピュータ」から移動やコピー先のフォルダを開きます。こうして左右にウィンドウを2つ開き、右から左、あるいは左から右へドラッグ&ドロップします。移動やコピー先のドライブが元ドライブと異なる場合も、上記のようにウィンドウを2つ開き、ドラッグ&ドロップします。

 ドラッグ&ドロップするときに注意したいことがあります。それはドラッグの途中で、誤って関係のないフォルダにドロップして、ファイルを見失しなわないことです。フォルダ数の多いウィンドウ内でそれをやると、探すのが大変です。

 さて、複数のファイルを移動・コピー・削除 したい場合は、複数のファイルを同時に選択して、操作効率を上げることもできます。「Shift」キーや「Ctrl」キーを使って選択します。

・「Shift」+ クリック:連続した複数のファイルを選択します。
  先頭ファイルをクリックして、終わりのファイルを「Shift」+ クリック します。
・「Ctrl」+ クリック:飛び飛びの複数のファイルを選択します。
  目的のファイルを一つずつ、「Ctrl」+ クリック します。
(注)ここで、「Shift」+ クリック は 「Shift」キーを押しながらクリックする、という意味です。「Ctrl」+ クリック の「+」も同じ意味です。
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8.マイドキュメントとユーザーアカウント

 従来のWindows9x,Meでは、基本的には誰でもそのコンピュータを起動して操作できましたが、Windows 2000,XPでは登録された「ユーザー」のみがログオンして使うことができます。 この登録されたユーザー名を「ユーザーアカウント」といい、Windows2000,XPから採用された新しい概念です。
 そして複数のユーザーが1台のパソコンで、他の人とは全く異なるデスクトップ画面やフォルダ・ファイル環境で使うことができます。

 このユーザーアカウントには、2つの「アカウントの種類」があります。1つは全ての管理権限を持つ「コンピュータの管理者(Administrators)」グループ、2つ目は「制限付(Users)」グループです。
 初回起動時にユーザー名を特に設定しなければ、WindowsXP Home Editionでは「Owner」、WindowsXP Professinalでは「Administrator」というアカウントで、「コンピュータの管理者」グループに登録されます。

 プログラム(アプリケーション)やドライバーをインストールするとき、「Administrator権限で進めてください云々」と言わることがあります。このときは、アカウントが「コンピュータの管理者」グループであれば、「ハイハイ」といって先に進めば何も問題は生じません。

 下図は WindowsXP Professinal で、「マイコンピュータ」〜「Documents and Settings」フォルダを見た例です。その下に「ユーザーアカウント」(ここではAdministrator の1つのみです)があり、アカウント単位に「My Documents」フォルダ、その他のデータフォルダが作られます。



 もうお分かりでしょう。デスクトップにある「マイドキュメント」は、実は
 C:\Documents and Settings\ユーザーアカウント\My Documents
と同じものなのです。多くの皆さんに容易にデータを保存していただくために、「マイドキュメント」という名前でデスクトップに置いてあるのです。

 さて、WORDやEXCELなどのデータの一般的な保存場所は、デフォルトで「マイドキュメント」になっていることはすでに学びました。WORDでは「ツール」〜「オプション」〜「規定のフォルダ」タブで、EXCELでは「ツール」〜「オプション」〜「全般」タブの「カレントフォルダ名」で、「My Documents」フォルダが初期設定されているのを確認しておきましょう。
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9.「送る」メニューと隠しフォルダ

 ファイルを右クリックしたときに現れる「送るメニューは、ファイルを任意のフォルダにコピーしたり、任意のプログラムを起動できる便利な機能です。下図はファイルを右クリック 〜「送る」メニューをクリックしたときの一例です。



 「送る」メニューをクリックしたとき現れるアイコンが、ディスクやフォルダであればそこにコピーできますし、プログラムであればそれでファイルを開くことができます。例えば、選択したファイルを「マイドキュメント」や「3.5インチFD」に保存したり、「メモ帳」を開いたりできます。
 また、上図の例では、「圧縮(zip形式)フォルダ」に送れば zip形式で圧縮され、「メール受信者」に送れば、メールソフトが起動してファイルが添付された状態になります。

 「送る」メニューにアイコンを追加することもできます。そのためにはWindowsXPのデフォルト(初期設定)では、「隠しフォルダ」になっているフォルダを表示しなければなりません。
 2項の「ファイルの拡張子を表示しよう」のときと同じ「フォルダオプション」画面で設定します。メニューの「ツール」〜「フォルダオプション」〜「表示」タブ 〜「詳細設定」の「ファイルとフォルダの表示」で、「すべてのファイルとフォルダを表示する」を選んで、「適用」〜「OK」をクリックします。



 ここで、下記フォルダのパスをたどってください。
 C:\Documents and Settings\ユーザーアカウント\SendTo
隠しフォルダになっていた「SendTo」が半透明なフォルダとして表示されました。(Windows9x,Meでは、C:\Windows\SendToにあります)

 ここにフォルダやプログラムの「ショートカット」を登録すれば、「送る」メニューに追加され利用可能になります。ここにショートカットを作成するには、「SendTo」フォルダに目的のファイルを右ドラッグ〜「ショートカットをここに作成」を選択します。

 ちなみに、WindowsXPでは下記のデータも隠しフォルダになって、各アカウントごとに作成されています。データをバックアップしたいときなどには、「すべてのファイルとフォルダを表示する」設定にする必要があります。(下記のユーザーアカウントはowner にしています)

1.Outlook Expressのメールデータ
 C:\Documents and Settings\owner\Local Settings\Application Data\Identities\{XXXXX}\Microsoft\Outlook Express
2.Outlook Expressのアドレス帳データ
 C:\Documents and Settings\owner\Application Data\Microsoft\Address Book
3.IEのお気に入り
 C:\Documents and Settings\owner\Application Data\Favorites
4.MS-IMEのユーザー辞書データ
 C:\Documents and Settings\owner\Application Data\Microsoft\IMJP8_1\imjp81u.dic

<注意>
 隠しフォルダには大切なシステムデータも保存されています。誤って削除したりしないように、必要なときのみに表示し、常時は隠しフォルダのままにしておくことを奨めます。
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10.ファイルの検索

 ファイルの移動やコピーの途中で、誤って関係のないフォルダにドロップして、ファイルを見失しなってしまった。または、名前を付けて保存したはずのファイルが、どのフォルダに保存したか分からなくなってしまった、というようなことはよくあります。

 ファイルを扱うとき、このファイルはフォルダのツリー構造のどこにあるか、どこに保存するかを常に考える習慣をつけておくことが大切です、と常々言ってきました。
 新しいファイルを作ったとき、「ファイル」メニュー 〜「名前を付けて保存」するとき、保存場所を意識 して保存してください。既存のファイルを開いて修正した後に保存するときは、「ファイル」メニュー 〜「上書き保存」で、自動的に元あったフォルダに保存されます。

 もしファイルを見失ったときには、「スタート」メニュー 〜「検索」〜「ファイルやフォルダ」を選択、「検索結果」画面でウィザード形式でファイルを検索することができます。一般的には、「ファイルとフォルダのすべて」から検索します。
 「ファイルのすべてまたは一部」を入力して「検索」します。ファイル名やフォルダ名を完全に覚えていないときは、その一部分のみで OKです。例えば、ABCと指定した場合には、ABCを含むすべてのファイルやフォルダが検索されます。

 また、「ファイルに含まれる単語または句」を指定すれば、ファイル内の人物名などの固有名詞があれば、それを指定します。ファイル名をよく覚えていないときに利用すると便利です。さらに、「詳細検索オプション」を利用すれば、より対象を絞り込んだ検索が可能です。

 検索対象のファイルやフォルダが、画像あるいはWORD/EXCEL などはっきりしているときは、「スタート」メニュー 〜「検索」で表示される画面で、「画像、ミュージック、またはビデオ」や、「ドキュメント(ワープロ、スプッレドシート、など)」から検索をすれば、それだけで検索対象が絞り込まれ、検索スピードも速くなります。
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11.メモ帳とWORD

 ワープロソフト「WORD」と、エディタ「メモ帳(Notepad)」の違いを考えてみたことがあるでしょうか? 次のような考え方があるのも事実でしょう。
 「WORDは文字を書くのは当然で、画像表示や表組み、その他多くの機能を持っています。これに対してメモ帳は文字のみしか書けないうえに、文の途中で意識して「改行」しなければ、いつまでも続く長い文章になるなど使いにくいソフトです。従ってWORDさえあれば、メモ帳はほとんど不要です」

エディタとは> ---------------------------
 テキスト(英字・数字・漢字・ひらがな・カタカナなどの文字をいいます)のみを扱うソフトを、「テキストエディタ」または単に「エディタ」といいます。「メモ帳」や市販の「秀丸エディタ」が有名ですが、電子メールその他の文面作成などにも広く使われています。
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 エディタのことは一時さておいて、WORDとWebページを考えることにします。ときどき、Webページの文章をWORDの中に取り込みたい場合があります。しかし、Webページにはテキスト情報に加え、HTMLの書式情報が埋め込まれているため、一般的な「コピー」〜「貼り付け」操作を行うと、WORDにHTMLの書式情報をもコピーして、その処理に手を焼くことになります。
 そこで、Webページ上では通常の「コピー」操作をして、WORD上では「編集」メニュー 〜「形式を選択して貼り付け」〜 表示されたダイアログで「テキスト」をクリックします。こうすることで、テキスト情報のみをWORDに貼り付けることができます。

 さて、私はこのホームページの作成に、IBMの「ホームページビルダー」を使っています。このホームページビルダーの編集ページに、WORDでまとめた文章をそのままコピーして貼り付けたとします。見た目のWORD文章はテキスト情報のみに見えますが、フォントや文字の大きさなどWORDの書式情報を含んでおり、これがHTMLの書式情報と重なり合って、Webページの書式情報が混乱してしまいます。
 Webページ→WORDへの貼り付けで起こった現象が、今度はWORD→Webページへの貼り付けでも起こってしまうという訳です。

 こうならないために、ホームページビルダーの編集ページに直接インプットするか、(WORDを使わず)「エディタ」でテキスト情報をまとめたうえで、編集ページに貼り付ければOKです。このようにメモ帳などのエディタは使い方によって、大きな意味を持っています。
 ただ、ホームページビルダーの編集ページには、「編集」〜「形式を指定して貼り付け」〜「テキストとして」という、WORDにあった機能と同じものを利用することもできます。

CSVファイル
 ここで、同じテキストデータである CSVファイルについて、簡単に触れることにします。CSV(Comma Separated Values)形式は、データをカンマ(",")で区切って並べたもので、主に表計算ソフトやデータベースソフトでデータを保存するときに使われてきました。その実体はテキストであるため、汎用性が高く、異なる種類のアプリケーション間のデータ交換に使うと便利です。
 例えば、宛名書きソフト「筆まめ」と「筆王」の間の住所録データの移動、メールソフト「Outlook Express」と「Becky!」の間のメールアドレスの移動など、このCSVファイルを介して簡単に行うことができます。勿論、エディタやワープロなどで直接編集することも可能です。

見かけの改行
 メモ帳やOutlook Expressのメッセージ作成ウィンドウで、文章がウィンドウの右端までくると自動的に折り返されます。しかし、これは見かけ上の改行で実際に改行(改行コードを挿入する)されている訳ではありません。
 メモ帳やOutlook Expressのメッセージ作成ウィンドウなどでは、エディタ機能が働いています。エディタは意識して「改行」キーをたたいて、はじめて文章は改行されます。ウィンドウを小さくして文章を作成しているときに、右端の自動折り返しをつい「改行」と勘違いしがちですから注意しましょう。
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12.プログラムのインストールと削除

 市販の一般プログラムやプリンタのドライバーなどをインストールするときは、その取扱説明書に従って操作すれば問題なくインストールできます。インスト−ルするとは、プログラムをフロッピーディスクやCD-ROM などから、ハードディクの中に格納することです。

ドライバー> --------------------------------
 WORDやEXCELなどのプログラムは、一般にアプリケーションソフト、または単にアプリケーションと呼ばれます。プリンタ、スキャナ、モデムなどの周辺機器を動かすためにはプログラムが必要になります。このプログラムは「アプリケーション」に対して、「ドライバー」と呼ばれます。このドライバーは機器を購入したときに、フロッピーやCD-ROM として一緒に付属しています。
           --------------------------------

 さて、既に7項で述べたように、データファイルを削除するのは簡単です。「ごみ箱」にファイルをドラッグ&ドロップするか、またはファイルを選択して「Delete」キーを押すだけです。
 プログラムは一般に何個かのフォルダに分散してインストールされていますから、このような方法で削除するとその一部が残ったままになり、システムに障害が起こることがあります。こんな削除の仕方は一般にはしないでください。

 購入したばかりの新品パソコンには、プロバイダのネット接続PRソフト、メーカー独自の便利ツール、殆んど使うことのない「しょ〜もないソフト」 などが沢山インストールされています。目障りですから、要らぬものは削除(プログラムの削除をアンインストールといいます)しましょう。

 「スタート」〜「設定」〜「コントロールパネル」〜「プログラムの追加と削除」ダイアログで削除します。



 上図の左欄上部の「プログラムの変更と削除」をクリックします。右欄にこのパソンにインストールされているほぼ全てのプログラム一覧が表示されます。この中から削除したいプログラムを選択して、「削除」をクリックします。以降はメッセージに従って操作してください。
 フリーソフトの一部にあるようなごく簡単なソフトでは、ここに登録されない場合もあります。このような場合には、取説にしたがってプログラムファイルを手動で削除することになります。

 右欄の右端にはプログラムの容量が表示されていますから、ハードディスクの容量を大幅に減らしたいときなどに参考になります。これらの情報だけで削除していいか迷うときは、そのままにしておきましょう。
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