■ Skypeでテレビ電話をしょう (2007年03月09日)
多くの方がブロードバンド回線を利用していますが、いま話題の無料インターネット電話「Skype(スカイプ)」を使ってみては如何でしょうか。Skypeはビデオ通話機能もサポートしていますから、Webカメラ
を追加するだけで、すぐにテレビ電話にもなります。 距離も通話時間も気にせず、遠くに住んでいる友達、おじぃちゃん・おばぁちゃん、海外の知人などとのコミュニケーションに最適です。私は孫を相手に、ワイワイ・ガヤガヤ
Skype しています。
<Skypeの現状> Skypeは、ルクセンブルクのSkype
Technologies社が開発し、2003年8月にサービスを始めました。サービス開始からわずかの期間ですが、いま爆発的に人気上昇中です。従来から、Microsoft
のWindows Live Messenger(MSN MessengerのXPバージョン)、Yahoo!メッセンジャー、AOLのInstant
Messenger
など、音声通話やテレビ通話ができるクライアントソフトは多数存在していました。 しかし、このような大企業が提供する多機能のクライアントソフトの煩雑さにうんざりしていた多くのユーザーが、電話という基本機能にこだわったシンプルなSkypeに魅力を感じて飛びついた、ということでしょう。 後発であるSkypeが注目を集める理由は、他にも沢山あります。ル−タ(NAT機能)やファイアウォールの壁があっても外部と簡単に接続できること、通話の音声品質が非常に高いこと、OS環境を選ばず利用できること(Windowsは2000,XPのみ、Linux、Mac
OS X)などです。
また、Skypeは電話を中心におきながら、下記のような魅力ある機能も増やしています。誰かと話しながら、別の人とチャットをすることもできます。知人がインターネットに接続しているかどうかも分かります。
このSkypeは昨年秋(2006.10現在)で、オンラインユーザー数が700万人 (登録ユーザー数 4,000万人、SkypeOutのユーザー数
150万人、ファイルのダウンロード回数 1億2,000万件) と、日に日に利用者は増えていく一方のようです。
<Skypeの仕組み> 多くのファンを増やし続けるSkypeの仕組みやその魅力の秘密を、技術面からも知りたいと思いませんか。Skypeは、あのWinny
で一躍有名になった「P2P」技術を利用したシステムです。「何んで
P2Pを使っているのか?」「ルータやファイアウォールの壁をどうやって越えているか?」「一般電話より高い音声品質の秘密は?」、こんな疑問が湧いてきます。 @IT
ではそんな内容を、分かりやすく解説しています。興味のある方はどうぞ! (ここは読み飛ばしても、以下の話には影響しません)
以下は、Skypeで「テレビ電話」をするための具体的な話です。
<Webカメラとマイクの設置> Skypeを導入する前に、Webカメラとマイクを準備しておきましょう。一般のノートパソコンにはスピーカは付属していますが、マイクはありませんので忘れないように! 私のおすすめは、マイク内臓のWebカメラです。(カメラに内蔵のマイクとパソコンに内臓のスピーカとのハウリングが少し気になりますが・・・。ヘッドセットやハンドセットなら、きれいな音質です)

上図左は、Logicool
のノートパソコン用のUSB端子付きマイク内臓のWebカメラ(QV-500NHS)です。多人数でワイワイ話すテレビ電話には、マイク付カメラが適しています。その右下は同じく
Logicool のオーディオ端子付きヘッドセット、上図右はBuffalo
のUSB端子付きハンドセット(BSKP-U202)で、公衆電話回線との通話にも使えます。 Logicool
のWebカメラの設置は、先に添付CD-ROMからドライバをインストールし、パソコンを「再起動」た後に、WebカメラのUSB端子をパソコンに接続します。 カメラを接続後、ドライバソフト「Logitech
QuickCam」の「QuickCapture」から、カメラの設定(ビデオ/オーディオ)・画素数の設定をします。カメラは単独での使用もできますが、Skype用に使うときは動きがスムーズに伝送されるように、その画素数は「320×240」ドットぐらいが適当です。
<Skypeのインストールとアカウントの作成> いよいよ、Skypeの導入です。まず、Skypeのソフトをネット上からダウンロード〜インストールして、Skype名を決めることから出発します。 @
Skypeのダウンロードとインストール Skypeのソフトは ここ
にあります。約20MBの大きな容量ですから、ダウンロードには少し時間がかかります。ダウンロードした「SkypeSetup.exe」をダブルクリックすれば、インストールが始まります。便利なセットアップウィザード(インストーラ)付きですから、メッセージに従って「ハイハイ」でインストールは簡単に終わってしまいます。 A
Skype名を決める Skypeの初回起動時には、下図のような「マイアカウントの作成」ウィンドウが現れます。赤の*印の項は必須入力です。「Skype名」は電話でいえば、電話番号に相当するものですから、分かりやすい名前にしましょう。設定したパスワードは、忘れないように記録を保存しておきましょう。

B
Skype開始ウィザード 「マイアカウントの作成」を終え、画面右下の「ログイン」を押すと、「Skype開始ウィザード」が始まります。Skypeの操作手順の説明がありますが、ピンと来ないところがあっても、斜めに読み飛ばしてOKです。後に確認や設定ができます。
<コンタクトリストの作成とプライバシー保護>
アカウントを決定後Skypeを起動して、「Skype名」と「パスワード」の入力を済ますと、下図のようなSkypeの通話画面(バージョン3.0)が現れます。

Skypeネットワークでは、すべてのユーザーはSkype名(電話番号に相当)によって識別されます。通話に先立ち、上図の「コンタクトを追加」ボタンから、通信相手をコンタクトリスト(電話帳に相当)に登録しておきます。あらかじめ通信相手のSkype名が分かっているとして、その登録手順はおよそ以下のようになります。

「コンタクトを追加」ボタンで現れる「コンタクトの追加」ウィンドウで、相手のSkype名を指定してSkypeのIDデータベースを「検索」します。指定した相手が見つかればそのSkype名を選択して、画面右下の「Skypeコンタクトを追加」ボタンを押します。暫定的にその相手がこちらのコンタクトリストに追加されます。同時に相手には、コンタクトへの追加の承認を求めるメッセージが送信され、ここで相手からOKが得られれば、正式にこちらのコンタクトリストに追加されます。
ただし、プライバシーに関して注意すべきことがあります。Skypeのデフォルト設定では、誰でも制限なくアクセスできるようになっています。Skypeでは、ユーザーを簡単にオンラインで検索できるので、プライバシー保護にはより注意が必要です。 具体的には、メニューの「ツール」〜「設定」〜「プライバシー」から、「通話を許可するユーザ]と「チャットを許可するユーザ]で、「コンタクトリストのユーザのみ」に設定しておくことを奨めます。
また、Skype通話画面の最下段左端の「▼」で、相手に通知されるオンライン状態を設定することができます。これらもプライバシー情報の一種なので、注意する必要があります。

<Skypeの使い方>
諸準備が整いSkype を起動すると、下左図のようなSkypeの通話画面(バージョン3.0)が、直ぐに使える状態で現れます。下図 は接続してテレビ電話をしている状態です。大きい枠内が相手の画像、小さい枠内がこちらの画像です。

Skypeによる通話やテレビ電話の操作は簡単です。コンタクトリストの名前を選択して、右の緑色の「通話」ボタンを押すだけです。通話がおかしいときは、コンタクトリストの「Skype通話音声テスト」で通話テストをしてください。 チャットをするには、空色の「チャット」ボタンを押します。ファイルを送信するには、灰色の「メニュー」ボタンから「ファイルの送信」をクリックします。 相手から電話があったときは、下段の大きな緑色の「通話」ボタンを押します。通話を終了するときは、下段の大きな赤色の「切断」ボタンを押します。
<SkypeによるWebカメラとマイクの設定> SkypeとWebカメラはそれぞれ独立した商品で、取説では互いに「知らんぷり」をしています。しかし、裏ではSkypeが互の関連付けを自動的にしてくれますのでご安心を!
(ただし、画素数の設定はカメラのドライバでします) おかしい?と思ったときは、Skype画面の 「ツール」メニュー 〜「設定」
〜「ビデオ」で、Webカメラの設定の確認ができます。「Skypeビデオを有効化」にチェックがあることを確認し、「Webカメラを選択」で使用中の機種を設定します。通話中は:「ビデオを自動的に開始」にもチェックをしておきます。 また、同じく設定画面の「オーディオデバイス」〜「オーディオ入力」で、使用中のマイクの確認や設定ができます。
(注)SkypeとWebカメラの取説 一般の商品はその取説を読めば、およその使い方は分かります。ところが、今回は様子が大いに異なりました。Webカメラは、Skypeなどのテレビ電話を意識して作られてはいますが、それらとは全く独立した商品です。ユーザーにとっては双方を一体として扱いますが、双方の説明書にはそれぞれ自分のことしか書いてありません。 Skypeの使用説明はネット上から探しますが、カメラと関連した説明はほとんど見当たりません。Webカメラの取説には、独自の写真やビデオの撮り方の説明だけしか書いてありません。あっちを読んだり、こっちを読んだり・・・、双方の関連や使い方の全体像が簡単には理解できず、少々腹立たしい経験をしてしまいました。
Skype画面の
「ツール」メニュー から、「設定」〜「ビデオ」の項目の存在を見つけたときは正直ホッとしました。
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