マルチメディア
WindowsXPを前提に説明してあります
| <ホームページの必要な部分のみ印刷する方法> ホームページの印刷したい部分をドラッグ(反転表示)して選択し、「ファイル」~「印刷」をクリック ~「印刷」ダイアログの「選択した部分」にチェック ~「印刷」ボタンを押します。 |
■ Windowsムービーメーカーの使い方 (2009年05月07日)近頃のビデオカメラは従来のミニテープ方式に代わって、ハードディスク方式、ミニDVD方式、SDカード方式など多彩な保存方式が提案され、パソコンでの動画編集を前提にしたものになってきました。デジカメも、かなり高度な動画が撮れるようになりました。今回は、Windowsで標準サポートしているビデオ編集ソフト「Windowsムービーメーカー」の使い方を学ぶことにします。このソフトはビデオ編集の基本的なことしかできませんが、初心者には却って使いやすいソフトになっています。 <Windowsムービーメーカーの概要> Windowsムービーメーカー(Windows Movie Maker)は、Microsoft社が開発したビデオ編集のためのソフトウェアです。視覚効果・テキスト・オーディオの追加などが可能で、市販の動画編集ソフトウェアと同様の目的で作られたソフトウェアです。 下図はWindowsムービーメーカーの編集画面の一例です。 ![]() 上図で上半分の左側を作業領域、中央をコレクション領域、右側をモニタといいます。編集操作は「メニュー」と「ボタン」列で行ないますが、作業領域の「ムービー作業」の項目をクリックして行なうこともできます。 コレクション領域は読み込んだファイルの置き場所です。ボタン列の「コレクション」ボタンを押すことで、上段左側をすべてコレクション領域にすることもできます。編集はモニタの下の操作ボタンで、映像を操作しながら進めます。 下半分に見えているのが「タイムライン」で、ビデオ・オーディオ・テキストなどの時間経過を示しています。タイムライン上部の「ストーリーボードの表示」ボタンを押すと、タイムラインが「ストーリーボード」表示に変わり、同時に上部のボタンも「タイムラインの表示」に変わります。ストーリーボードは、ビデオ切り替え効果の挿入のときなどに便利です。 ストーリーボードとタイムラインは、必要に応じて表示を切り替えて使います。 <動画ファイルの読み込み> ビデオ素材の取り込みは、ビデオカメラを IEEE 1394経由(DV接続)で取り込むことも可能ですが、ここでは既存のファイルを読み込むことにします。既存のファイルは、まずコレクション領域に読み込みます。 ファイルの読み込み操作は、「ファイル」メニュー ~「コレクションへの読み込み」から目的のビデオファイルを選択して読み込みます。「ムービー作業」の「ビデオの読み込み」から読み込んでもOKです。 Windowsムービーメーカーが 読み込むことのできるビデオファイルの拡張子は次のとおりです。 DVDビデオから直接読み込むことはできませんので注意してください。 .wmv、.wm、.asf、.avi、.m1v、.mp2、.mp2v、.mpe、.mpeg、.mpg、.mpv2 また、読み込むことのできるオーディオファイルの拡張子は次のとおりです。 .wma、.wav、.aif、.aifc、.aiff、.asf、.au、.mp2、.mp3、.mpa、.snd、 ちなみに、書き出すファイル形式はWMV形式、もしくはDVコーデックのAVI形式のみに限られています。 <映像のカット編集> ビデオを編集するには、コレクションにあるビデオクリップを、「タイムライン」の「ビデオ」のトラックにドラッグ&ドロップします。「クリップ」とは短い映像の一かたまりのことで、コレクションにある一つのコマが一つのクリップです。クリップが集まったものが「ムービー」になります。 編集途中で失敗したときは、「元に戻す」ボタンを利用してください。 ◇クリップの分割 「コレクション」または「タイムライン」で、分割したいクリップをクリックします。クリップの分割はクリップを「再生」して、分割したいところで「一時停止」します。次に「クリップ」メニュー ~「分割」をクリックをします。モニタの下右の「クリップを現在のフレームで2つのクリップに分割」ボタンをクリックしてもOKです。 ◇クリップの結合 「コレクション」または「タイムライン」で、結合したい連続したクリップをCtrlキーを押しながら選択します。次に「クリップ」メニュー ~「結合」をクリックします。結合は連続したクリップのみで可能です。新しいクリップの名前は、結合する最初のクリップのものになります。 ◇クリップのトリミング クリップの開始部分および終了部分を「タイムライン」でトリミングできます。「トリミング」とは、クリップの開始部分および終了部分の不要な映像を非表示にすることです。トリミングはクリップの不要な部分を非表示にしますが、映像データが削除されることはありません。 ![]() 上図で不要部分をトリミングするには、トリミングするクリップを選択し、開始あるいは終了トリミングハンドルでトリミングする部分までドラッグします。 <ビデオエフェクト・テキスト・オーディオの挿入> クリップの変わり目に効果(エフェクト、トランディションともいいます)を入れる、テロップ(テキスト)を入れる、BGM(オーディオ) を入れる、などその映像にふさわしい内容を挿入できます。 ◇エフェクト(切り替え効果)の挿入 クリップとクリップの間にビデオ切り替え効果を追加するには、「ツール」メニュー ~「ビデオ切り替え効果」をクリックし、ビデオ切り替え効果の一覧を表示します。ムービー作業で「ビデオ切り替え効果の表示」をクリックしてもOKです。 次に、任意のビデオ切り替え効果を選択し、「クリップ」メニュー ~「タイムラインに追加」または「ストーリーボードに追加」 をクリックします。選択した切り替え効果をタイムラインまたは ストーリーボードにドラッグして、2 つのクリップの間にドラッグ&ドロップしてもOKです。 切り替え効果の時間を長くするには、切り替え効果の開始部分を左方向にドラッグ、短くするには右方向にドラッグします。また、切り替え効果を削除するには、タイムラインの削除したい切り替え効果を選択し「Delete」ボタンを押します。 ◇テキスト(タイトルおよびクレジット)の挿入 クリップの途中、およびクリップの始めと終わりに、テキスト(タイトルおよびクレジット)を挿入することができます。「ツール」メニュー ~「タイトルおよびクレジット」 をクリックします。ムービー作業で「タイトルまたはクレジットの作成」をクリックしてもOKです。 「タイトルはどこに追加しますか?」ページで、タイトル(テキスト)を追加する場所に応じたリンクをクリックします。 ![]() 「タイムラインで選択したクリップにタイトルを追加する」は、動いている映像に直接テキストを入れます。他の項目は、映像のない背景にテキストを入れます。ムービーの最後のテキスト(ムービーの解説などを書く)をクレジットといいます。 テキストの入力は「タイトルのテキストを入力」ページでします。 「フォントと色を変更する」で、フォント、フォントサイズ、フォントの色、書式、背景色、透明度、タイトルの位置を調整できます。最後に「終了、タイトルをムービーに追加する] をクリックして、テキストの入力を終わります。 ◇オーディオの挿入 ビデオファイルの場合と同様に、「ファイル] メニュー ~「コレクションへの読み込み」から目的のミュージックを読み込みます。ムービー作業の「オーディオまたは音楽の読み込み」から読み込んでもOKです。ミュージッククリップがコレクションにインポートされます。 次に、「オーディオ/音楽」のトラックにミュージッククリップをドラッグ&ドロップします。 特定のビデオクリップに一致するように、オーディオクリップを左右に移動することができます。右に最後までスクロールすると、赤い二重の矢印が現れミュージックの最終であることを示します。ビデオに対して音楽が長すぎる場合は、クリップを左にドラッグして調整します。 また、「クリップ」メニュー ~「オーディオ」から、フェードイン・フェードアウト・ボリューム調整などをすることもできます。 <プロジェクトの保存とムービーの保存> 一般に動画の編集を始めるときに「新規プロジェク」「プロジェクを開く」、編集を終わるときに「プロジェクの保存」などの用語が出てきます。「プロジェクト」とは、動画のカット編集の情報、ビデオエフェクト・テキスト・オーディオ挿入の情報など、編集の経過情報のことをいいます。これらの編集過程の情報を「プロジェクファイル」として保存します。 プロジェクトファイルは映像や音声などのデータそのものは含まないため、ファイルサイズ自体は多くはありません。Windowsムービーメーカーで保存したプロジェクトファイルには、.mswmm という拡張子が付きます。 Windowsムービーメーカーでは どんな編集を行っても、元ファイルがなくなったり改変されることはありません。プロジェクトファイルに編集の経過情報を残すだけです。プロジェクトファイルを保存しておけば、後にこのファイルを開いて引き続き保存した時点からの編集を再開できます。 ただし、素材ファイルを移動したり、削除したりするとプロジェクトファイルが開けなくなりますので注意が必要です。動画の編集が終わりムービーが完成すれば、プロジェクトファイルは不要かもしれませんが、編集の途中ではプロジェクトファイルを保存しておくと安心です。 プロジェクトファイルを保存した後は、その編集の経過情報に従って結果をファイルに「書き出し」します。「ファイル」メニュー ~「ムービーファイルの保存」で、「ムービーの保存ウィザード」が立ち上がります。 ムービーの保存ウィザードの「次へ」ボタンを押して「ムービーの設定」画面で、通常は「コンピュータの最高の品質で再生(推奨)」にします。容量を小さくしてホームページにアップするときなどは、「詳細選択肢の表示」をクリックして「その他の設定」で、下図のように任意のビットレート(表示サイズ)に指定できます。 ![]() さらに、ムービーの保存ウィザードの「次へ」ボタンを押すと、指定した出力形式に再構築(再エンコード)しながらムービーを書き出し(保存)します。動画の再エンコードを「レンダリング」といい、その所要時間は映像実時間の2~5倍の時間を要します。レンダリングの間はイライラする待ち時間となり、かつレンダリングの度に映像は劣化します。レンダリングの回数はできるだけ少なくしましょう。 Windowsムービーメーカーでは、書き出すファイル形式はWMV形式、もしくはDVコーデックのAVI形式のみに限られています。DVD-Video(DVDビデオ)作成の機能(オーサリング機能)はありません。必要に応じて、別途オーサリングソフトをご用意ください。 |