ネットワーク

WindowsXPを前提に説明してあります


<ホームページの必要な部分のみ印刷する方法>
 ホームページの印刷したい部分をドラッグ(反転表示)して選択し、「ファイル」〜「印刷」をクリック 〜「印刷」ダイアログの「選択した部分」にチェック 〜「印刷」ボタンを押します。


■ 自宅LANのすすめ (2006年11月12日)

 最近は常時接続・ブロードバンド環境の普及に伴い、パソコンもLANアダプタを搭載(LAN端子がある)したものが標準となり、自宅LAN(家庭内LAN)も簡単にできるようになりました。そして、パソコンを2台以上持つ家庭も増え、インターネット環境を共有することは一般的な時代になってきています。
 今回は、このネット共有のみに終わらず、使って便利なWindows の共有機能についてもみていくことにします。以下の説明はWindowsXP の場合について記すことにします。

<自宅LANの構成>
 いきなりLAN(Local Area Network)とは? の説明をしてもピンときませんので、まず、最も簡単なLANの構成例を下図に示します。これは、パソコンのLANアダプタ(LAN端子)とHUB(ハブ)を、LANケーブルで接続しただけですが、既にLAN構成になっています。



 ここでHUB(ハブ)とは、LANの集線装置です。HUB はパソコン同士を接続したり、LAN端子の数を増やす機器で、家庭用のものはパソコンショップで 2,000円前後で売られています。また、LANアダプタを持たないパソコンは、その増設が必要です。
 このLAN はEthernet(イーサネット)といわれる構成のもので、一般の人にとっては、LAN= Ethernet と考えていいでしょう。 このLAN がルーター(LANの出入り口の中継器)を介して互いにつながり、大きなネットワークになります。さらに、WAN(Wide Area Network)を介して世界規模に広がったものが Internet(インターネット)です。
 
 さて、このシンプルなLANを、ブロードバンドルーターを介してインターネットに接続した構成が、私のおすすめする自宅LANです。では、このような自宅LANを作ると何ができるのでしょうか。主なものは次のような内容です。順次説明します。
 ・インターネット接続の共有
 ・フォルダ・ドライブの共有
 ・プリンタの共有

<インターネット接続の共有>
 ブロードバンド環境でインターネット接続している家庭の、私の推奨する自宅LANは、下記(ASDLの例)のようになります。



 上図でいう「ADSLモデム」は、ルーター(ブロードバンドルーター)機能を持つモデムとします。すなわち、「ルータータイプモデム(ADSLモデム内臓ルーター)」や、「ブリッジタイプモデム+ブロードバンドルーター(有線・無線)」であれば、インターネット接続された立派なLAN構成になっています。
 「ブリッジタイプモデム(単体)」では、1台のパソコンをLANケーブルで直接接続しても、LAN構成にはならないので注意が必要です。

 また、ルータータイプモデムでは LAN端子が1つの場合が多く、複数台のパソコンを接続するには、図のように別途HUBを介する必要があります。一方、ブロードバンドルーター(有線・無線)では、4端子ぐらいのHUB付きのものが多く、複数台のパソコンの接続が可能で、そのまま理想的な自宅LANになります。
 ここでインターネット接続設定をすれば、プロバイダの契約は1つでも、複数台のパソコンを独立してインターネットに接続できます。インターネット接続設定については、ここを参照してください。ルーターに内蔵のDHCPサーバが、パソコンのIPアドレス(プライベートアドレス)も自動的に設定してくれて、チャンとネット共有ができてしまいます。

<フォルダ・ドライブの共有>
 フォルダを共有すれば、その中にあるファイルの全てが共有となります。また、C: とかD: などのハードディスクドライブや、CD-ROM・DVD-RAMなどのドライブを丸ごと共有することも可能です。
 フォルダを共有するということは、あるパソコンの特定のフォルダを、他のパソコンに公開するということです。あるパソコンが「私のフォルダのファイルを使っていいですよ」と呼びかけ、他のパソコンが「そのフォルダのファイルを使わせてください」ということです。

 フォルダの共有(=ファイルの共有)ができれば、パソコン間のデータの移動やコピーは、ドラッグ&ドロップで簡単にできます。フォルダやドライブを共有するためには、次の2つの設定が必要です。
 @各パソコンに「コンピュータ名」と「ワークグループ名」を付けます。
 A共有したいフォルダやドライブに「共有設定」をします。

 @のコンピュータ名ワークグループ名(全て半角英数字)の設定は、コントロールパネルの「システム」〜 システムのプロパティの「コンピュータ名」タブ 〜「変更」ボタンから指定します。
 コンピュータ名は自身を識別できる任意の名前を付けます。同じ名前があってはなりません。ワークグループ名は、全てのパソコンに同じ名前(既定値のmshomeのままでもよい)を付けます。

 Aの共有設定の操作は、フォルダ共有を例に説明します。ドライブの場合でも同じです。 具体的な設定は、「マイコンピュータ」などから共有したいフォルダを右クリック 〜「共有とセキュリティ」サブメニュー 〜「ネットワーク上でこのフォルダを共有する」にチェック 〜 任意の「共有名」を設定 〜「OK」です。
 共有設定したフォルダは、下図の「iT研究所」フォルダのように、そのアイコンが手のひらに乗った形状に変わります。

 共有設定が終われば、他のパソコンからこの共有フォルダをアクセスすることができます。「マイネットワーク」アイコンから、そのタスクメニューで「ワークグループのコンピュータを表示する」をクリックすると、同じワークグループの中で電源がONになっているパソコンが一覧表示されます。
 そこで、アクセスしたいフォルダのあるパソコンをダブルクリックすると、下図のようなログイン画面が出ます。そのパソコンの「ユーザー名とパスワード」を入力すれば、目的の共有フォルダが表示されアクセス可能になります。



 なお、パソコンの「ユーザー名とパスワード」は、パソコン購入時の初回立ち上げ時に設定しています。忘れた場合には、コントロールパネルの「ユーザーアカウント」に登録されていますから確認、または、任意に変更することもできます。
(注)デスクトップに「マイネットワーク」アイコンがない場合は、コントロールパネルの「画面のプロパティ」〜「デスクトップ」タブ 〜「デスクトップのカスタマイズ」で、「マイネットワーク」にチェックして表示します。

<プリンタの共有>
 特定のパソコン(親機)に接続されたプリンタを共有すれば、他のパソコン(子機)からこのプリンタに出力することができます。それには親機の「スタート」メニュー 〜「プリンタとFAX」から、フォルダの共有と同様にして共有設定をします。
 子機から共有プリンタを使う設定は、この共有プリンタを自分のパソコンに登録するだけです。それにはワークグループを表示して、親機をダブルクリック 〜 表示された共有プリンタをダブルクリックで、子機からこのプリンタを使えるようになります。(親機はドライバーが必要ですが、子機は不要です)

 子機から実際に印刷するには、ネットワーク上のプリンタを指定するだけで、普通の印刷と全く同じ操作です。上図でプリンタ名は、「ネット上のコンピュータ名Yoshioに接続されたプリンタEPSON PM-G730」を指します。プリンタ名の先頭文字の「2つの¥マーク」は、プリンタがネット上にあることを意味します。当然ですが、そのとき親機の電源は、ONでなければなりません。

<我が家の自宅LAN>
 我が家も下図のような自宅LANにして、3台のパソコンライフを楽しんでいます。2台のパソコンは、WindowsXPとWindows2000で、WindowsXPにはプリンタと外付けハードディスクを接続しています。
 他の1台のパソコンは、OSがLinux(Fedora)の自宅サーバとして公開し、Apache(Webアプリケーション)とMovable Type(Blogアプリケーション)をインストールして、このホームページ「iT研究所」を運用しています。



 我が家のLANでは、上に述べたような一般的な利用法の他に、フォルダの共有を利用して、3台のパソコンの大事なデータを、1台の外付けハードディスクに 2〜3日おきにバックアップしています。