■ Outlook Express の改行のない本文 (2005年07月16日)
Outlook
Expressで作られた次のようなメールを貰うことがあります。いずれの場合もメール文が読みづらい上に、「返信」操作での「>」以降の文も扱いにくくなりがちです。 (1)妙なところで改行(1,2文字〜数文字の改行)されたメール (2)横方向に延々と続く改行のないメール
2004.9.1 WindowsXP Service Pack2 (SP2
)が発表され、これを境として今までOutlook Expressで発生していた現象(1)が、(2)へと変化しました。WindowsXP SP2 はOutlook
Express のバージョンでいえば、「6.00.2900.2180」
以降です。 上記現象は、メール文の改行の仕方によって起こるもので、Outlook
Expressの特徴を理解して操作すれば防げるものです。
<WindowsXP SP1以前>
一行38文字(半角76文字)を超えるメール文を「送信」すると、自動的に38文字(半角76文字)で「改行」されるように、Outlook Express はデフォルト(既定値)で設定されています。これが曲者です。 例えば、一行40文字(半角80文字)で改行したメール文を送信すると、自動的に38文字で改行され、さらに2文字目(元々改行がされている)でまた改行された文になります。
こうならないためには、38文字以内で改行すれば問題ありません。また、この38文字(半角76文字)を、思い切って50〜60文字(半角 100〜120
文字)ぐらいに設定して、40文字以下ぐらいで意識して「改行(Enter)」します。 その設定は、「Outlook
Express」初期画面の「ツール」〜「オプション」〜「送信」タブ 〜
メール送信形式の「テキスト形式の設定」と「HTML形式の設定」で、任意の文字数に設定します。
<WindowsXP SP2以降> WindowsXP
SP2以降では、送信のとき全角38文字(半角76文字)で自動改行されなくなれました。ですから、近頃は以前の逆で、延々と続く「改行」のない横に長い文章をもらうことが多くなりました。 以下
------ 内は、親友
Dendenさんからのメール文を引用させてもらいました。 -------------------------------------- この現象の説明がMicrosoft技術情報に載っています。私にはSP2のバグのように思えますが、Microsoftは「RFC2646
に対応したために発生します。・・・・仕様です」と主張しています。 仕様であれば、Outlook
Expressの「ツール」〜「オプション」〜「送信」の「テキスト形式の設定」や「HTML形式の設定」で、「送信時に自動的に文字列を76文字目で折り返す」という文章を削除すべきです。 この記述はそのまま残っています。それに、「解決のためにはレジストリをいじれ」とはとんでもない話です。(レジストリは絶対にいじらないでください。危険です!) ---------------------------------------
元々文字を書く専用ソフトである「エディタ」(メモ帳など)は、本来文の途中で意識して「改行」しなければ、いつまでも続く長い文章になります。メール文を書くときも、当然ある種のエディタが働いているわけです。そんなことで、Microsoft
も悩んでいるのでしょう。
現象(1),(2)を解決する方法は、この現象の意味を知って、適当な「改行を心がける」ことに尽きます。でも、何ともややこしい話です。 そんなアホな「Outlook
Express」とはお別れして、AL-Mail、Winbiff、Becky!
など別のメールソフトに乗り換えるのも手かもしれません。これらのメールソフトは、文字を書いている画面上で任意の文字数(前以て設定しておきます)で自動的に改行し、送信時には何も操作しません。
<見かけの改行> Outlook
Expressのメッセージ作成ウィンドウで、文章がウィンドウの右端までくると自動的に折り返されますが、これは見かけ上の改行で実際に改行(改行コードを挿入する)される訳ではありません。
特にウィンドウを小さくしてメッセージを作成しているときに、右端の自動折り返しをつい「改行」と勘違いしてしまいがちですから注意しましょう。意識して「改行」キーをたたいて、はじめて文章は改行されます。
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