■ ワンセグをパソコンで見よう (2007年08月01日)
巷では、携帯電話向けのワンセグ放送(以降、ワンセグと略称します)が注目を集めています。これをパソコンでも視聴できるようにしたものが「ワンセグチューナ」で、いま人気爆発のようです。 私も知人に奨められて、Buffalo社のワンセグチューナ「ちょいテレ」DH-ONE/U2P
(6,480円)を買ってしまいました。野球、サッカー、相撲などを小さい画面で斜めに覗きながら、別のアプリ操作をしています。パソコンが益々楽しくなりました。
<ワンセグチューナとアンテナ> これまでパソコンでテレビを見るには、チューナを内蔵した高価な「テレビパソコン」を購入して、屋外アンテナを同軸ケーブルで接続する必要がありました。ディスプレイ一杯の立派な映像になりますが、アンテナケーブルがあるため容易に移動はできません。
これに対してワンセグチューナは、下図のようにUSBメモリとほぼ同じ寸法・形状のチューナに、ロッドアンテナが付いた簡単なものです。ドライバーと視聴ソフトをインストールすれば、パソコンのUSB端子に挿入するだけですぐ使えます。移動も簡単です。

上図「ちょいテレ」DH-ONE/U2P
のロッドアンテナは、図の寸法の3倍程度に伸ばすことができます。また、アンテナ付ワンセグチューナ本体の他に、外付けアンテナなどが付属しています。(後で分かりましたが、付属品なしの機種も販売しています)

アンテナの受信感度が不足のときは、付属のUSB延長ケーブル(1.4m)付台座(上図左)を使ったり、より高感度の外付アンテナ(上図右、ケーブル長3m)をロッドアンテナと差し替えて使えます。 「ちょいテレ」DH-ONE/U2P
は受信感度の低い機種ですが、私の住んでいる大阪府枚方市は送信アンテナのある生駒山が近く、また家の近所はビルディングの全くない低層住宅街ですから、ロッドアンテナを縮めた状態でも感度充分です。 ただ、Buffalo、I-O
DATA、Logitech
などメーカー各社では、機種ごとの機能差は少ないので、受信感度での差別化競争になっています。一般のユーザーはいろんな受信環境があり、ユーザーの機種選択のポイントも受信感度ということになります。
<ワンセグを見る> 「ちょいテレ」には、ワンセグ視聴・録画ソフト「PCast TV for ワンセグ」が添付されています。
ワンセグの解像度は「320×180」ピクセルと小さいので、ディスプレイの端の方にでも「常に手前に表示」して、WORDやEXCELの操作をしながら、ときどき映像を覗くという用途に適しているように思います。

ワンセグウィンドウは
、標準サイズ(320×180ピクセル)の他、画面のダブルクリックで全画面表示も可能ですが、画像が粗くなるのは避けられません。文字放送に対応し字幕の表示が可能ですが、「字幕OFF」(上図の状態)にすると映像面積がその分大きくなります。
さらに、「プレイヤーOFF」にすると上図の下
1/3ぐらいが消えて、ほぼ映像だけの表示になります。 音量調節とチャンネル切り替えは、マウスでラクラク変更できます。
また、録画、再生も簡単です。録画に使用するHDD容量は1時間あたり約200MBと低容量ですから、HDD容量の少ないパソコンでも長時間の録画が可能です。
<ワンセグとは> ワンセグは2006年4月からスタートした携帯電話向けの地上デジタル放送です。当初は、受信できる地域は限られていましたが、現在では全国県庁所在地を中心に多くの地域で受信できるようになりました。
従来のアナログ放送は、映像が多重に映るゴーストなど、映像が乱れる原因が多くありました。地上デジタル放送はこうした問題点を解消、クリアな映像を実現しています。また、電波の強弱の変化に強く、電車内など移動中の視聴にも適しています。

この地上デジタル放送は、放送局ごとに割り当てられた1チャンネル(6MHz)の帯域を13セグメントに分割しています。そのうち、ハイビジョン放送(HDTV)は12セグメントを、通常画質のデジタル放送(SDTV)は4セグメントを使って放送します。
ワンセグ放送は、そのうちの1セグメントを利用していることから「ワンセグ」と呼ばれ、他の地上デジタル放送と同様、映像と同時にデータ放送も伝送できます。使用帯域が狭いため、QVGA(320×240ピクセル、実際には320×180ピクセルの映像の送出が多い)の低解像度の映像しか伝送できないが、その目的からすれば充分の解像度でしょう。
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