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歴史と伝統のある町ー京都の実態を学ぶには、多くの先人達が築かれてきたものを
初めてとして、今日まで継承されてきた経緯や現在の姿を知ることが肝要です。 | ||||
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● 講 師: 三輪 芳弘様(本田味噌本店・元専務) ● テーマ: 「味噌・京の白味噌のあれこれ....」 ● 日 時: 2012年5月14日(月) 14:00~16:30 ● 場 所: ラボール京都・第8会議室 ● 出席者数: 54名 |
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京都の正月の食卓には、白味噌のお雑煮が供されるのが定番ですが、
今回はその白味噌を作り続けて、約180年の歴史を持つ老舗の「本田味噌本店」の元専務・三輪 芳弘様を
講師にお招きして、「味噌・京の白味噌のあれこれ....」と題して、ご講演を頂きました。 講演の冒頭から、三輪様の「味噌」に対する、並々ならぬ情熱・思い入れ・愛着がひしひしと 伝わってきました。OHPを使って、世界の主食(米・麦)と調味料の関係から始まり、 醸造三品―酒(酢)、醤油、味噌に触れられ、「味噌は世界に誇れる調味料」であると、 確信を持って力説されました。 日本の味噌の歴史は、飛鳥時代(7世紀頃)に遡り、中国の「醤」や「豉」が、 朝鮮半島から伝わり、当時から高級品であり、平安時代は、貴族や僧侶が食し、 鎌倉時代は禅宗寺院で作られるようになり、味噌汁として食べ始められ、「一汁一菜」のスタイルが生まれ、室町時代 には、広く一般に普及し、自家製造が始まる。この頃から公家の発想から「白みそ」が生まれ、 茶懐石に使われる。戦国時代は、兵糧として重視され、味噌作りが奨励されました。そして 江戸時代に入り、料理、特産物に合わせた味噌作りが行われ、江戸後期には、現在に近い 製造法が確立されました。 味噌の分類(米味噌・麦味噌・豆味噌)や味や色による分類と主要産地(銘柄)の関係からは、 如何に日本全国で隈なく製造されていて、日本の食事に欠かせない調味料であることを、 改めて認識しました。 都の食文化と「西京白味噌」(当初は登録商標であったが、現在は一般名称として流通)の 深い関係についても触れられ、本田味噌本店の創業時からの歴史にも言及され、1984年 に、新しい流通に対応する為に、(株)西京味噌を設立し、1996年には近代的な綾部工場 「丹波醸房」を竣工され、品質第一の実践とたゆまぬ研究開発の実態を紹介されました。 最後に、「伝統は革新によって保たれ、革新は伝統によって生かされる」という言葉で以って、 締めくくられました。 質疑応答では、「手前味噌」とか「味噌も糞も一緒に」とかの語源はどこからかなどの、 ユーモアのある質問にも気軽にお答え頂きました。 終了後、「総会」を開いて、藤川会長からは初年度の総括と二年度の今後の会の進め方について、 森岡会計から初年度の会計報告があり、全員に承認されました。 |
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