浮世絵版画彫り続けて 大山まさひこ さん

松愛会会報  2007年9月 掲載


夢中人
東京・首都圏







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 江戸っ子で歯切れの良い大山さん。目黒のお宅を訪ねて書斎・工房で作品を拝見いたしました。御茶ノ水博士かアインシタインの様に髪は真っ白でお元気そのもの。夢の実現が達成されたような作品群に飽き足らず貪欲な創作意欲は止まる所を知らず次々に新作にチャレンジしている姿はまぶしく輝いていました。

 IT技術が芸術の世界へ挑むきっかけには長い歴史がありました。さかのぼる事20年数前、工業用テレビの開発に従事していた頃交通信号自動制御システムや海洋牧場等の活用提案等は全て書類で行われていた時代。官庁・公団訪問時、通産省で後の大分県平松知事と顔見知りだった事がこの趣味のキッカケになったとは。

 科技庁の衛星による海洋測量システムで海外調査、農水省プロジェクトの海洋牧場で適地を探して日本を回る。偶然国東半島が候補となり大分県庁に提案訪問。なんと平松知事に再会し大山さんの提案手法は知事室のテレビを借用Basicで作った電子紙芝居を上演。これが大好評で予算獲得したとか。カラーコピーもパワーポイントも無い時代。さすが松下の技術屋の具骨頂が発揮された場面。

 時は流れ本年、月刊誌「新電気」(オーム社)には大山さんのカラーページが新設され「数式絵」提唱者として堂々毎月掲載に。1月号は赤富士以下回転する直線群・ワイングラス・脚線美・モンサンミシエルが掲載済み。以降毎月締切りとの戦いが続く。マウスを動かすと不思議な絵が描けるよと子供達にもパソコンスクールで教えたり多忙です。

 毎秋開催の有楽町駅前交通会館での蔵前絵画展ではスイス訪問時の感激マッターホルンなどA1版にパソコンプリント展示。悩みは大型デスプレーが欲しい・・・と。パソコンから直接大型プラズマに。更に動画にしょうと夢は続く。気力とやる気充実の数式絵教祖様です。

(記事・写真提供 小石川 功)