SDGsとレイチェル・カーソン

SDGsとレイチェル・カーソン

SDGs 17の目標

SDGs 17の目標

 最近よくSDGsという言葉を耳にします。最初に思い浮かべるのは、ある早世の女性です。「沈黙の春」で環境問題に警鐘を鳴らし、同時に「センス・オブ・ワンダー」で姪の息子ロジャー少年に「生命への畏敬と豊かな感性」を説いたレイチェル・カーソンが亡くなったのは1964年、半世紀以上前のことです。

 SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、2015年9月の国連サミットで採択された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴールと169のターゲットでできています。持続可能、開発、定量性、相互関連、多様性、などがキーワードです。さらに、計画を進めていくために必要なことは、レイチェル・カーソンが大切にした「感性」ではないでしょうか。

 多様な視点で社会全体にかかわる課題を見つけ、解決するための実行計画を、具体的な日程、数値目標にブレークダウンし、さらに結果をフォローアップするという取り組みです。いわば多様な個々を活かしつつ、持続的な全体最適に結び付けた開発計画です。品質管理のTQCを思い起こしました。

 先日「SDGs音楽特番 未来は僕らの歌の中」という番組がありました。SDGsを未来の子供たちからのメッセージと認識し、若いアーティストはその返事を、豊かな感性の音楽で表現していました。枚方市でもSDGsに取り組んでいるようですが、もはや中高生が主役です。2030年の社会はこうした若年層が創り出していきます。私も、邪魔をしないようにして参加協力したいと思いました。

 SDGsのポスター・ロゴ・アイコンおよびガイドラインはここからご覧いただけます。

写真はクリックで拡大できます。

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以上

2021/03/29 HP作成:石田

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