
弓の名人・裕国と名鷹鬼界丸
昔話の内容は、市発行の記念誌や刊行物(注:文末に参考資料を記載)を参考にして作成致しました。今回は「弓の名人・裕国と名鷹鬼界丸(すけくにとめいようきかいまる)」という話を紹介します。
いまから1100年あまり前(貞観年中・859~877)惟喬親王(844~897)が渚院に来て交野ヶ原で鷹狩りをされました。その時、金剛山から鉄の爪を持ったキジが飛んできて、農作物を荒らしまわりました。お百姓達はこれを捕えようとして、たくさんの鷹を放ちましたが、悪いキジは強くて手のつけようがありません。
ちょうどその時、九州日向国(宮崎県)から鬼界丸という名鷹を奉ったので、光重という鷹匠がこれを使って放ちました。
鷹は鉄の爪を持ったキジに向かって一目散に襲いかかりましたが、岩船にある高い松の梢に足の皮が引っかかってしまいました。これを見た惟喬親王をはじめ従う人々は、あれよあれよと叫ぶばかりでした。
そのとき、警備の武士の中に摂津神崎の住人、里見弥兵衛尉裕国(さとみやへえのしょうすけくに)という一世に誉れ高い弓の名人がいて、鬼界丸を助けようと申し出ました。たくさんの人々が手に汗を握って見つめる中、見事に鷹の足の皮を射切りました。鷹は自由に飛ぶことができ、悪いキジに向かって襲いかかり退治しました。親王はたいへん喜び、即座に装束と鷹一羽を裕国に褒美として与え、里見姓を改めて清水姓を下しおきました。
その後、裕国はますます親王に忠勤に励みましたので、この地に領地を賜り、清水家は子々孫々栄えました。
この話に基づき、以下はCopilot(Microsoftが提供するAIアシスタント)とやり取りをしながら、それぞれの場面のイラストを作成し、劇画風にストーリーを仕上げました。
従って全てオリジナルのイラストです。(一部はイラストACより引用)クリックで拡大し、順に送ってご覧下さい。
- 昔ばなしの始まり
- 惟喬親王と鷹
- 鉄の爪を持つ悪いキジ
- 松の枝にひかかった鬼界丸
- 登場!!里見弥兵衛尉裕国
- 鬼界丸の足下を射切る裕国
- 元の鬼界丸に戻りキジを退治
- 親王から褒美を頂く裕国
以上
【参考資料】
ひらかた昔ばなし(総集編)企画編集・監修:枚方市伝承文化保存懇話会記録冊子編集刊行委員会
枚方市史 第Ⅱ巻
2026年4月 HP作成:坂本 徳行
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枚方南支部の宮川です。