能登の被災地でコーヒーを提供してきました

能登の被災地でコーヒーを提供してきました

11班 山田良治

 5月2日から4日までの3日間、石川県輪島市を訪れ、被災された地域の皆さんにコーヒーを提供してきました。

 私たち「SPRINGひらかた珈琲倶楽部」は、枚方市のボランティアセンターに登録している団体です。同じく登録団体であり、能登の被災地支援を続けているAINE WORKSの活動理念に共感し、その取り組みを応援しています。

 今回は、令和6年能登半島地震の被災地で、住民の皆さんとの交流を通じて復興を支援するイベントに参加しました。

5月2日(1日目)

 早朝、珈琲倶楽部の男女5名でレンタカーに乗り、枚方市を出発しました。京滋バイパスの渋滞で少し予定が遅れましたが、昼過ぎには金沢市に到着しました。金沢市内では、地震の影響はほとんど感じられませんでした。

 その後、のと里山海道を北上し、宿泊地の輪島市へ向かいました。輪島市に近づくにつれて、道路の凹凸や傾いた電柱など、地震の爪痕が目立つようになりました。

 夕方に到着した輪島市中心部では、隆起した道路や折れたコンクリート製の電柱、傾いたままの家屋が多く残っており、被害の大きさを実感しました。

 この日は「ゲストハウスうめのや」に宿泊しました。6人部屋のドミトリー形式で、カーテンで仕切られたベッドが並ぶ様子に、昔の社員寮を思い出しました。館内はきれいに改装されていましたが、食事と入浴は別施設となっており、徒歩10分ほどの施設を利用しました。

5月3日(2日目)

 早朝に海岸を散歩しました。岸壁では復旧工事が続いており、工期は来年3月末までの予定とのことでした。道路もまだ大きくうねったままで、元の風景に戻るまでには相当な時間がかかることを感じました。

 宿から目的地の町野町へ向かう途中には、国指定の名勝「白米千枚田」があります。その周辺でも各所で法面工事が行われており、交互通行の道路が続きました。

 1時間以上かけて到着した町野町は、元日の地震に加え、9月の豪雨でも大きな被害を受けた地域です。今回の現地窓口となった「もとやスーパー」では、洪水の際に店舗内へ川の水が流れ込み、水位は約1.8メートルに達したそうです。

 枚方市から参加したメンバーと町野町の皆さんとともに高台に上がり、のどかな田園風景の中に残る震災と水害の跡を見ました。この様子は、HAB北陸朝日放送の夕方のニュースでも紹介されました。
<HAB北陸朝日放送のニュース記事(YouTube北陸朝日放送公式チャネル)>

 その後、輪島市町野多目的集会施設に場所を移し、アメリカンタコスと本格ドリップコーヒーを提供しました。また、文化交流プログラムとして、福島はじめさんのライブも行われ、住民の皆さんとの交流が深まりました。

 2日目の宿泊先は、輪島市門前町にある古民家を改装した「ゲストハウス黒島」で、こちらもドミトリー形式の宿でした。

5月4日(3日目)

 朝、「ゲストハウス黒島」から約1時間半かけて町野町へ戻り、前日に続いてドリップコーヒーを提供しました。この日は、災害FM「まちのラジオ」で案内していただいたこともあり、多くの住民の方々にお越しいただきました。

 午後からは、七尾市中島町の仮設住宅を訪問し、枚方市の支援者の皆さんから寄せられた母の日のプレゼントをお届けしました。お母さん方へ一軒ずつ声をかけながら、合計300個のプレゼントを手渡しました。

 「ありがとうございます」
 「昔よく大阪へ行っていたので、関西弁が懐かしいです」

そんな温かい言葉をいただき、短い会話の中にも心の交流を感じました。

 夕方に能登を出発し、枚方市へ戻りました。到着は深夜となり、充実した長い一日となりました。

活動を終えて

 SPRINGひらかた珈琲倶楽部は、枚方市を拠点とするボランティア団体です。今回は、コーヒーの提供を通じて、地域や団体の枠を越えた多くの方々との交流ができました。

 被災地では、今もなお復旧・復興への取り組みが続いています。今回の活動を通して、コーヒー一杯が人と人をつなぎ、心を和らげる力を持っていることを改めて実感しました。

 今後も、このような支援活動を視野に入れながら、地域に寄り添う活動を続けていきたいと思います。

以上

記事・写真:山田 良治
HP作成:宮元

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