Enjoy Shoai 永野 壽一さん

ながの としかず

2021.2.1

出口3丁目在住 5班

俳句の創作と奈良県の観光ガイドボランティア活動!

◇ 奈良県高取町生れ

昭和48年に松下電器に入社し、平成21年定年退職までの間、回転機・本社人事部・ビデオ岡山・松下電池(エナジー社)におきまして、人事・総務の仕事を担当してきました。その間、様々な経験をいたしましたが、ほぼそれぞれの事業部内での経験でした。

定年後も、松愛会行事への参加(不十分ではありますが)、電池会(電池OB会)の幹事など会社OB活動が多く、この他に何か違った活動をしたいと考えていた折、故郷の奈良県高取町で観光ボランティアガイドをやってみないかと誘いがありました。

◇ 奈良県観光ボランティアで充実人生

ふるさとは大和朝廷からの古い歴史があり、また、江戸時代には高取藩の城下町でした。高取城は日本百名城で三大山城の一つに数えられ、山の上の大きな石垣は城マニアにとっては大変魅力的な城址になっています。春や秋のシーズンには観光客も多く、ボランティアガイドをすることにしました。しかし、ガイドのための勉強が必要で、大和朝廷時代の古墳や江戸時代の高取藩の歴史などを勉強し、観光客にも説明できるまでになってきました。

案内するお客様は奈良県外の方が多く、ガイドをしながらもいろいろと面白い会話をすることが出来ます。先日は、東京からの観光客で視覚障害1級の方(補助者付き添い)を山城に案内しました(コロナ問題前の昨年末)。山道の往復で心配しましたが、付き添いの方の補助で安全に山道を歩いていただきました。話をお聞きすると、ハンディがあるにもかかわらず、積極的に全国を回られており、話も面白くガイドをしながらも楽しい一日になりました。

◇ 俳句創作の楽しみ人生

このほか、故郷のお寺の檀家役員や地域活動など、今まで経験したことのないことを楽しんでいます。

また、定年後の趣味として、松愛会俳句会と電池会俳句会の合同句会に入っています。自然や行事、故郷の奈良等を題材にして五・七・五の俳句を詠んでいます。
 コロナで自粛中に昔読んだ本を取り出した日々を詠んだ句「清張を読み返す日々梅雨の雷」(「松愛」527号の文芸欄に掲載)や故郷奈良を詠んだ句「奈良墨の香の立ち上がる吉書かな」等まだまだ初級の段階ですが、継続は力なりと毎月15句くらいを句会に出して続けています。

ボランティアガイドも俳句も定年後に始めたものですが、生活の幅を広げるものとなっています。

 

◆ Enjoy Shoai担当より一言

永野さんが、松愛会会報の松愛文芸欄に毎月のように選ばれている「俳句」を読ませていただき、Enjoy Shoaiにご投稿をお願いしました。

ボランティア活動やお母様の介護でお時間のない中、投稿いただき感謝しています。出身地へのご貢献、頭が下がります。

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