Enjoy Shoai 篠崎 望 さん

 しのざき のぞむ

2021.6.29

伊加賀西町在住 9班

出会いを大切に!

◇出身地は愛媛県松山市

私の出身地は、愛媛県松山市です。生まれは1941年、朝鮮のピョンヤンの近くだったそうです。父親が朝鮮の支店に勤務していたためです。私が4歳の時、終戦により母親が私と1歳の妹を連れて、着の身着のままで引き上げてきたようです。
 母親の苦労は大変なものだったと思いますが、私の記憶は全くありません。子供時代から高校まで、松山市で過ごしました。

松山市は気候温暖で住みやすい街で、祖父に道後温泉によく連れて行ってもらったのが懐かしい思い出です。
 1964年、松下電器に入社しました。この年は新幹線開通、東京オリンピック開催など、まさに日本の高度成長のスタートの年でもありました。

◇会社生活はモータ関連の技術業務

配属は変圧器事業部でしたが、わずか1年足らずで、組織改変に伴い、電機事業本部(門真市駅前)に移動し、モータ関連の開発設計業務を担当しました。その後、事業部の合併に伴い、大東市に移動し、同じ技術業務を担当しましたが、商品移管のため、ナショナルマイクロモータ(米子市)に出向しました。

2年半の米子市で単身赴任を経験した後、大東市へ戻って、モータ技術研究所で定年を迎えました。定年後ほぼ10年間、松下技術情報サービス(OBP、IMPビル)で、週3日ほどのペースで、特許の外国出願業務を担当しました。この10年間は、モータ関係者以外の多くの方と交流ができ、良い経験になりました。

◇定年後は家内と二人で旅行を楽しみに

定年後は、上記特許関係の仕事の合間を縫って、毎年3回くらいのペースで、海外旅行を楽しみました。夏場は、地中海の島のビーチリゾートに2週間ほどゆったり滞在する形で、航空機とホテルだけ予約して個人旅行で行きました。
 例えば、ロードス島、クレタ島、サントリーニ島、ミコノス島(以上、ギリシャ)、シチリア島(イタリア)、マヨルカ島(スペイン)、マルタ島、キプロス島などを訪れました。

夏場の地中海は、雲一つない晴天が続き、ビーチでの海水浴や遺跡見学などを楽しみました。
 それ以外の季節は、北アフリカ(モロッコ、チュニジア、エジプト)やヨーロッパ諸国、アジア諸国などを訪れました。
 自由になる時間がたっぷりあって、体力的にもまだまだ元気な60代に、家内と二人で、多くの国々を巡って、その文化に触れ、現地の人との交流など、貴重な経験ができました。

◇習い事で出会いを拡大

松愛会の関係は後述しますが、枚方市の生きがい創造学園の講座をよく利用しました。この学園は、枚方市が高齢者の生きがいを増進のため、毎年20講座ほどを開設しているものです。1年間でこの学園の講座を卒業した後、OB会の形で同じ講師にお願いして、「俳句の会(名称:六花)」と「奥の細道~平家物語を読む(名称:沙羅の会)」は、もう5年以上続いています。

また、NHK文化センター守口教室の講座で、「楽しいオカリナ」と「京の隠れ社寺と癒しの散歩道」は、もう10年以上続けています。これらの習い事や講座は、上達することは二の次として、新しい出会いを大切に、毎日の生活に彩を添えるように、自分の体力と気力が続く限り頑張ろうと思っています。また、これが自分の頭脳の活性化にも役立つだろうと思っています。

◇松愛会とのかかわり

退職して松愛会入会後は、社会見学会や春と秋のレクリエーション(バス旅行)は、いつも楽しみにして参加しています。枚方南支部の同好会も、くらわん会、料理教室は、しばらく参加しましたし、茶道同好会は、設立当初より現在も続けておりますが、お点前が覚えられなくて悪戦苦闘の連続です。
 また、2010年新春懇親会の時に、同じテーブルに座った9班の参加者にて、飲み会をやろうかという話が持ち上がりました。

その後、年4回のペースでほぼ10年(43回)、続いています。(会の名称)伊加賀OB会、(会長)山口南海夫さん、(事務局)葛城善樹さん、(毎回の幹事)持ち回り、(メンバー)当初7名➞現在11名にて、松愛会や地域の話題を中心に懇親を深めています。コロナ禍により、この1年余り中止の連続ですが、何とか近い内に開催に漕ぎ着け、久し振りの懇親を深めたいものと思っております。

 

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