枚方の愛称道路 第18回『とうかえでの道』

第18回『とうかえでの道』

2005年 6月14日取材

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とうかえでの道(上島町⇒養父西町・養父元町⇒養父東町⇒西招提町⇒招提北町・招提元町⇒招提中町3)

 旧国道1号線の上島交差点から、国道1号線の招提交差点をつなぎ、京阪牧野駅横にぬける旧道のバイパスとして作られた道が「とうかえでの道」と呼ばれ、その名の通り街路樹にとうかえでが採用されている。中国が原産の唐楓の木は、一見するとプラタナスに似ているが、よく葉を見ると三つに分かれた楓の葉で、秋には真っ赤に紅葉する。

  旧国道1号線の牧野北町バス停から右折して、すぐに京阪線を潜ると養父西町・養父元町にでる。養父東町の交差点横に枚方でも古い第三中学があり、続いて牧野高校がある。

  西招提町まで来ると関西記念病院があり、その向かいに広がる田んぼの中に新設の佐藤病院、老人保健施設「美杉」などが出来ている。関西記念病院(医療法人亀廣記念医学会)は、心の病に対応してくれる枚方市では貴重な医療施設の一つである。

  また佐藤病院(医療法人 美杉会)は、養父西町の佐藤医院から、この場所に展開した120床の病床を持つ総合病院で、隣の社会福祉法人 美郷会が経営する特別養護老人ホーム「美郷」も、関連法人のもので平成15年に完成し90室の療養ができる。

 出屋敷南から樟葉に抜ける府道18号線を越えると、道路は大きく右にカーブして招提中町三丁目の辺りで、牧野駅からくる旧道と合流する。この辺りにはたくさんのため池が点在しその中でも新大池は、国道1号線に出る角にある大きな農業用のため池で、近くの山田池とともに渡り鳥の冬場の越冬地になっている。

 とうかえでの道は国道1号線の招提交差点で終わる。この道は新旧の1号線をつなぐ数少ない貴重な道路となっている。

<リポーター:岸本・田宮・鬼頭・中西・梅原・金箱・冨田 HP作成:冨田 WP編集:徳田>

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