自己散髪 七つ道具 【自由投稿】

宮川 雅春【15班】2022.3.1

 

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中国「長江下り」旅行をしていた時のことです。船旅ですので観光地に着くまでは景色が変わらず「退屈時間」となり、思いついたのは船中で「散髪をやってみよう」でした。

当時、自らの散髪は自分自身で行う事を習慣化していた頃です。自身で散髪する事は100名強の技術部の中では、部長と直属課長と同課の同僚の4人まで確認しており、この貴重な人材群から脱落してはいけないと頑張っていた頃です。

自身で散髪を始めたのは、近くの散髪から帰る度に、妻から「3千円も出して下手くそな散髪屋!!」と批判しか聞けなく、それは散髪屋を変えても同じでした。要は、費用対効果の効果が低い事への不満でした。

街の床屋さんへ行くと当時3千3百円。流れ作業の床屋でも1千円は必要。長江下りの床屋料金が750(日本円換算)円でした。それまでも自らの散髪をやっていましたが、「国内散髪代750円以下になるまで床屋には行かない」を決めました。

過去35年間に行った床屋は1軒だけ。スーパーの中に有った流れ作業床屋です。息子の結婚式前日に、自身の散髪の出来がどうにも気に入らなくて買い物ついでにフラッーと入った時だけです。残念ながら「満足できない仕上がりでした!? ・・・・・が。」

私の自己散髪の七つ道具は、ハサミ・スキバサミ・電動髭剃り・ヘアブラシ・髭剃り・同左フォーム・新聞紙(髪回収用)です。

===鏡の前でチョキチョキ===
三面鏡の前ですが、洗面台に髪の毛が落ちる様に屈んで、左手で髪の長さを手探りながら長いなと思った部分を狙い定めてハサミを入れます。頭を起こして髪の毛の様子を見ながら調整します。この時、鏡には反対で映る事で脳トレには持って来いだと考えて取組みます。勿論ハサミで耳を切らない集中力も養えます。髪が服に付かない様に作業する事で、更に集中力が磨けます。

===新聞紙を敷き、上向きに寝転がってチョキチョキ===
鏡の前と同様ですが、髪が下に落ちて衣服に付かない事を主眼に取組みます。新聞紙を敷いて頭がその中心部にくるなる様に寝転がり、首・頭を持ち上げた常態で左手で髪の長短を探ります。長そうな髪をハサミが入りやすい様に摘みハサミを入れます。髪スキはただただ当てずっぽうでハサミを入れます。裾を揃えるのは左手で首筋に添うように切込みます。その間、首・頭は持ち上げたままなので首の筋力アップ訓練となります。勿論切り損じが無い様に 一心に集中する事で集中力増強は間違いなし。

鏡の前と寝そべって散髪の時、電動髭剃りで裾そろえをする事は電動髭剃りの本来の使い方で有り、割愛します。

===風呂でゾリゾリ===
電動でない髭剃りを使うのは風呂。髭剃りフォームを付けて、左手をガイドにして裾そろえしながら剃っていきます。とにかく、ガイドにした左手を信じ切って刃を入れていくしか有りません。意外と旨く(自己満足ですが)いき、出来栄えもそこそこですと思っています。自分ではしっかり見えませんので、、、、。

===作業の段取り===
各々の作業は同日に行う事はまず有りません。全く別の日に作業するのが通例です。これは、大きくしくじった事を想定して、そのミスが目立たない様にする為です。「2~3週間たってやっとすっきりした常態が訪れる。」散髪です。

先述の現役時代3人がどういった作業をしているのかは、しっかり聞いていませんが、「スキ剃刀」を使っていると話している方がいました。強者と思います。

鏡の前での「左右逆作業」はいまだ克服出来ず。これらの作業が老化防止のために役立つものと信じて温かくなった昨日、3ヵ月ぶりにチョキチョキしました。

家計にやさしく、老化防止効果も有ると思っている「自身散髪」を是非皆様にもやっていただきたく投稿させていただきました。

三月→さんがつ→さんかつ→さんはつ→さんぱつ→散 髪 おそまつ! 

 

 

 

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