2015年度 春レク『桜満開の湖北・長浜巡り』

開催日 2015年4月8日(火)

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◆ 枚方から長浜へ

 今年度最初の支部行事「春のレクリェーション」は、琵琶湖北随一の日本さくら名所「豊公園」を有する長浜城と、隣接の「黒壁スクエア」「ヤンマーミュージアム」巡りに、71名の参加者で実施。定刻8時にラポール枚方前を出発。

 「交野北IC」から第二京阪に入り、京滋バイパス経由で名神高速に入り、名神「草津SA」で最初の休憩。名神「米原IC」から北陸自動車道へ入り、「長浜IC」を出て長浜市へ入る。順調に最初の目的地「黒壁スクエア」へ到着、自由見学となる。

◆ 黒壁スクエア散策と昼食

 長浜市は琵琶湖の北東に位置し、豊臣秀吉の長浜城を築いた所ではあるが、特にこれといった観光スポットもなく、商店街も郊外に大型店の進出が相次ぎ、衰退しかけていたという。それに危機感を持った市民や商店関係者は、何とか商店街を再生したいと長浜城の復興(1983年)を契機に「まちづくり会議」を結成。
 中心商店街を活性化する事業として「歴史・文化・国際性」のテーマに合うものを追求し、ヨーロッパのガラスに着目、長浜と「ガラス」の縁はなかったが、大企業には真似できない様なもの、来街者増を図れるインパクトのあるものという視点で模索。ガラスのマーケットは日本ではまだ少なく、将来性があるということでアートガラスの製造・販売を事業化することに決定。

 「黒壁銀行」の愛称で親しまれてきた旧第百三十銀行(1899年竣工)の取り壊しの危機に際し、1989年7月「黒壁ガラス館」を開館。辺りは「黒壁スクエア」と呼ばれ、伝統的建造物群を生かした観光スポットに変身、「黒壁ガラス館」は一番人気。見所は沢山あるが「黒壁ガラス館」以外は殆ど有料、時間の関係もあり入場はできなかったが、各々の特徴のある街並みを楽しむことはできた。お楽しみの昼食は、少し市街地から外れた「グランパレー京岩」という場所で瀟洒な外観が目を引く。バスツアーではドライブインの大食堂等での昼食が多いものであるが、今回は結婚式披露宴の様な立派な宴会場で、地産地消の「びわ御膳」に舌鼓を打つ。

◆ 長浜城(長浜城歴史博物館)見学

 秀吉の出世城として知られる長浜城は、1615年(元和元年)湖北支配の役割を彦根城に譲って使命を終わったとされる。
 現在の長浜城は1983年に再興され、外観は初期天守の様式を残したが(完全な再現ではなく)その名も「長浜城歴史博物館」と改められた。長浜城周辺は日本桜名所百選「豊(ほう)公園」で知られている。

 桜散らしの雨が続き心配されたが、何と満開のソメイヨシノを中心とした約800本の桜が我々を迎えてくれた。入城前に城を背景に記念写真を撮影。城内では刀剣・甲冑・絵巻物等の歴史的展示物を楽しみながら、展望台へ上がり、桜の海に感激。幸い青空も見えてきて、西を見れば琵琶湖の先に比良山地を展望でき、東を見れば微かに残雪輝く伊吹山一帯を望むこともできた。


◆ ヤンマーミュージアム見学

 ヤンマー株式会社が創業100周年記念事業の一環として2013年3月に創業者「山岡孫吉」の生誕地である長浜市に建設した企業ミュージアムで、本日午前中に設立2年目にして来館20万人を達成したという。エントランスには1957年にドイツから寄贈されたディーゼルエンジンが、シンボルとして展示されている。

 館内には各種製品が分かり易く展示されている。屋上は自然環境や足湯を楽しめるテラスになっていて、琵琶湖固有の動植物を観察でき、自然のままに成長するビオトープで、一企業のショールームとは趣を異にしている。

◆ 帰阪

 15時過ぎに枚方に向かって出発。丁度、お昼寝タイムでもありガイドも暫しお休み。所で旅行の楽しみの1つはお土産。土産の種類が多いという「多賀SA」で休憩、滋賀の名産品を沢山取り揃え、更に試食品も多く、商売上手で財布はついつい緩みがち。皆さんお土産袋を沢山抱えてバスへ。

 帰路の高速道路は比較的順調、国道1号線に入ってからやや混むが、予定の18時には枚方郵便局横に無事到着。天候にも恵まれ今回も楽しい旅行が実現。支部世話役各位に深甚の謝意を表したい。

<写真:吉川、櫻田、永井、中溝、中村、レポータ:吉川、葛城 HP作成:吉川 WP編集:吉川>

 

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