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水墨画で描く淡路島 2(淡路地区・川﨑正晴)


(編集者:記)
兵庫西支部淡路地区の川﨑様の作品 第2弾です。
第1弾の投稿は こちら をご覧ください。
(作者ご自身からの紹介文 および 作品①~⑩が掲載されています)


⑪『廃工場』
瓦産業の不況。トタン造りの工場が 潮風に晒され赤錆びて点在している。
淡路島の産業の一翼を担ったとは言え今の姿に愁えを感じる。


⑫『白浪の海岸』
この海岸は冬場強い西風で、白波が絶えない場所である。粘土質の岸壁を洗い 陽光に照らされて白波の輝きが一層眩しく感じる場所でもある。


⑬『明神岬の古木』
淡路島西浦・明神岬の岩間から突き出た枯木を描きました。
厳しい冬の西風、塩風に何年も耐え今は朽ち果てようとしている枯木。岩間に根を張り立つ姿に感動した作品です。


⑭『鳴門の渦潮』
『鳴門の渦潮』と『大鳴門橋』は雄大な景観をつくりだす。渦の中心に流れ込む潮流の激しさと轟音が一層感動を生む。世界最大の渦潮を描き上げた。


⑮『鳴門海峡大橋』
淡路島を望む鳴門大橋の眼下の海岸に波に洗われて散在する厳武岩の姿を見ることが出来る。その景観が大橋を引き立てている。


⑯『夕日の棚田』
瀬戸の夕日に照らされ映える淡路石田の棚田模様。


⑰『流木の姿態』
冬場西風で海が荒れ、流木が海岸に打ち上がることがある。この流木の姿がスケート選手の姿(イナバウアー)に重なって見えた。


⑱『爛漫の山里』
淡路島広田地区の山間には桜の古木が多くある。早春の候奥深い山里は一面満開の桜花に覆われる。


⑲『海 荒れる』
淡路島西浦の冬の海上の荒れる様を描きました。荒れ狂う波と岩に打ち寄せ泡立つ波しぶきの強さから 冬の厳しさを表現した作品です。


⑳『窓に蔦』
空き部屋の窓に蔦が絡む家が目立つ。蔦の成長力には生命力の強さを感じる。


(編集者記)
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以上

コメント

  • コメント (2)

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    • 森田 誠二
    • 2023年 5月 20日

    『白浪の海岸』 陽光が岸壁の岩肌や白波を照らす景色が見事に表現されていて素晴らしいですね。
    画の中に入り込んで、その場に立って景色を眺めている感覚になり、波の音が聞こえてきそうです。
    暫し画の中の海岸に佇んで遊ばせてもらいました。
    『廃工場』も現場の物悲しい雰囲気が伝わってきます。
    白と黒の色彩でカラー画以上に情感が伝わってくることに驚かされました。
    素晴らしい作品をご紹介いただき、ありがとうございます。

      • 川﨑正晴
      • 2023年 5月 21日

      コメントありがとうございます。拙い私の作品を作成の意図通り感じて頂き感動しており、今後の作品づくりの励みになります。写真でこのように感じて頂けるなら 額に納めた作品なら森田さんは また違った多くの思いを持たれるものと思います。森田さんにお会いできる日を楽しみにしております。

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