No.11 門真出身の総理大臣 幣原喜重郎(しではらきじゅうろう) (上)

地元の話 No.11

 私が就職した頃、門真から通勤していることを知った先輩から 「総理大臣が出た所やな」といわれました。その時は特に気にも 留めなかったのですが、 後に偉大な人物が門真出身であり、大阪 から出た唯一の総理大臣幣原喜重郎で あることを知りました。
今回は2回に分けてその幣原首相の概要 をご紹介いたします。
幣原は、大正デモクラシーの花開く1920年~1930年代 に彼の理想とする国際協調外交に情熱を傾けた外交官でした。 語学も堪能で、英国紳士を体現し英米外交官の絶大なる信頼を 得ていました。
1924年(大正13年)加藤高明内閣の外務大臣をはじめと し、その後4代の内閣で外務大臣を務
め、世界各国に幣原外交は 尊敬されていました。
米国TIME誌の表紙を飾るほどです。 (日本人として38人中4人目の掲載です。幸之助創業者は31人目 に掲載されました。)しかし協調外交は国内では、軍部から「軟弱外交」と非難され 軍拡自主路線の「田中外交」と対立。1931年関東軍の独走で 勃発した満州事変を収捨できず、幣原外交は終焉します、これは 文民外交の終焉を意味します。
その後は軍部が独走、日本は破滅へと突き進んでいきました。

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