道成寺(和歌山県日高川町)

  • 和歌山県最古の寺、天音山道成寺は大宝元年(701年)に創建されました。
  • 安珍清姫の悲恋物語は有名です。平安時代の女性ストーカーの物語。
  • 絵解き説法も有り、講話は秀逸。皇族方も聞かれています。最後に『妻宝極楽』の教えがあります。
    講話の時、和尚さんがご婦人に「追っかけた人?」と聞くと全員声揃え「そんな追っかける殿方はいない!」
    男性に聞くと「わしは、女性に追っかけられた!」必ず毎回数人はいます。
  • 『安珍清姫物語』寺の創建から230年経った、延長6年(928年)の物語。
  • 熊野参拝の途中、一夜の宿を求めた奥州白河の眉目秀麗の修行僧・安珍は、真砂庄司の娘・清姫に一目惚れされます。
    清姫の情熱を断りきれない安珍は、熊野からの帰りに再び立ち寄ることを約束しました。清姫は懸想し、恋の炎を燃やします。
    安珍は仏に仕える身、そのまま立ち寄らず去ります。清姫は裏切られたと知るや安珍を追い、途中で大蛇となって日高川を渡ります。
    最後には道成寺の鐘の中に逃げた安珍を焼き殺すという物語です。(和歌山・石山)

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清姫ゆかりの地
清姫の草履塚は、御坊市名田町にあります。清姫はここにある松の木に登り、安珍が日高川を渡っているのを見て激怒。
草履を脱ぎすてて、裸足になって必死に安珍を追います。大蛇に変身、日高川を泳いで渡るのです。
清姫の里は、田辺市中辺路町にあります。

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