🔳 鳥越城(とりごえじょう)は、石川県白山市にあった日本の城(山城)。大日川を挟んだ対岸に位置する二曲城(ふとげじょう)とともに国の史跡に指定されています。
案内のガイドさん(80歳)のお話
「加賀の一向一揆で、長享2年(1488年)頃から天正8年(1580年)にかけての百年間は、室町幕府の守護大名による支配を排除した後、織田信長配下の柴田勝家によって最後の砦の鳥越城が落城するまで、門徒たちによる「百姓の持ちたる国(共和国)」だった。鳥越では三百人が磔や斬首で処刑されて凄惨を極めた。小さい頃はまだあちこちで骨が出て気持ちの良い場所ではなかった。時の政権に次々に敵対し、遂には滅ぼされた経緯からすれば、以前は今のように地元の城を(誇らしく)見学してもらう雰囲気ではなかった。」
- 鳥越城跡 枡形門の石垣は能登地震で崩れたまま
- 鳥越城ジオラマ
- 鳥越城跡 中の丸門
- 鳥越城跡本丸 本丸門は能登地震で壊れて撤去済み
- 鳥越城跡本丸
🔳 二曲城(ふとげじょう)は、鳥越城の附(つけたり)として国の史跡に指定されています。
- 二曲城(ふとげじょう)登り口
- スターターピストルの銃声で熊避け
- 二曲城(ふとげじょう)
- 二曲城(ふとげじょう)
🔳周辺観光
・手取峡谷 綿ヶ滝
- 綿ヶ滝
- 手取峡谷
- 手取峡谷
・“石山の 石より白し 秋の風” 奥の細道、芭蕉の句でも有名な那谷寺(なたでら)
- 山門 那谷寺
- 参道横 那谷寺
- 大悲閣拝殿 那谷寺
- 石山の 石より白し 秋の風 芭蕉
投稿:奈良西ホームページ担当 鷲見裕司
























鳥越城は標高312m、本丸からの眺めが大変良く印象に残っています。2009年登城