グラン・エンジニア

ペンネーム:栗と椅子と独活

「グラントリノ」という映画をご存知でしょうか?
クリント・イーストウッド監督・主演の映画で、年老いた気難しい元軍人の男が、近隣に引っ越してきたアジア系移民の家族と交流することで、価値観の変化が生じるという映画です。
アメリカの闇の描写のようなところもありますが、主演のクリント・イーストウッドが年老いてもなお強くてカッコイイのです。

 70歳までもう少しの自分もまだ仕事をしていますが、強くはなくとも信頼される存在でありたいと思うもののイーストウッドとは程遠い現状に苦笑いの毎日です。
老眼は当然ですが、最近はタイピングのキー操作がずれて誤変換が多発。悪いことに思い込みが強いので誤入力にも気づかず、間違ったままの書類発行もしばしば。
 また近年、電子検印化が進み、スタンプリレーは楽になったように見えますが、申請の手順を把握しきれず、折角承認まで貰っても添付ファイル名の誤記により一から再申請となったという例もあります。
サポートしてくれる事務担当さんにとっては、あたかもITの要介護状態かと思います。

 それでも経験で学んだことなどをもとに若手に助言をしたりするのですが、このように尊敬に至らない状況ではうまく伝わるのかも疑問です。
定年後も仕事をされている方も多いと思いますが、松愛会の寄り合いなどで日頃の鬱憤を共有し、ストレスを紛らわせることができればと思います。

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