9月度のフォトウォーク例会で素敵な光景に出会えました。 ペンネーム:薩摩のニセドン
◆浮御堂近くのお寺での出来事
今回は14名の参加でした。浮御堂前で記念撮影してから撮影会開始。300円の拝観料をはるかに上回るほどシャッターを切りまくりました(笑)
その後もベストショットを求めてシャッター三昧の町内散策。歴史の長さを感じさせる静かな佇まいに心が癒されました。
ほどなく歩いていると、幼児たちのにぎやかな声が聞こえてきます。立派な門構えのお寺内に幼稚園があるみたいです。興味津々、メンバーみんなが吸い寄せられるように境内に足を踏み入れました。
何と本堂の中で大勢の幼児たちが楽しそうに何かをしています。ふと階段下に目をやると、脱いだ靴が写真のように見事に揃えられているではありませんか。メンバー全員がこれを見て、豊かな気持ちになったと目を細めていました。
境内は掃除が行き届き、中心には立派な枝ぶりの松の木が鎮座していました。街並みの美しさと雰囲気は、ここに暮らしている人々の人間性そのものが表れているのだろうと、ただただ感心させられました。

◆思い出した『躾の三原則』
幼い子の躾は簡単なようで難しいものです。その難しい躾を簡単にできる方法を教えてくれる書物があります。昔の師範学校で教鞭をとられた故 森信三先生の講話録『修身教授録』です。
その中に躾の三原則の一節があります。
その1:あいさつができる子にする
その2:「はい」という返事のできる子にする
その3:履物をきちんと揃える子にする
この三つをいつでもできるようになると、その子は間違いなく立派な人に育つというのです。
この三つを躾ける方法はただ一つ! 大人がこの三つをやり続けるだけとのこと。子供は大人の仕草を真似して成長するからだそうです。
この躾が通用するのは九つ(ここのつ)まで。つ抜けしたら手間がかかるそうです。
お孫ちゃんのいる方、だまされたと思って試してみては如何でしょう。




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