『 私の住むまち 野洲 』

 滋賀県野洲市は2004年(平成16年)10月1日野洲郡中主町・野洲町が合併して発足する。
1. 御上神社と兵主大社
① 御上神社(国宝・重要文化財)

 御上神社は滋賀県野洲市三上にある神社で「近江富士」の別名もある三上山(標高432m)の山麓に鎮座し、
三上山を御神体山として祀る神社です。境内には国宝の本殿のほか、拝殿、桜門、摂社若宮神社殿(いずれも国の重要文化財)を初めとする社殿が残っています。

*コロナ禍以前は、毎年1月1日に野洲市主催の「三上山初登山大会」が開催され、御上神社境内に午前4時集合し、その後三上山に登ってご来光を見る行事がありました。
②兵主大社
 旧中主町のほぼ中央にある神社で平成30年には建立1300年を迎える歴史ある神社です。奈良時代初めの創建という県下でも有数の古社です。
約3万4000平方メートルという広大な境内の入り口に朱塗りの楼門が建っています。楼門をくぐると楓の老樹に包まれた玉砂利の参道が100mほど続き、その奥に拝殿と本殿が建っており、また社殿の南の池を中心とした美しい兵主大社園庭は国の名勝に指定されています。

*コロナ禍以前は、毎年恒例の兵主祭(5月5日御輿・太鼓渡御)が盛大に行われていました。
2.野洲川の利用
 野洲川は滋賀県南東部を流れる一級河川です。
鈴鹿山脈の御在所岳に源を発してほぼ北西に流れて、守山で琵琶湖注いでいます。延長65.25㎞、古来たびたび水害に悩まされてきました。1951年(昭和26年)に土山町(現在、甲賀市土山町)に野洲川ダムが完成しましたが、その後も水害は多発し1986年湖岸約5㎞の北流と南流の天井川を廃してその中間に人工的平地河川を作る事業が完成しました。
①石部頭首工
 野洲川の両岸に沿って広がる守山市、栗東市、野洲市の約1,400haの水田に水を取り入れるための施設でゴムで造ったゲートが特徴です。

②野洲川河川公園
    河川公園はグランドゴルフ場、野球場、テニスコート、トラック競技場があります。 
 

 *野洲川河川公園ではコロナ禍以前は野洲川桜花音楽祭、野洲花火大会、マラソン大会等開催されていました。
 *野洲川沿いには他に野洲川歴史公園、私立埋蔵文化財センター、ビックレイク(サッカー場)等があります。
3.国道8号線バイパス工事
 現在の国道8号線の慢性的な渋滞解消のため昭和57年に事業化され平成12年に都市計画として決定された全長4.7㎞の4車線道路です。
本線は信号の無い区間の道路として整備され、野洲~栗東間をわずか5分程度で通行する事ができ、名神高速道路、栗東インターの利用も便利になります。令和7年秋開通予定です。

 野洲市側は部分的な工事が進められています。栗東市側も栗東インター入口付近を含め工事が進められています。8号線バイパス整備により渋滞が解消され野洲ー栗東間、わずか5分程度で通行する事が出来ます。周辺道路の交通安全の確保、済生会病院への緊急医療の搬送の確保、大規模災害時の緊急輸送の確保など安心・安全・快適な町づくりが進められています。

  2021年12月 野洲市在住  岡田 崇さん

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