第19回健康ウォーキング

第19回健康ウォーキング 活動報告

1)日時:令和5年 2月28日(木)
天気:快晴、 気温:16℃
2)コース 高松市内をあちこち立ち寄りながら歩きました
  歩行距離:約6km、 所要時間:約3時間30分 
3)参加者 12名(途中からの参加者も含む)
4)概要  
 1月に開催予定でしたが、最強寒波襲来等により今日の活動となりました。
 9時30分にJR高松駅に集合して歩行を開始しました。快晴の中、周囲の建物をみながら快調に歩が進み予定より少し早く目的地:弘憲寺に着きました。
 この寺は、高松城を築き、丸亀城を改築した生駒家の菩提寺となっており、本堂の横にには初代藩主:生駒親正のお墓もありました。
 再び歩行を始め、弘憲寺から凡そ10分で香川大学に着きました。ここで仲間も加わり、まず博物館前で集合写真を撮っていただきました。香川大学博物館では、『マルチクリエーター和田邦坊展』が開かれており、多くの作品が展示されており、多才さに感動しました。そして、香川県庁知事応接室に掲げられているのと同じ図柄の絵『讃岐の松』も展示されており、あたかも知事応接室に入ったように感じました。この松の絵は、県庁の建設に合わせ、和田邦坊が栗林公園に立てこもり書き上げたとのことです。強い生命力を感じる絵でした。
 しばらく鑑賞した後、構内を通り次に向かいました。廊下には、多くの賞状が掲示されており、若い学生達の息吹が感じられました。少し汗ばむくらいの陽気の中、博物館から約15分で香川用水記念館に着きました。
 ここではまずパナソニック製のプロジェクターで『香川用水』の映像を見させていただきました。そして、館内に展示されている物品やパネルを見学しました。高知県にある早明浦ダムに貯められた水は、吉野川にある池田ダムに流れ、そこから約8Kmのトンネルを通って香川用水に導かれ、西の三豊市から東かがわ市まで香川県のほぼ全域に、飲料水、農業用水そして工業用水として供給されていることを知りました。『友情の水』、高知県徳島県そして愛媛県のみなさんに感謝、感謝です。
 香川用水を学んだ後、再び歩行を始めました。5分も歩くと中野天満宮に着きました。この天満宮は珍しい造りをしており、1階が駐車場、本殿は2階に建てられていました。お詣りした後、歩行を再開しました。
 やがて目に大きな建物が飛び込んできました。香川県庁東館、そしてより高い本館です。東館は、丹下健三氏設計で『日本のモダニズム建築』を代表する建物とのことで、令和4年2月に、国の重要文化財の指定を受けました。東館をバックに集合写真を撮り、丹下研究室設計が設計した南庭を通り、県庁内に入りました。建屋内に入るや否や受付の職員から冊子、パンフレットが各人に配られました。
 しばらく入口近くのベンチ座り休憩です。背中の大きな陶板壁画が心を癒してくれます。この陶板壁画は四方に設置されており、香川県出身の洋画家:猪熊弦一郎の作品とのです。東館建築時のコンセプトは、『県民に開かれた空間に!』とのことですが、十分に思いが伝わりました。
 しばらく1階で楽しんだ後、新本館の21階にある展望室に向かいました。エレベーターを下りると一気に視界が開け、青い海、そして真っ青な空が舞い込んできました。デジカメやスマホのカシャ、カシャ音があちこちから聞こえてきました。ここでは東西南北の景色を存分に楽しみことができました。
 県庁を出て次に向かったのですが、少し早めに歩いたこともあり、近くの漆芸研究所にも立ち寄りました。ここでは、消灯されていた展示室の照明をつけていただき、ゆっくり鑑賞させていただきました。
 漆芸研究所から5分で高松中央公園に到着。ここには昭和57年まで野球場があり、その痕跡を訪ねました。公園の中央付近にはホームベースが埋められていました。また、選手そして監督として活躍した水原氏、三原氏の銅像も設置されていました。暫し懐かしい話で楽しみ、今日の健康ウォーキングを終えました。お疲れ様でした。
 途中の立ち寄り先では多くの冊子、パンフレットをいただきました。県をより詳しく知る機会になると思います。
 また、県ではふるさと切手として、『和田邦坊』、『香川県庁』が最近発行されました。今日のウォーキングで一度にそのふたつを見ることができました。非常に幸運だったと思われます。
記事:河合 一広、  写真提供:河合 一広

写真をクリックすると拡大表示(表示後、左右の<>をクリックするとスライド表示)

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP