園芸クラブ 2019年第4回勉強会報告

第4回勉強会
 日  時: 令和元年6月25日(火)
 場  所: 茅ケ崎市老人福祉センター
 出席者: 11名(登録会員14名)

内 容
1) 体を悪くされた暫く休会される方1名、入院手当1名、急な用事の方1名と3名の方が欠席。
2) 本挿し芽の為の挿し穂の育成をしている鉢を持って来て頂き、その生育状態について、講師の方の指導 を受けるのが今回の勉強会の課題だった。講師の方は、見本として、中長、中中、中短、短の4種類のよく伸びた持って来られた(写真参照)
 他7名の方が1鉢~2鉢持って来られて、講師の指導を受けた。その内容は:
・肥料不足で元気ない。
  (2週間後とでなく、10日毎位に大匙2杯の乾燥肥料の施肥が必要のようだ)
肥料を施すとき鉢の内側を掘って、其処へ施肥する。その時竹櫛等で培養土を突いて、空気を培養土の中 へ入れてやる事が必要。
 ・水遣り不足が目立つ 枝葉の伸びが悪い。根腐れを気にして、水遣りを控えめにして来たが、この時期は毎日100cc以上の水が必要のよう。
・ピンチが不適切で、枝が分かれて伸びていないものもあり。ピンチの必要性理解して欲しい。
・枝が分かれて、一節程度伸び出したら、下の葉を切り取る。養分を伸ばすべき枝葉にのみに回してやる。3)  挿し芽が近づいたら、(1週間位前から)水は控えめにし、3日前からは水を断つ。
    挿し穂部分の枝を固くしてやるため。 
4)  挿し穂は6cm、挿し方は、予備挿し芽と同じに行う。
5) 挿し芽の管理も予備挿し芽と同じ。
   1週間位は水を全く与えなくても大丈夫のはず。
   挿し穂の状態をよく観察し、水遣りを適切に管理する事。
6) 挿し芽の日程はテキスト通り:
  中短;7月5日、 中中;7月8日、 中長;7月10日
7) 挿し穂の伸びが遅いものは、挿し芽をほぼ1週間遅らせ 、直接5号鉢へ定植する。その日程は:
 種類  挿し芽日程 5号鉢定植日程
 中短  7月13日  8月2日
 中中  7月18日  8月7日
 中長  7月20日  8月9日
8) ポット上げの準備
  ・講師が提供したジフィーポットは上部直径が6cm、高さが6cm、必要な高さは5cmなので、
    1cm切り取り、総高5cmにする。
 ・培養土は講師から頂いた。この培養土は講師が作ったもの。(下の写真に示す)
   下の写真で示す3枚の篩を使う。昨年の古株が植わった培養土を鉢から取り出し、培養土を天日で十分
   に乾燥させ、その後次のようにふるい分けする。
     ①大目の篩で、ゴロ土を除き、
     ②中目の篩で中粒赤玉土程度の塊を除き、
     ③残ったものを小目の篩で粉分を取り除く。この残りが培養土になるが、
     ④其処へ挿し芽用土を10%混ぜる。)
9) ポット上げの手順や方法は次回に説明、実習で学ぶ
10)次回は7月18日(木) 場所は茅ケ崎市老人福祉センター。 
  ・講師が、5月21日鉢上げした時、皆さんにお渡しした苗と色違いの発根した苗を渡す。
  (その苗の名札は既に皆さんにお渡ししている。その名札を持って来来ること。)
  ・希望者はその場でポット上げの実習をするので、既にお渡ししているポットを5cmに高さ調整をした
     ものと25日に渡した培養土を持ってくる事。総高10cmのゲージも持ってくる事。
 ・苗を持って帰る方は水苔、レジ袋 も、忘れずに持ってくる事。
 ・講師から肥料、鶏糞、苦土石灰も提供される。レジ袋を余分に。
 ・ポット上げ後の管理もその時、説明する。

 写真で見る作業手順  写真をクリックすると拡大写真が見られます。

 

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