2019年度・令和2年2月24日「春の健康セミナー」

2020年「春の健康セミナー」
#人生100年時代を歩きぬく 正しい歩き方と筋肉貯金#
■2月24日(月)藤沢市民会館第二展示集会ホールにおいて会員と奥様の24名が参加し、
 2019年「春,秋の健康セミナー」でお馴染みの杉浦伸郎講師を迎え「健康クイズ」と
 「人生100年時代を歩きぬく正しい歩き方と筋肉貯金」を実施しました。
 今回は特に「歩く」ということに焦点を絞り、その意義と効果をクイズや講義・実技を
 通して楽しく学んでもらいました。
■「健康クイズはこの2年間健康セミナーをはじめ色々なイベントで行ってきたフレイル対策を取り上げました。
 フレイルは加齢とともに心身の活力が低下し、虚弱になり、生活機能が障害される状態をいい、
 健康(自立状態)と要支援・要介護状態の中間に位置します。
 平均寿命と健康寿命との差(男性:9歳,女性:12歳)は要支援・要介護に相当します。
 フレイル予防の3本柱は「運動」「食事」「社会参加」です。特に食事で大事なことは、
 筋肉の維持に必要なタンパク質(肉:魚=1:1,牛乳及び乳製品)の摂取です。
 社会参加は、趣味やボランティア等の活動をするなどして、人や地域とかかわりを持ち続けることです。
 松愛会の活動はフレイル予防に大変効果的ですのでぜひ積極的に参加してください。

■メインテーマ「正しい歩き方と筋肉貯金」では杉浦講師から加齢による身体活動量の低下で
 メタボ(内臓脂肪症候群),ロコモ(運動器症候群)→フレイル(虚弱),サルコペニア(筋肉減少症)→
 サルコペニア肥満【サルコペニア…転倒・骨折・寝たきり,肥満…糖尿病・高血圧・心疾患】➡要支援・要介護
 へと確実に進行していくという少し怖い講話がありました。
 しかし、適度な運動の習慣化が健康増進のくすりになるという話では、ウォーキングで大切なのは歩数
 のみならずその中身で、正しいフォームでの速歩(しっかり歩き)が一定レベル含まれているかどうかが重要であり、
 万病の予防ラインは「1日8000歩、その中に速歩き20分」でした。
 また、効き目のある運動(ウォーキング,筋トレ)にする3つのポイントとして
 ①前を見る ②肩を下げる ③お腹を凹ます(ドローイン)を強調されました。
■実技ではイスを使った家の中でも手軽にできる脚の筋トレやストレッチ(必ず呼吸しながら実施すること)、
 さらに効き目のある速歩の正しい姿勢を一人一人チェックし採点をしてもらいました。
 最後に筋肉組織の半分は1~2ヶ月の短期間で入れ替わるため筋トレ効果は早く出るので、
 継続の重要性を強調されました。
 (記事、写真:山口支部役員、西原支部役員)

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