2025年 6月 1日
日本人の平均寿命は男性:82歳、女性:87歳とのことですが、健康寿命との差は7~10年あるそうです。人生最後の7~10年は心身が不自由な状態での生活があるわけです。特に、認知症は本人や家族への 影響が大であり、日常から認知機能低下を食い止める心がけが大切になります。認知症の症状前触れとして、同じことを言う、怒りっぽくなる、人の話を聞かない、昔のことは覚えているが最近のことは覚えていなし等々ですが、支部大会でも紹介をしましたが、認知機能低下を食い止める12のポイントを紹介します。
① 身体活動・・・日頃から歩く、体を動かす
② 認知トレーニング・・・最近では病院に「物忘れ外来」があるそうです
③ 糖尿病の管理・・・最近では遺伝や体質が大きな要因だそうです
④ 禁 煙・・・最近は喫煙者が大幅に減少、私も20年前に禁煙しました
⑤ 社会活動・・・社会や人との繋がりを持つ、積極的に今日用と今日行く
⑥ 脂質異常症の管理・・・生活習慣病の治療
⑦ 栄養バランスの取れた食事・・・好き嫌いなく、肉・魚・野菜を食する
⑧ 体重管理・・・大きな増減は要注意
⑨ うつ病への対応・・・結果を求めないでマイページでストレスをなくす
⑩ 高血圧の管理・・・健康のバロメーター、生活習慣病の要治療
⑪ 難聴の管理・・・聞こえ辛いは人の話を聞かない要因か
⑫ 飲酒の減量又は中断・・・酒は百薬の長でもある
特にポイントで大切なのは、世の中と人との関わりを持ち、孤独にならないこと。現役時代は結果を求めるが、これからは競争しない、限界まで頑張らない、目的地を決めない等々、無理にゴールを目指すのではなく、途中下車も必要です。個々のペースで「ぼちぼち生きる」ことでストレスのない生活することが重要です。 そして、仕事や旅行やボランティア活動等々、なんでも良いので「元気に、明るく、楽しく、前向きに」をモットーに、新たな事へもチャレンジしてゆきましょう。健康への秘訣です。
パナソニック松愛会 首都圏支部
支部長 正岡 三陽







