2025 年1月 11 日(土) 13:00~14:30 場 所:今城塚公民館 テーマ: [e-Tax を活用した確定申告書の作成方法] 参加者:16名 講 師: 河出 修 |
[確定申告書を書面で提出する場合]
1.国税庁ホームページを表示する。 <https://www.nta.go.jp/>
2.「確定申告」を押す。: ★「確定申告書等作成コーナー」を押す。
★支払者の選択:公的年金等の支払者は厚生労働省ですか? →「はい」「いいえ」
★支払金額と源泉徴収税額の入力
A.支払金額(円) B.源泉徴収税額(円)
★社会保険料の額の入力
C.社会保険料の額(円)
★支払者の入力
D.支払者の所在地 E.支払者の名称
★「複数の区分に支払金額が記載されている」にチェックすると、区分ごとに入力できる。
所得税法203条の3第1号・第4号適用分 A1.支払金額(円) B1.源泉徴収税額(円)
所得税法203条の3第2号・第5号適用分 A2.支払金額(円) B2.源泉徴収税額(円)
所得税法203条の3第2号・第5号適用分 A3.支払金額(円) B3.源泉徴収税額(円)
所得税法203条の3第3号・第6号適用分 A4.支払金額(円) B4.源泉徴収税額(円)
所得税法203条の3第7号適用分 A5.支払金額(円) B5.源泉徴収税額(円)
★公的年金等「厚生労働省以外」は「続けてもう1件入力する」ボタンを押し、金額、支払者を
入力する。
★計算結果:雑所得金額(公的年金等)が表示される。→「閉じる」→「次へ」
5.還付方法等の入力
★還付金の受取方法 → ●金融機関名等 ●本支店名等 ●預金種類 ●口座番号
6.財産債務調書、住民税等に関する事項
★財産債務調書の作成→●財産債務調書の提出要件の確認
★住民税に関する事項の選択・入力
●16歳未満の扶養親族がいる場合
●退職所得のある配偶者・親族等がいる場合
●別居の配偶者・親族がいる場合
●所得税で確定申告不要制度を選択した非上場株式の少額配当等がある場合
7.基本情報の入力
●氏名・電話番号の入力 ●住所の入力 ●その他の項目の入力
8.マイナンバーの入力
●1人目 ●2人目
9.申告書等の印刷
★補完記入
●以下のリンクを開いて氏名や納税地などの記載方法を確認し、必要に応じて手書きで
補完記入してください。
●申告書第一表 ●申告書第二表
★添付書類の準備
●以下の添付書類を準備してください。
●本人確認書類
●一般の生命保険料の支払額などの証明書(旧生命保険料に係る1契約9千円以下のものを除く。)
●以下の書類については、確定申告書への添付が不要になりました。
▲公的年金等の源泉徴収票
★申告書等・添付書類の提出
●受付期間:令和7年2月17日(月)から令和7年3月17日(月)
ただし、還付申告書は令和7年1月から提出可能です。
★お知らせ
●税務職員を装った「振り込め詐欺」などにご注意ください。
★確定申告書
[e-Taxを利用する場合の準備]
A.電子証明書の取得
B.スマホ:「マイナポータル」アプリをインストールする。
(スマホでマイナンバーカードを読める場合は、C,Dは不要)
C.ICカードリーダライタの購入
D.ソフトウェアのインストール・設定 (ICカードリーダライタのドライバのインストール)
1.税務署への提出方法の選択
★提出方法に関する質問
●マイナンバーカードをお持ちですか。→「はい」
●マイナンバーカード読み取りに対応したスマートフォン又はICカードリーダライタを
お持ちですか。→「はい」
★認証方法の選択
★作成する申告書等の選択
●「令和6年分の申告書等の作成」 → 「所得税」
2.マイナポータル連携の選択
●「連携しないで申告書等を作成する」を選択する。 → ●「次へ進む」を押す。
3.事前準備
●マイナンバーカードの読み取りにスマートフォンを使う場合は、
スマートフォンにマイナポータルアプリをインストールする必要がある。
(iPhoneとAndroidではスマホアプリが違うので注意が必要)
●「利用規約に同意して次へ」を押す。
4.QRコード認証
●マイナポータルアプリでQRコードを読み取ります
▲スマートフォンでマイナポータルアプリを起動
▲アプリ内の画面下部の「読取り」をタップ
▲ パソコン画面に表示されているQRコードを読み取る
★スマホの「マイナポータル」を起動し、「読み取り」をクリックして上図の
「QRコード」を読み取る。
「利用者証明用電子証明書」のパスワード(数字4桁)をスマホに入力し「次へ」ボタンを押す。
「マイナンバーカード」を読み取る。(マイナンバーカードをスマホ裏面に近づけ、
読み取れる位置に移動させる)
「認証完了」が表示されたら「次へ」を押す。「検索完了」が表示されたら「OK」を押す。
★「e-Tax等への登録情報は次のとおりです」が表示される。
内容を確認し間違いがあれば訂正する。間違いがなければ、「次へ進む」を押す。
★「確定申告書作成コーナー」に戻る。「次へ進む」を押す。→ 4-1.へ続く。
4-1.「申告書の作成を始める前に」→「質問」に答えて「次へ進む」を押す。
★「質問」に「回答」し、「次へ進む」ボタンを押す。
5.確定申告書の入力
★本人情報の確認→「生年月日」を入力→「申告する所得の選択」
●書面で提出の場合と同じ。
[確定申告書を e-Tax で送信する場合]
6.送信準備
★特記事項の入力
●特記事項(200文字以内)
★その他の事項の入力等
●税理士に関する内容の入力 ●登記情報の入力
●申告書等に添付する電子データ(xml形式) ●市販の会計ソフト等の利用
●マイナンバーカード認証方法
→ 「スマートフォン(QRコード)を使用」にチェックする → 「次へ」
7.確定申告書データの送信
★「e-Tax送信」→「送信する」ボタンを押す。
8.確認
★「確認」→「送信を実行する」ボタンを押す。
9.確定申告書データーの保存
★印刷手順
●「申告書等を表示・印刷する」ボタンを押し、PDFファイルをダウンロードしてください。
●ダウンロードフォルダーに保存されるファイル名→「r6syotoku.pdf」
★データの保存
●入力した内容を作成コーナー専用データ(.data形式)として保存します。
●ダウンロードフォルダーに保存されるファイル名→「r6syotoku.data」
●保存した入力データは、翌年以降に申告書等を作成する場合に利用できます。
★終了処理
●「アンケート作成」後、「終了」ボタンを押す
★プロジェクターを使って、説明と質疑応答を行った。
(配布資料のリンク)
この記事へのコメントはありません。