パソコンクラブ 2025年10月実施報告

2025 年 10 月度 よろず相談会

2025 年10月 25 日(土) 13:00~14:30
場 所:今城塚公民館  テーマ: 「Windows 11 25H2 の配信が開始された」他
参加者:13名   講  師: 河出 修

「はじめに」
 長年使用されてきた「Windows 10」 が 「2025/10/14」でサポートが終了しました。(1年間のセキュリティーサポートあり)
 「2025/9/30」に「Windows 11」秋の大型更新「25H2」の配信が開始された。「Windows 11 25H2」へスムーズに移行する方法と「Windows 11の最小要件を満たさないPC」のバージョンアップ(自己責任)についても解説します。また、「Lineアプリ」の古いバージョンのサポート期限についても解説します。

Ⅰ.Windowsのサポート期限(個人向け)

Ⅱ.Windows 11 25H2 に更新する方法

 1.「Windows Update 経由でアップグレード」(Windows11の最小要件を満たしている場合)
  (1)スタートメニュー → 「設定」
  (2)「更新とセキュリティ」 → 「Windows Update」
  (3)「Windows 11へのアップグレードの準備ができました」が表示されたら
     「ダウンロードしてインストール」をクリック
  (4) 画面の案内に従って進める 

2.「インストールアシスタントを使う」(手動アップグレード)
  ★Windows Updateでアップグレードが表示されない場合、Windows 11インストールアシスタントを利用できます。
 公式サイトを表示する → https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11
(1)「今すぐダウンロード」ボタンを押す。
(2)ダウンロードした「Windows11InstallationAssistant.exe」を開く。
(3)実行して画面の指示に従って「Windows11 25H2」にアップグレードする。

3.「クリーンインストール」(USBからインストールする方法)
★新規インストールをしたい場合はインストールメディアを作成して「クリーンインストール」が可能
です。
 「インストールアシスタント」の公式サイトの続きに「Windows 11 のインストール メディアを作成する」が 記載されている。
1)「インストールメディア」の作成手順
  「今すぐダウンロード」ボタンを押す→「適用されるライセンス条項」には「同意する」を押す→
  「言語とエディション」の選択には、「言語=日本語、エディション=Windows 11」を確認し、
  「次へ」を押す→

  「USBフラッシュドライブ」にチェックし、「次へ」を押す (USBは少なくとも8GB必要)→
  「USBフラッシュドライブ」を選んでくださいでは、ドライブ記号(D:、E:、等)を確認し、
  「次へ」を押す→

  「Windows 11をダウンロードしています」→「Windows 11を検証しています」→
  「Windows 11のメディアを作成しています」→「USBフラッシュドライブの準備ができました」
  で「完了」を押す。

(2)「インストール用USB」からインストールする方法
  ①コマンドプロンプト(管理者として実行)を起動する
    ・検索欄に「cmd」と入力し、「管理者として実行」を選択する。
     →画面が変わったら、「はい」を押す。

  ②インストール用USBのドライブ名を入力する。「d:」
  ③次のコマンドを入力する。「setup /product server」

    ・「D:¥」が表示されたら、USBからバージョンアップの情報を読み込むようになる。
    ・「Windows Server のインストール」と表示されるが「Windows 11」のインストールです。

  ④「Windows 11」のインストールが始まる。
    インストール中に再起動が何回か起こるが、何もしないで待つこと。
  ⑤「Windows 11」のインストールが終わると、Windows 11 のデスクトップ画面が表示される。
    インストール時間は40分~60分かかる。
  ⑥バージョン情報の確認
    ●「スタートメニュー」を開く → ●「設定」を選択 
    ●「システム」を選択 →     ●「バージョン情報」を確認

  ★この方法は
   ①「Windows 10」から「Windows 11 25H2」にバージョンアップする。
   ②「Windows 11 の23H2、24H2」から「Windows 11 25H2」にバージョンアップする。
    の両方に使える 

  ★「Windows 11」の「最小要件を満たさないPC」に使う場合は自己責任になる。
    (Microsoft社のサポートが受けられない)

4.「Windows 11 25H2」の特長
  ●セキュリティ強化 : 最新の脅威に対応
  ●AI機能の拡張 : Copilot の強化で作業効率アップ

  ●パフォーマンス改善 : 起動やアプリ動作がよりスムーズになる
  ●UI改善 : 設定画面が整理され、初心者でも操作しやすい

★上記の改善が期待されているが、現在の「Windows 11 25H2」は「AI関係」以外は画面が「24H2」と殆ど変わらない。 徐々に機能アップされると思いますが、「25H2」へのバージョンアップは、急がなくてもよいと思います。

Ⅲ.「Lineアプリのサポート期限」について

1.今すぐできる対策

  (1) LINEアプリを最新版にアップデート(App Store/Google Playで確認)
  (2) OSを最新にアップデート(iOS 17以上/Android 11以上が推奨)
  (3)トーク履歴のバックアップ(iCloudやGoogleドライブへ)
  (4) 引き継ぎ情報の確認(メールアドレス、電話番号、パスワードなど)

2.LINEのバージョンを調べる方法

  (1)スマートフォンの場合
    ・ LINEアプリを開く。
    ・ 下の「ホーム」タブをタップ。
    ・右上の歯車アイコン(設定)をタップ。
    ・ 一番下にある「LINEについて」を選択。
    ・「現在のバージョン」に表示されている数字が、今使っているLINEのバージョンです。

  (2)パソコン(Windows/Mac)の場合
    ・LINEアプリを起動。
    ・画面左下の「・・・」をクリック。
    ・「LINE情報」を選択。表示された画面にバージョンが書いてある。



★プロジェクターを使って、説明と質疑応答を行った。
(配布資料のリンク)

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