支部長メッセージ ” 秋の夜長を楽しむ ” 2021.9.1

パナソニック松愛会 栃木支部会員の皆様へ

 秋の気配が感じられる季節となりましたが、会員の皆様には健やかにお過ごしのことと存じます。コロナ感染状況も変異株の影響で収束には程遠い状況となっています。全国で21都道府県で「緊急事態宣言」、12県で「まん延防止等重点措置」が発出され9月12日まで再々延長となっております。
 栃木県も9月12日まで「緊急事態宣言」が発出され、警戒度レベル「ステージ4」の感染状況で入院できず自宅療養となっている方も多くなっています。
 会員の皆様はすでにワクチンを2回接種された方が多いと思いますが、接種者でも感染する例があるようですので、従来同様の感染対策を行っていただきたいと思います。
*8/30の栃木県新規感染者数は69人で2週間ぶりに100人を下回りました。病院は逼迫状態が続いており、1,821人の全療養者のなかで入院数は271人、宿泊施設が184人、自宅療養者は1,200人、入院等調整中が155人となっています。
*累積患者数は13,121人、退院・退所・自宅療養解除は11,310人、その内102名が亡くなられています。

 9月23日は秋分の日ですが、それを過ぎると夜が日増しに長く感じることから「秋の夜長(よなが)」と言われます。地球の自転からすると春夏秋冬同じように時間は流れていくのですが、「春の日永(ひなが)」「夏の短夜(みじかよ)」「冬の短日(たんじつ)」と四季それぞれに言われています。
 コロナ禍で旅行は中々できないのですが、秋の夜長、旅先に想いを馳せてはいかがでしょうか。中国の林逋の詩「秋日西湖間泛」(*1:長文なので最下段に掲載)に杭州の西湖の情景が謳われています。中国では「上有天堂、下有蘇杭(天に極楽あり、地に蘇杭(蘇州と杭州)あり」と言われる美しい土地です。杭州の西湖は日本でいうと京都のようなところでしょう。パナソニック社も杭州市に洗濯機工場、エアコン用コンプレッサ工場、モータ工場等があり多くの人が駐在しています。私も駐在中は地上の楽園と言われていた西湖に度々行っていました。谷崎潤一郎(*2)は1918年に蘇州、杭州などを訪れ、小説「西湖の月」は有名です。
コロナ禍で外出も控える毎日かと思いますが、秋の夜長に自分だけの情景を想い、読書を楽しんではいかがでしょうか。

 コロナ感染状況は依然厳しい状況が続いていますが、同時に高齢者の健康二次被害防止も大切です。「フレイル(虚弱)」防止で自分に合った健康づくりに努めてお過ごしください。
◆健康づくりとして、自宅・近所で独りで出来るウオーキング「とちぎ健康ウオーク2021」が本年5月1日よりスタートし、来年2月末まで実施しています。いつでも参加し自分一人で健康づくりが出来ますので、是非ご参加ください。(参加申込み詳細はこちら) 
◆健康二次被害防止の為に・・・6月より「今日の健康情報」をHPに掲載しております。(詳細はこちら)
また、自分でできる健康づくり”おうちえ”新しい日常特集<その17>(おうちえ総集編:詳細はこちら)と会員の皆さんのコロナ禍での”新しい日常”も連載中ですので参考にしてください。
11月11日(木)に社会見学会を実施します。屋外行事でもあり、感染対策を行い健康ウオーキングを兼ねて6.3Km(約1万歩)のコースで実施します。是非ご家族でご参加ください。(詳細は9月号支部だよりにて)

2021年9月1日
パナソニック松愛会栃木支部
支部長 吉田良和

*1:林逋の漢詩「秋日西湖間泛」
水氣並山影 蒼茫己作秋 林深喜見寺 岸静惜移舟
疏葦先寒折 殘虹帶夕収 吾蘆在何處 歸興起漁謳
もやが山影にかかり、あたりはすっかり秋めいてきた。嬉しいことに林の奥深くに寺が見える。静かな岸に舟をつけるのは惜しいが、まばらな葦は寒さの前に折れ、残っていた虹も夕陽に染まり消えていく。私の庵はどの辺りだろうか。漁師の歌が聞こえてきたぞ。
(参考:林逋(967~1028))

*2:谷崎潤一郎(1886~1965)
 大正時代の知識人の一部は、近代化の急速な発展に伴い、失いつつある「精神的故郷」を幼少時から熟読してきた漢文学を通じて中国という土地に見出そうとしていた。谷崎潤一郎もまさにそうした渡航者のひとりに数えられる。
 1918年10月から12月に、中国の北京、漢口、九江、南京、蘇州、上海、杭州を訪れた。紀行文「蘇州紀行」、「廬山日記」、「泰淮の夜」、戯曲「蘇東坡」、小説「西湖の月」、「或る漂泊者の俤」、「鮫人」などがある。
(参考:王洋氏「クイア理論と日本文学ー世界文化との接点を求めて」)

■参考 :栃木県は8月20日~9月12日の期間「緊急事態宣言」栃木県の新型コロナ関係情報はこちら

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