とちぎの景勝100選の那須「八幡つつじ園」に行ってきました!(自由投稿)

投稿者:宇都宮市御幸町 吉田良和

 5月17日(水)に那須の「八幡(やはた)つつじ」を観に行ってきました。「とちぎの景勝100選」と環境省指定「かおり風景100選」にも選ばれているところです。今年の温かい春の気候で例年より早い開花状況だったので土日に行こうと思っていたのですが、あいにくの雨で17日となりました。直接日に当たるところはほぼ満開で、日陰で蕾のところもある状況でした。今週末から5月いっぱいが見頃のようです。



 「八幡つつじ園」は、23ヘクタールに20万本のヤマツツジ、レンゲツツジなどが咲き誇ります。「栃木県立那須高原自然の家」および「つつじ吊り橋」が無料駐車場となっています。園内も無料で散策出来ます。花咲く季節には結構駐車場は混みますので、今の時期は平日がお勧めです。



 園内にある「つつじ吊橋」は長さ130メートルで、県内では塩原市「もみじ谷大吊橋(320m)」に次ぐ2番目の長さとなっています。橋から茶臼岳、朝日岳が見え、橋中央部はくり抜きとなって38m真下の苦戸川と樹木が見えるようになっています。適度に揺れるので、子供は途中で立ちすくみ、抱っこして橋を渡っている親子連れもいました。

 

 帰路、鹿の湯近くの「殺生石(せっしょうせき)」に寄りました。「つつじ吊橋」からも歩いてこれる距離のようですが、駐車場もあるので車で移動しました。昔は火山特有の有毒ガスが噴出し、近づいた小動物のほとんどが死んでしまったことからこの名がついたという事です。賽の河原もあり1000体のお地蔵様「千体地蔵」もあります。元禄2年(1689)に松尾芭蕉もこの地を訪れています。その時に詠んだ句が「石の香や 夏草赤く 露(つゆ)あつく」

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