今日の健康情報〈その27〉鼻から考える全身の健康

 9月に入っても朝夕の涼しさは少なく一日中蒸し暑い日が続きますが、体調管理に十分気を配り生活してゆきたいものです。残暑が続くと食欲の衰えから倦怠感や疲労感を感じることは無いでしょうか?食事を美味しくいただけないのは、じつは嗅覚の衰えが原因という可能性も。そこで「鼻から考える、全身の健康」について考えてみたいと思います。
また、長引くコロナ感染拡大状況から混雑した場所や感染リスクの高い場所への外出自粛等感染リスクの高い行動を控えるような報道も出ています、体力の維持と、基本的な感染対策の継続に取りながらお互い「感染しない・させない」ための行動をとりましょう。

 私たち松愛会栃木支部は、これからのコロナ対策と同時に健康で豊かな生活を送る為に、”今日の健康情報”と題していろいろな情報を発信しております。今回は「鼻から考える、全身の健康」に関する紹介です。

鼻の代表的な働きといえば「においを感じる」ことです、香りは自律神経系や内分泌系、免疫系などにも作用して全身の機能調整に関係する他に、全身の健康に関わる大切な役割もあります。

鼻の働き

◆においを感じる
花や香水などの香りを感知する。また、食べ物が腐ったにおいやガスなどの危険を察知する重要なセンサー。

呼吸する
吸い込んだ空気の温度・湿度を調節、異物を浄化し、体内にやさしい状態にしてから喉や肺に送り込む。
◆心身に影響を与える
呼吸のリズムやにおいの感知が、自律神経のバランスを左右するほか、感情や記憶などに深く関係している。
◆声質を決定する
生体で生じた音のどや鼻の中の空洞で反響し、その人特有の声になる。鼻がつまると声が鈍くこもったようになる。
◆風味を感じる
食品や調理のにおいは、美味しさの大きな要素になっている。

鼻の機能を十分生かすことが、全身の健康につなっがていくのです。

加齢により嗅覚は衰える
食事を美味しく感じないのはじつは嗅覚の衰えが原因という可能性もあり、それは男女とも60歳から顕著に低下しているとのデータがあります。嗅覚の衰えを予防・改善するヒントになるのは、植物のにおいをかぐ嗅覚トレーニングをしたり、料理をしながら食材のにおいを嗅ぐなど、生活の中においてにおいを意識することが、嗅覚を良好に保つのに役立つかもしれません。
今からやってみませんか

                      参考資料:ミキプルーンの50年に感謝を込めて、これからも より

コメント

    • 谷田敏彦
    • 2022年 9月 09日

    具体的な。鼻の健康法を詳しく解説してほしい。

    今まさに、においがしなくなって通院開始したばかり。

    私は、70才を超えました。

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