新しい日常〈その34〉コロナ禍の中で取り木盆栽を楽しむ 会員編

宇都宮市下岡本町 伊藤 仁

栃木県から日常生活を営む上での基本的生活様式についての発表がありました。その骨子は □まめに手洗い・手指消毒  □咳エチケットの徹底 □こまめに換気(エアコン併用で室温を28℃以下に) □身体的距離の確保 □ 「3密」の回避(密集、密接、密閉)□一人ひとりの健康状態に応じた運動や食事、禁煙等、適切な生活習慣の理解・実行 □ 毎朝の体温測定、健康チェック。発熱又は風邪の症状がある場合はムリせず自宅で療養する。以上のようなものです。

このような状況の中で、私の日常生活は無用な外出を控えることです。では、どのように過ごすかというと自分時間を楽しむことです。毎日楽しみや自分時間を見つけることは難しいかもしれません。私の楽しみ方は取り木をして盆栽を作ることです。ザクロ、カリン、ピラカンサ「赤」ピラカンサ「黄」、の4種類について紹介させていただきます。まずザクロですが、庭木のザクロから取り木をしました。5月から7月の約2ヶ月でできました。(写真1)やり方は簡単で盆栽にしたい部分を決め、根を作る部分に約2cm幅で上皮を剥き、そこに水苔を巻き付け黒のビニールで被います。2か月後には根が生えてきます。そしたら根の下の部位をのこぎりで切り落とし、植木鉢に植付けます。これで完了です。写真2にありますように大きな実が3個できました。

次に、カリンです。(写真3)このカリンは親戚の家の庭木から取らせていただきました。約50cmの樹高ですが、大きな実を7個付け、最終的に4個黄色く色づきました。(写真4)この小さな木でなぜ実が付いたのか不思議なのですが、取り木のときに実のなっている枝を使ったからだと思います。そしてピラカンサです。この木は取り木でも挿し木でも簡単にできます。ピラカンサ(赤)写真5、ピラカンサ(黄)写真6、ともに挿し木です。

このほかにもたくさんの鉢植えを持っており数えましたら、303鉢ありました。盆栽愛好家の方はたくさん居られると思いますが、私の場合、自己流で楽しんでおります。関心のある方が居られましたら連絡いただければ幸いです。自分時間は人それぞれですが、楽しみながら、のんびりゆっくり過ごしたいものです。コロナに負けない日常生活を見つけましょう。

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