茂木町「幻の長倉線」を歩きました(2021年度社会見学会)

 2021年度の社会見学会は、11月11日木曜日紅葉が深まる中「よみがえる幻の長倉線を歩く」と題し茂木町の観光資源化として生まれた、列車が走ることなく歴史に埋もれた鉄路未成線を33名の参加で歩きました。

 茂木駅ツアー専用駐車場に各自集合し2班に分かれ、所どころ説明をガイドさんから聞きながら歩くツアーをスタートさせました、秋晴れの絶好の日和に地元の人でさえ知られていないコースを約4時間掛けて「ゆっくり」、「のんびり」、「紅葉を楽しみながら」80余年の時を経て自然と歴史に触れる散策路としてよみがえった鉄路を歩きました。受付時にはサプライズでテレビ出身の羽石会員(89歳)が地元行事ということもあり特別参加で加わりました。
 大峯山トンネル内部では長倉線に掛けた先人の苦労や夢に思いをはせる映画や我々のツアーのために特別「おもてなし上映版」も放映され楽しみました。真っ暗なトンネル内を懐中電灯の光を頼りにぬかるんだ構内を進み上映場所まで、そこから流れる音楽と映像が、否応なしに当時の情景が浮かび感動の場面でした。

 復路は自由散策で昼食場所の第一小井戸トンネル管まで戻ってきました、施工当時のまま残ったトンネル管の上で美味しいと評判な「さかがわ米」のおにぎりをテレビ放映でも使われている昼食スポット(タレントU事・工事さんの放映があったところ)で中々会えなかった昔の仲間とおしゃべりしながら楽しく食べました。

 鉄道標識の意味や線路に刻印された数字等鉄道用語の知識も得られました、コロナ禍で運動不足を少しでも解消した4時間余りの散策でした、仲間と話しお互いの元気を確認したことでいつしか会話に食事に「花が咲きました」歩って、笑って、会話を楽しむ、こんな時間が早く増えることを願って解散したような気がします。

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