投稿者:宇都宮市下岡本町 萩野谷 勝
前回の自由投稿(6/28)で鮎焼き器作成の紹介をさせていただきましたが、本体重量が50kg以上となり移動しずらいのが大きな欠点となっておりました。ちょうど別の場所で鮎を焼くことになり鮎焼き器の改善にトライしました。ポイントは植木鉢(陶器)に代わるものです。条件は大きさと重さの2点でした。ホームセンターへ出かけ、この条件に合うものを探し回りました。結果見つけました、屋内にある洗濯物売り場付近に2480円の金属製タライ(図1)がありました。早速、購入しました。植木鉢と比較すると外形、重量とも条件にぴったりでした。特に重さは植木鉢の13.2kgに対し金属製タライは0.9kgでした(図2)、砂の量も植木鉢の半分の20kgで済み全体では約21㎏(図3)となり以前の半分以下の重さとなり簡単に移動可能となりました。
- 図1 金属製たらいを見つけました。
- 図2 植木鉢との寸法比較です。
- 図3 空気孔を確保して砂をいれました。
次に、2つの改善に取り組みました。一つは炭入れ籠です。前回は家にあった金属ネットや壊れた鳥かごを使って急ごしらえの籠でしたので図4の左側のようにだいぶ変形しておりました。これもあらためてホームセンターで太めの金属ネット・支柱となる金属棒を購入し図4の右側のような新しい籠を作成しました。もう一つは反射板の作成です。図6では真ん中の炭籠の熱が逃げてしまいますので反射板をつけて何とか輻射熱を利用して効率的に焼き上げようと考えました。丁度図7の古いかまどが物置にありましたのでこれを改造し図8の様な反射板を作成、後日図9の様に塗装を施しました。
- 図4 新しい炭いれ籠
- 図5 空気取り入れ孔にぴったりでした。
- 図6 炭をいれ火をおこしてみました。
- 図7 古いかまどがありました。
- 図8 円筒形に改造し外形39㎝の反射板完成
- 図9 後日シルバーの塗装を施しました。
最後に新しい鮎焼き器で図10の鮎を焼いてみました。串にさし、塩を振りかけて図11のように炭籠の周りにさしていきます。その後、図12のように反射板を置いて焼けるのを待ちます。この反射板を使うと、今まで(反射板なし)焼上がる迄50~60分かかっておりましたが約40分まで短縮できました。腹側15分→背中側15分→右脇腹側5分→左脇腹側5分の合計40分でおいしい鮎の塩焼きができました。
- 図10 鬼怒川の鮎(右の3匹はおとり用鮎)
- 図11 こんな感じで焼きました。
- 図12 反射板をかぶせました。
因み私は釣りはしておらず、全て娘婿が釣っておりまして我が家に持ってきてくれてますのでそれを私が焼いております。






















この記事へのコメントはありません。