北東北 「星空観察に寺沢高原へ」 2022.5.24

冬の間は積雪で閉鎖されている遠野市の寺沢高原が5月9日にゲートが開くとのことで、10日と24日の二回、星空観察に出かけてきました。
10日は、まだ、谷間には残雪もあり、乳牛も放牧されてはいなかったのですが、24日には乳牛が放牧されていて、広い寺沢高原のあちこちの放牧地で草を食んでいました。
10日は星空の撮影には余り条件が良くなかったのですが、24日は明るくて撮影には邪魔な月の出も遅く良かったのですが、ただ、日没も遅くてなかなか暗くならず、なんとか19時半~23時半の4時間を二つの天体の撮影に当てました。
私が撮影の準備をしていると、乳業がたくさんフェンスの側まで寄ってきて(牧童さんと思われたか?)、興味深げに私の作業を眺めていましたが、暗くなると、それぞれのねぐら(もちろん草地の上)に散っていきました。

写真の上にマウスのポイントを持ってきてクリックすると拡大写真となります。

10日の日没風景、谷間には残雪が 帰りの0時頃に標高900m付近の林道で遭遇した子鹿、なかなか私の車の前から逃げず、しばし停車
放牧地、遠くに日本100名山の早池峰が 近寄ってきた乳牛、フェンスがあるので安心ですが、フェンスがなければ逃げます。
形から北アメリカ星雲と呼ばれています。8分露光の写真データを8枚コンポジット(重ね合わせ) 網状星雲と呼ばれていて、左下が「東」、右上が「西」(フィラメント星雲の別名あり)です。8分露光の写真データを11枚コンポジット(重ね合わせ)

投稿者 福山茂和

コメント

    • 林﨑勝彦
    • 2022年 6月 26日

    私の故郷遠野、寺沢高原に昼に行ったことがありますが流石に夜はありません。星を見るという目的がないと真っ暗で怖いですからね。だけど周りに明かりがない環境だからこそ見える星空なのですね。

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