支部 パスワードの使い回しは危険!! 2025.11.01

会員の皆様 パソコンやスマートフォンで各種サイトのパスワードを使いまわししておりませんか?

それは危険です!!

パスワードの使いまわしはなぜ危険なのか?
もし、複数のシステムやサービスでパスワードを使いまわしている状態で、ある一つのサービスなどがサイバー攻撃を受け、パスワードを含む情報が漏えいした場合、芋づる式に他のサービスなどにも不正アクセスされるリスクが考えられます。

パスワードの使いまわしはやめよう! パスワード設定のポイント
パスワードリスト攻撃による不正アクセスのリスクを減らすためには、次に挙げるポイントに注意することが重要です。

◆パスワードを使いまわさない
パスワードを使いまわさないことが大前提です。パスワードはシステムやサービスごとに変更して管理するようにしましょう。

◆推測しやすいパスワードにしない
使いまわしてないとしても、推測しやすい安易なパスワードを設定することも危険です。短いパスワードはそれだけで推測しやすいパスワードになります。例えば、「1234」や「password」「誕生日」のようなパスワードは推測されやすく、簡単に突破されてしまうため設定しないようにしましょう。

比較的安全性の高いパスワードの設定方法としては、次に挙げるポイントをおさえておくことが重要です。

・パスワードの桁数は10桁以上
・数字・英字・大文字小文字・記号を組み合わせる
・誕生日や英単語などの意味を成す文字列を利用しない
パスワード単体としては、上記のポイントをおさえることで強固なパスワードが実現できます。

パスワードを使いまわさずに安全に管理する方法
個人情報や重要なアカウントを守るためには、作ったパスワードを適切に管理することが大切です。

パスワードを管理する主な手段として以下の4つをご紹介します。

・パスワード管理アプリ・ソフトを利用する
・表計算ソフト等で管理する パスワードを付けて保存する
・紙やノートに書き留める   保管場所、方法に注意
・Webブラウザのパスワード管理機能を利用する

近年は、パスワードと生体認証などを組み合わせる「多要素認証」など、パスワードに関するセキュリティ対策は増えてきています。
多要素認証とは、パスワードなどの「知識情報」、スマートフォンなどの「所持情報」、**指紋などの「生体情報」**という3つの要素から、2つ以上の異なる要素を組み合わせて本人確認を行う認証方法です。この方式により、たとえパスワードが漏洩しても、他の認証要素(所持情報や生体情報など)が揃っていなければログインできないため、不正アクセスを防ぎセキュリティレベルを大幅に向上させることができます。

現時点でもパスワードのみの認証は減ってきており、今後は上記の要素も含んだ認証方式が主流になると考えられます。

 

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