2月20日 松愛写真クラブの撮影会を「羽根木公園」にて行いました

2月20日(月)世田谷区梅ヶ丘にある「羽根木公園」にて撮影会を行いました。

晴天に恵まれ風もなく穏やかな一日でしたので平日にもかかわらずかなりの方が梅を見に来ておりました。

公園内は、人がすれ違える程度の遊歩道になっており、クラブメンバーは思い思いの被写体を見つけ胸を躍らせながら撮影しておりました。きっと良い作品が撮れたでしょう。

3月の例会が楽しみです。

さて、この公園では、三脚使用禁止ではありませんでしたが、今回の撮影会では、手持ち撮影での手振れ防止対策として、私が考案した小三脚を使用した撮影方法を試みてみました。

実は、2日前役員会議で京都に行った翌日、”京都御苑”にてテスト撮影をしてみました。

”京都御苑”は観光客の持ち込み品に対し京都府警の警察官によるチェックがあります。

また御苑庭園での撮影は、三脚禁止となっております。

苑内いたるところに警備員がおり目を光らせておりましたが私の考案した撮影方法(小三脚使用)に対して、一人の警備員が聞いてきましたが、三脚を地面につけて撮影しておらず体の一部として使用しブレ対策をしていると話したら全く問題なしということで、ほかの三脚禁止の場所でも使用可能であるとの感触を得ましたので、ここ「羽根木公園」でより使い勝手をよくする試みをしてみました。

上の写真は小三脚の2本の脚を左右の肩にかけ、1本はベルトあたりで下にずれないよう支え、背面のディスプレィを見ながら構図を整え、ピントを合わせ撮影しているところです。

撮影の仕方として手持ち撮影の場合、ファインダーを覗きカメラを眉毛あたりに密着させ固定して撮影しますが眼鏡をかけている人は、カメラを顔に密着させることが出来ずわずかに離してファインダーを覗くことになります。この為どうしてもカメラの保持が不安定になりブレの原因となります。

高速シャッターで撮影すればある程度ブレは防げますが、作品は高速シャッターのものばかりではありません。低速シャッターでの撮影も作品作りのためには重要です。

本来三脚は、手持ちでは撮影できない低速シャッターでの作品作りに必須ですが京都・鎌倉等多くの観光地では、三脚使用禁止のところがほとんどです。

また近年はデジタルカメラ全盛で、ファインダーを覗きながら撮影するというスタイルが廃れ、腕を伸ばして背面の液晶ディスプレィを見ながら撮影するというスタイルが、特にコンパクトデジカメでは当たり前になっています。しかし”作品”として大きく引き伸ばすとブレが目立ってきて作品展示には向きません。やはり三脚を使ってきちんと撮影するしかありません。

そのような事情から、背面のディスプレィを見ながらでもカメラを体に密着させ固定させた状態で、手持ちで、ブレを最小限に抑えた撮影方法がこの小三脚を使用した撮影方法なのです。今回の小三脚を使用したブレ対策機材は、
ベルボンのマクロ撮影用「ウルトラ453ミニ」+自由雲台「QHD-U6Q」(この自由雲台はクイックシュー対応なのでクイックシュー対応していないものでよい)

今後手持ち撮影で作品作り用の撮影をする場合の必須アイテムになりそうです。

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