石切山 山頂展望ベンチにて
松愛会山歩き会
釣鐘山 標高205m 石切山 標高284m
川西能勢口〜釣鐘山〜石切山〜満願寺〜最明寺滝〜山本
 
 10月18日、松愛会山歩き会で釣鐘山、石切山、満願寺、最明寺滝に行った。

 川西池田駅に集合して、雨が降りそうななか出発した。花屋敷の住宅街を登って、豆坂口バス停から右の細い道を上がって行くと、釣鐘山の案内がありここからものすごい急坂を登る。住宅街をしばらく登って左折すると前方上方に石段が見えてくる。

釣鐘山 豆坂口辺りより

釣鐘山入口

ものすごい急登

釣鐘山 登山口
 釣鐘山の登山道は三つあるそうで、今から登る道は感謝坂だ。説明によると東側に懺悔坂、西側には精進坂があるそうです。

 感謝坂の登り口に大きな石柱が建っていて、釣鐘山慈光林感謝坂と刻まれている。石段は約20段登ると踊り場がありまた登りが続く、そんな石段は標高差70m続く。結構、足にくる登りだが振りかえると次第に市街地の展望が楽しめるようになる。

釣鐘山慈光林 感謝坂

見上げる感謝坂の石段はすごい

約20段の石段ごとに踊り場、ほっと一息

石段を登る

うしろを振り返る

まだまだ続く石段、感謝感謝

池田市街、豊中市街遠く大阪市街

池田市街、豊中市街遠く大阪市街

感謝坂の石段がやっと終わった

山頂を目指して
 石段を登り切ると緩やかな地道になりほんの少し登ると山頂に到着する。

 釣鐘山は、標高205mでテレビの中継アンテナが建っている。山頂からの展望は少しで南西方向が開けている。山の山頂付近まで住宅が押寄せ宝塚造形芸術大学が目を引いている。

釣鐘山 山頂(標高205m)

宝塚町基準点 56−2

釣鐘山から南西方向を望む

釣鐘山から石切山・宝塚造形芸術大を望む

釣鐘山 山頂にて
 釣鐘山から鞍部に下り石切山へと登り返す。釣鐘山の登りは石段だったが、石切山の登りは結構露岩の多い道だ。高い山に登るような気になれて中々素晴らしい。

 山頂近くになると火事があったらしく、黒焦げの木がたくさん見られた。そんな隙間から先ほど登った釣鐘山の山頂が見える。

釣鐘山を下る

石切山へ登り返し

振りかえると釣鐘山 火事で焼けた黒焦げの木が目立つ

石切山へ

石切山へ

石切山 山頂展望ベンチ
 少し急な登りを登り切ると、山頂の展望ベンチに着き実質的な山頂だ。

 石切山は、標高284mで三等三角点になっている。展望は南側が開けていて、大阪市街方面まで見られるが、曇っていたのですこし見通しは悪かった。阪神高速のビッグハープや伊丹空港に離着陸する飛行機が眺められた。

 山頂でお会いした地元の方が色々説明してくれた。駅近くのナイチンゲール像は見てきたか、それについて説明もして頂いた。今居る展望ベンチは山火事の後できたもので元の場所はここだったとか、色々教えてくれた。

五月山・阪神高速ビッグハープ

大阪市街・伊丹空港

五月山・阪神高速ビッグハープ・阪市街・伊丹空港
石切山 山頂展望ベンチにて
石切山 三等三角点(標高284m)

石切山を下山開始

北東方向が開ける
 石切山の山頂を後に、満願寺へと尾根を下った。少し下ると、北側が開けていて能勢の方向がよく見える。しばらく下ると満願寺へ下る分岐があるが曲がらず直進する。尾根道をどんどん進むとやがてお墓の横に出る。ゴルフ場の横を通り満願寺へと進む。

川西・猪名川・能勢市街 三草山・妙見山・明田尾山

満願寺へ下る

満願寺へ下る

墓地横に出る

満願寺 金堂
 満願寺の西の入口で入山料100円を箱に納めて境内に入った。金堂にお参りして、坂田金時のお墓にもお参りして満願寺の境内を散策した。満願寺の由来などお寺の方のお話を聞くことができた。

 少し下った桜の木の植わった公園で昼食にした。昼食後、仁王門で写真を撮って満願寺を後にした。

満願寺 九重の石塔

満願寺 坂田金時の墓

お寺の方のお話を聞く

満願寺金堂をあとに

満願寺公園にて昼食

満願寺

仁王門の金剛力士像

満願寺 仁王門

満願寺 仁王門にて
 最明寺滝への途中、井植山荘に立寄ってみた。井植山荘は、現在公開していなく門だけで中に入れなかった。

井植山荘・最明寺滝への道

井植山荘の門(山荘は非公開)
 堰堤横の階段を下り、最明寺滝へ進んだ。下りきると不動寺の門と赤い橋があり渡らずに滝へと向かった。

 最明寺滝は、結構水量が多く素晴らしい滝だ。切り立った岩の割れ目には不動尊が祀られている。しばらく滝を楽しんで山本駅に下った。山本駅前で宝乃湯の送迎バスを待った。少し早く下山しすぎたためバスの待ち時間が長くなってしまった。

 予定通り宝乃湯に到着し、素晴らしい温泉でゆっくり日頃の疲れを癒し帰途についた。今日は雨が心配されたがなんとか降られずにすんでよかった。みなさんお疲れ様でした。

堰堤の横の階段を下る

最明寺滝へ

最明寺滝

最明寺滝

最明寺滝にて
[参考]
山歩きの途中、出会った人から紹介があった、ナイチンゲール像は機会があれば一度訪れたい。木接太夫彰徳碑は、バスの時間待ちに訪れてみた。

・木接太夫(きつぎだゆう)彰徳碑
 坂上善太夫頼泰という人が接ぎ木の技術に優れていて、 豊臣秀吉から「木接太夫」の称号を受けたとされ、このことを顕彰して建てられた。この石碑は日本三大植木産地の一つとして山本の植木所としてのシンボルになっている。宝塚市HPより

・フローレンス.ナイチンゲール像
 花屋敷の大きな家並みの一角に、世界に2つしかないといわれているナイチンゲール像。ロンドンにあるナイチンゲール像を原型にしたもので、毎年5月には生誕祭が行われる。多くの看護学校生たちが集まり、「奉仕と博愛の精神」を誓うそうです。川西市HPより

木継太夫の碑(山本駅近く)

ナイチンゲール像(川西能勢口近く) 写真:川西市HPより
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コース
 阪急川西能勢口(9:00)〜豆坂口(9:13)〜釣鐘山入口(9:23)〜釣鐘山(9:43/9:51)〜
 石切山(10:10/10:30)〜お墓(11:00)〜満願寺(11:09/参拝・昼食/12:00)〜井植山荘(12:17)〜
 最明寺滝(12:30/12:40)〜阪急山本(13:07/13:43)=[送迎バス]=宝の湯(13:53/入浴/15:30)
 =[送迎バス]=阪急山本(15:43/15:58)=[急行]=梅田(16:25)

天 候  曇り
参加者 10名 
実施日 2012.10.18