どんづる峯 地下壕にて  写真提供:Kさん
松愛会山歩き会
屯鶴峯(どんづる峯) 標高154m
 二上山駅〜万葉歌碑〜地蔵磨崖仏〜どんづる峯〜地下壕〜R165〜関屋駅

どんづる峯にて
 11月19日、松愛会山歩き会で、屯鶴峯(どんづる峯)に行った。
近鉄阿倍野橋駅8時54分発の準急で二上山駅へと出発、二上山駅に9時半に到着し歩き始める。屯鶴峯へは、所々歩道のない国道165を歩くので注意が必要だ。少し進んだところで穴虫の集落の旧道を進み、再び国道に出る。

 大型トラックがひっきりなしに走る国道を進み、穴虫峠の交差点に着く。交差点を渡ると、万葉歌碑がある。

 「大坂を 吾が越え来れば 二上に黄葉流れる しぐれ零りつつ」 詠み人知らず
 

二上山駅を出発、屯鶴峯へ

穴虫峠交差点

万葉歌碑

万葉歌碑
 歌碑のある交差点に穴虫峠の道標がある。「まんじゅう橋の地蔵石仏」で道標を兼ねた地蔵石仏、「左さかい道 右大阪道」が刻まれている。

穴虫峠の道標  左さかい道 右大阪道

屯鶴峯へ
 屯鶴峯へと太子道を少し歩くと、川の向こうに地蔵磨崖仏がある。新型コロナウイルスの影響か、香芝市の管理が行き届いていないようで、地蔵磨崖仏は草むらに覆われていた。

太子道 地蔵磨崖仏

羽束山へ

どんづる峯
 やがて、どんづる峯入口に到着、どんづる峯は長い石段を登った先だ。入口に、もうひとつ標識がある。ダイヤモンドトレイルの起点の標石だ。

どんづる峯

ダイヤモンドトレイル 屯鶴峯 起点

どんづる峯入口

どんづる峯入口石段を登る
 石段を登り切ると、どんづる峯の案内板とベンチがある。目の前の高さ5m程の岩の上に素晴らしい景観が待っているはずだ。もったいぶってベンチでひと呼吸おいて期待を高める。

 いよいよ手前の斜面を登りきる、眼前にどんづる峯の景観が飛び込んできた。今回は白い岩稜に紅葉が加わって演出しているようだ。

 どんづる峯は、灰白色の奇岩群が鶴群れに見えることから名付けられたとか、遠くから見ると、松林に鶴がたむろ(屯)しているように見えることから屯鶴峯と名付けられたとか。

 どんづる峯は奇岩群が織り成す希勝だ。二上山の火山活動により火山岩屑が沈積し、そしてその後の隆起で凝灰岩が露出し、1500万年の時を経て風化、侵食して奇岩群になったそうだ。

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯
 右側の岩峰に登り素晴らしい景色を楽しんで一旦もとに戻り、今度は左側の道を進んだ。しばらく登ると大きな岩のピークについた。ここからも素晴らしい景色が楽しめる。

どんづる峯

どんづる峯
 そして今度は景色だけにとらわれないで目の前の岩の尾根に挑戦した。奇岩の尾根を先へと進む、ところどころトリッキーな岩もあるが楽しみに変えて進んでいく。

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

二上山

どんづる峯

どんづる峯にて
 一番大きそうな岩に到着、ここで記念写真を撮り、その岩を下っていく。すいすい岩を下る人、岩にしがみついてとは言っても手がかりがないので苦労している人、お尻で滑り降りる人それぞれ奇岩の岩場を楽しんだ。

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯

どんづる峯 最高点の鉄塔

どんづる峯

どんづる峯
 そして道なりにとは言いたいが、岩の端に道らしき道を見つけてどんづる峯の最高点、送電線鉄塔のあるピークについた。ここで、小春日和のなか昼食にした。温かいおぜんも少しずつ食べて陽気のひとときを過ごした。午後のイベントは、地下壕の探検だ。

二上山 どんづる峯最高点より

どんづる峯最高点と二上山

どんづる峯 最高点(標高154m)

どんづる峯にて

どんづるにて 後方は二上山

どんづる峯 地下壕へ

どんづる峯 地下壕へ

どんづる峯 地下壕へ
 鉄塔の尾根から少し下ると、送電線巡視路の「火の用心」標識があり、ここから谷へと標高差35mほど下る。下り終えて南へ少し進むと目的の地下壕の穴、入口が見つかった。

 南北の小さな尾根の東側の裾に2ヶ所の穴があり、右側は見える穴が1つ、少し左奥に2つの穴が見える。左の2つの穴のうち左の壕の奥は真っ暗、右は出口の明かりが見えている。

 最初の右側の壕に戻り、かすかに見える光を目指して、真っ暗な壕をヘッドランプの明かりを頼りに進んだ。途中に枝分かれした壕が何本か見られた。出口の穴は小さく埋まっている。左に折れると、左側にあった壕の出口に続いていてそこから壕の外に出た。真っ暗でよくわからないが壕は格子状に掘られているようだ。

 大東亜戦争中に造られた複雑な防空壕で知られている。本土決戦を目前にして陸軍が航空部隊・航空総軍の戦闘戦争指令書として、2ヶ月の突貫工事で造られたとか。

 防空壕は、今見た壕と東側の壕は現在も京都大学の防災研究所付属地震予知研究センター屯鶴峯観測所として使用されている。

どんづる峯 地下壕(標高115m)  ここから入る

どんづる峯 地下壕

どんづる峯 地下壕

どんづる峯 地下壕

どんづる峯 地下壕

どんづる峯 地下壕

どんづる峯 地下壕 写真提供:Kさん

どんづる峯 地下壕  ここから出る

どんづる峯 地下壕  入ってきた先の出口
 屯鶴峯地下壕の暗闇を探検して、尾根の反対側に出たところで探検終了だ。強力なライトがあればもう少し枝の壕も見られるかもしれない。でも外に少なくとも1人は待機すべきだろう。

どんづる峯 地下壕をあとに

国道165へ

国道165へ

国道165へ
 壕を出て帰途へと急坂を10mほど下ると、川に出る。向こう側に渡ると広い道になり、農地になり作業しておられる方が見られた。

 ここから道なりに川沿いの道を国道165号出合まで歩いた。青い空と紅葉が美しく、楽しい締めの山歩きになった。

青空と紅葉が美しい

国道165へ

国道165へ

国道165へ

国道165へ

国道165へ

国道165へ

ゲートから国道165に出る(国道165出合)
 国道165号出合から大型トラックに押しつぶされそうになりながらしばらく歩き、近鉄関屋駅へと一般道を歩いた。近鉄関屋駅に、転倒した人がいたが、とりあえず全員戻った。

 非常に危険なところでは、それなりの対応ができているので滑落、転倒は起こったら大変だが起こりにくい。しかし何でもないところで転倒したり怪我をするのは一般的だ。緊張の連続はできないが、休憩時間などに体を休めるとともに緊張もほぐして欲しい。

 皆さんお疲れ様でした。どんづる峯、地下壕と楽しんでいただけたでしょうか。次回の山歩き会を元気に頑張りましょう。
 
   

コ ース 
 近鉄阿部野橋駅(8:54)=[準急橿原神宮前行き]=二上山駅(9:27/9:37)〜
 穴虫峠・万葉歌碑(10:05/10:08)〜地蔵磨崖仏(10:13/10:24)〜屯鶴峯入口(10:34)〜[屯鶴峯散策]〜
 屯鶴峯・鉄塔(11:45/昼食/12:33)〜地下壕(12:42/探検/13:04)〜広い道路(13:10)〜
 国道165出合(13:30)〜近鉄関屋駅(13:59/14:08)=[準急上本町行き]=鶴橋駅(14:38)

天候   晴れ 
参加者 12名
実施日 2020/11/19 
松愛会山歩き会 ohki