タカノス山山頂にて
山歩き会例会 第219回  
 
友 ヶ 島  タカノス山 標高120m
 
加太港~野菜浦桟橋~第2砲台跡~第1砲台跡~
友ヶ島灯台~子午線広場~孝助松海岸~タカノス山~
タカノス山展望台~第3砲台跡~野菜浦桟橋~加太港

 
 7月23日、山歩き会で友ヶ島に行った。山歩き会で2012年に行ったが、島の様子がどんなに変わったか興味のあるところだ。

 南海難波駅を7時43分発の特急サザンで出発、和歌山まで1時間余り、どんなに遠くまで行くのかという感じだ。和歌山市で乗り換えて9時15分やっと加太駅に到着した。

南海加太駅

加太駅を出発
 加太駅で用を済ませ、加太港へと進めた。加太の市街地をゆっくりしていいのだが、強烈な日差しで一刻も早く日陰に入りたい気分だ。

 加太港に出航20分前に到着、乗船券を購入してしばらく休んだ。船はほぼ満席で出航した。

友ヶ島汽船乗場

友ヶ島汽船
 右手に地ノ島が見え、左にこれから行く沖ノ島が見えてくる。沖ノ島の先端にある虎島と地の島の間を船は進んでいく。

 左手に見える。虎島の岩肌が印象的だ。積層がんが「上下ではなく、斜めになっているようで非常に奇麗だ。

友ヶ島 虎島

虎島の岩肌

友ヶ島 虎島

友ヶ島
 加太港を出て約20分で、友ヶ島の野菜浦桟橋に到着した。波静かでほとんど揺れはなかった。一週間ほど前には波が高く欠航していたようだが、知床のようになったら大変だ。

友ヶ島

友ヶ島
 野菜浦桟橋を降りると、野良裏広場で、案内板や要塞砲弾・大砲(8インチ砲)が置かれていた。

友ヶ島

友ヶ島

友ヶ島
 野菜浦広場で出発準備をして、友ヶ島を反時計方向に廻ることにした。右側の海岸は漂流物でいっぱいかと想像していたが、波静かで奇麗だ。

 山側は、富士屋別館(廃業)、海の家(シーズンなのに?廃業?)などが数か所にあり、目も当てられない状況だ。国立公園なのだからもっとみんなが楽しめるようにしてほしいものだ。

友ヶ島

友ヶ島

富士屋別館(廃業?)

蛇ヶ池
 今日の見どころの一つ、第2砲台跡にやってきた。友ヶ島の西端で紀淡海峡を通る船をここから攻撃したのだろうか。今、ホルムズ海峡が大変なことになっているが、戦時中の日本を考えさせられる風景だ。

第2砲台跡

第2砲台跡にて

第2砲台跡

第2砲台跡

崩壊する第2砲台跡

第2砲台跡にて

紀淡海峡の向こうに淡島が見える

友ヶ島灯台へ
 第2砲台跡をあとに友ヶ島灯台へと登って行く。灯台直下に第1砲台跡がある。ゲート部分のレンガ造りが今も美しい。砲台跡には入れないが上部から見ることができるが一歩足りなかったようだ。

第1砲台跡

第1砲台跡

第1砲台跡にて

第1砲台跡にて
 第1砲台跡横の石段を登ると、友ヶ島灯台に着く。友ヶ島灯台は、明治の初期に建設された5基の一つだそうだ。

 この灯台は、現役で大阪湾に出入りする船舶の安全を守っている。よく目立ち存在感があるとか、その光度は190万カンデラで、全国第2位の明るさだそうだ。

友ヶ島灯台にて

友ヶ島灯台

友ヶ島灯台
 灯台から一段下がると、子午線広場になっている。広場の中央に、子午線標が立っている。

 日本標準時子午線最南端の地だ。東経135度で、ここから北へ12市には、目に見えない子午線を表す標柱がたっている。近くでは明石市天文科学館、大日本中央標準時子午線通過地識標などが有名だ。

 山歩き会で予定している、雌岡山麓にも「日本標準時子午線表示柱」があるので楽しみにしてください。

コウノ巣山を望む

子午線標 東経135度

友ヶ島 子午線広場にて
 子午線広場で、昼食にしようと思ったが、日陰がないので、第1砲台跡の木陰で昼食にした。

友ヶ島灯台

友ヶ島灯台

第1砲台跡前にて休憩(邪魔にならないように)
 休憩後、灯台のピークから下り池尻広場へ。孝助松海岸をのぞいてみた。バリケードがあり、海岸には行けない。浜の景色は良いのだが漂着物が多くて残念だ。右上に松の木があったが、幸助松なのだろうか?

池尻広場

蛇ヶ池

孝助松海岸

孝助松海岸

孝助松海岸

孝助松?
 幸助松海岸をあとに、タカノス山へと登り始める。今日一番の山登りだ。標高差100m余りだが、真夏とあってかなり厳しい、木陰で休み休み登る。

タカノス山へ

タカノス山へ
 山頂近く標高95m辺りまで登ると、小展望台がある。少し覗いてみると、野菜浦海岸が望め海岸線の先には小さな島、神島が見える。

小展望台

小展望台より
 さらに登って行くと、砲台跡があるが少しお預けにして、右側の長い階段を登って行く。登り詰めると山頂広場だ。

 友ヶ島の最高峰、タカノス山(コウノ巣山)は標高120mで、一等三角点になっている。広い山頂だ。その先に広場があって、タカノス山展望台になっている。

 眼下には、紀淡海峡が望め、淡路島などが見られる。四国、六甲、和泉葛城山灘も見られるそうだ。

友ヶ島最高峰 タカノス山山頂

タカノス山山頂

タカノス山 一等三角点(標高120m)

友ヶ島最高峰 タカノス山山頂にて

タカノス山展望台

タカノス山展望台

タカノス山展望台より 友ヶ島神島

タカノス山展望台より 友ヶ島灯台

友ヶ島灯台 友ヶ島水道(紀淡海峡) 淡路島
 山頂をあとに、ほんの少し下ると、第3砲台跡がある。最初に、一つ目の砲座に入った。周りは煉瓦造りになっていて、この壁の上から360度砲撃できたのだろう。同じ砲座が4つあって、トンネルで続いている。

 砲座間のトンネルを進むと、弾薬庫になっている。弾薬庫の外に出ると、レンガ造りの弾薬庫が並び、現在写真スポットになっていて人気がある。

第3砲台跡

第3砲台跡

第3砲台跡にて

第3砲台跡

第3砲台跡

第3砲台跡

第3砲台跡

第3砲台跡

第3砲台跡

第3砲台跡

第3砲台跡

第3砲台跡

第3砲台跡

第3砲台跡
 今回は3っの砲台跡を訪ねたが、友ヶ島には5っの砲台跡がある。明治時代に作られ、約600人の兵隊が駐屯する要塞として、第2次世界大戦が終わるまで大阪湾を守ってきたそうだ。

 砲台跡を見て、野良裏桟橋へと下った。下り始めると、通行止めになっていたので林道を大回りして下った。

第3砲台跡をあとに

野菜浦桟橋へ

友ヶ島

野菜浦広場
 野良裏広場に下り、船の出航まで、かき氷やビールで友ヶ島の余韻を楽しんだ。

友ヶ島をあとに

友ヶ島をあとに

友ヶ島をあとに

加太

加太港

友ヶ島渡来之証  友ヶ島
 15時30分発の船で加太港へ、加太の街を熱中症になりそうな雰囲気の中、南海加太駅に戻り、無事帰阪した。

 皆さんお疲れさまでした。今回は、明治時代に作られた、要塞の砲台跡、そして日本標準時の子午線標、友ヶ島灯台を訪れれ、小さい小さい島の素晴らしさを感じた。

 頑張って健康で、安全な山歩きをしましょう。
   
   

コース
 難波駅(7:43)=[特急サザン]=和歌山市駅(9:49/換/9:52)=[加太行き]=
加太駅(9:15/9:20)~加太港(9:40/10:00)=[フェリー]=
野奈浦桟橋(10:18/10:37)~第2砲台跡(11:00/11:20)~第1砲台跡(11:10)~
友ヶ島灯台(11:14)~子午線広場(11:18)~第1砲台跡前(11:28/昼食/12:03)~
池尻広場~孝助松海岸(12:10)~小展望台(12:32)~タカノス山山頂(12:49)~
タカノス山展望台(12:52)~第3砲台跡(13:10/13:26)~
野奈浦桟橋(14:09/フリータイム/15:30)=[フェリー]=加太港(15:50)~
加太駅(16:16/15:25) =[和歌山行き]=和歌山市駅(16:49/17:00)
=[特急サザン難波行き]=難波駅(17:59)

天候   晴 
参加者 8名 
実施日 2026/07/23 
山歩き会 ohki  
写真協力