西中国地区あちらこちら(山口史跡巡り)

今回は、山口分会で史跡めぐりのウォーキングがおこなわれましたので、その様子をレポートしていただきました。

河村です。

去る11月3日(金)に、「ゆっくりなかよしウォーキング」と「意外と知らない郷里山口再発見」を目的に、約5㎞の行程で健康ウォーキング大会を実施しました。
 山口分会としては初めての企画で参加者があるか大変心配でしたが、まずはやってみようと言う事で、役員でコースを検討し事前に下見をして当日を迎えました。
 当日は、集合場所に10名(内、3組はご夫婦。中には、周防大島から車で約2時間かけて来ていただきました)の方々の参加を得て、少々暑いくらいの快晴のもとで出発しました。
 史跡めぐりの行程は下記になります。(中々よく出来た行程で、皆様にもお勧めです・・・自画自賛?) 

※一の坂川

写真①参照

1.十朋亭

醤油醸造で財をなした豪商の住居で、幕末維新期にはその離れが若き藩士たちの宿泊所として提供され、夜通し口角泡を飛ばして国政を議論し合ったそうです。

2.藩庁門

毛利藩の本拠地は萩ですが、山口にも出先機関があり、その門が残っています。

3.洞春寺

毛利(長州)藩 始祖 毛利元就の菩提寺

4.毛利家墓所

萩藩主 毛利家墓所の一部。明治維新当時の藩主 毛利敬親(第13代)の墓など。

5.瑠璃光寺

何と言っても有名なのは、「瑠璃光寺」の五重塔(国宝)で、日本三名塔の一つです(他は、法隆寺、醍醐寺の各塔)が・・・。現在は、修復工事中で全く見えません。塔のてっぺんから下まですっぽりと灰色のカバーで囲まれており、原発の建屋のようでした。<残念!> 極力、当時にあった材料や工法で修復するため、完成は令和7年になるそうです。

6.菜香亭

写真②参照

7.龍福寺

写真③参照

<写真①>
橋の欄干から「一の坂川」を望み込む皆さん。山口市旧市街地の中央を流れる川幅10m位の小さな川です。川辺は、春は桜、初夏は源氏ボタルが飛び交います。その風情は、京都の高瀬川、奈良の竜田川に負けません。
<写真②>
明治から平成8年まで続いた超高級料亭。迎賓館的存在。山口県が輩出した総理大臣8名(伊藤博文~安倍晋三)の自書「扁額」が欄間に掛けてあります。上手いのか、下手なのか、何と書いてあるのか、さっぱりわかりません。でも、大変個性的です。
<写真③>
「龍福寺」山門前で記念撮影。室町時代に栄華を誇った大内氏の菩提寺。寺院の東側では、当時の居館跡地の発掘調査が今も続いています。参道の両側はもみじがびっしりと植えられ、紅葉の名所です。(残念ながら、少々早すぎた!)

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