チャットGPT活用でシステム改善

木津川南地区担当役員の高月です。自己紹介のページにも記載していますが、地域のNPO法人に所属し、フードバンク木津川の代表を務めております。フードバンク木津川も発足して3年になりますが、その活動において寄贈食品の管理システムをインターネットの活用により、大幅な改善ができたので紹介させていただきます。ちょっと内容が難しいかも知れませんので、興味のない方は読み飛ばしてください。

フードバンク木津川では、フードドライブ等で寄贈された食品の管理をEXCELフォーマットで行っています。
管理の流れは、週一回それぞれのフードドライブ開催場所などから寄贈食品を回収し、事務所倉庫に保管します。次にその食品一点毎にIDNoを付与し、回収日、回収先、食品種別、食品の詳細(販売先または製造元/商品の名称など)・個数・重量・賞味期限・アレルゲンの有無などを記載します。記載終了後その内容をラベルプリンターで印字し、それぞれの食品に貼り付けます。これを1か月間繰り返します。月末には集まった食品を登録配布団体ごとに分配準備を行います。分配が完了すると、それぞれの配布先ごとの各食品に貼り付けられたラベルを回収します。回収したラベルには食品情報のほかに、IDNoのバーコードも記載されています。このバーコードを読み込むことで、EXCELの該当食品記載欄の配布先入力セルに移動するので出荷の情報を入力します。また回収したラベルは配布先毎にまとめられていますので、最初に入力した出荷情報をコピーし、次の食品ラベルのバーコードを読み込む毎に、ペーストすればOKです。その月の配布準備が完了したら、配布先毎の資料を添付してお渡しします。
さて、以前の管理方法は基本的には同様ですが、ラベルの作成は手書きのため、EXCELへの情報入力は全てラベルを見ながらの作業となっていました。そこで、手書きのラベル作成を廃止し、食品情報は直接EXCELに入力するようにし、前述のラベルにバーコードも記載することで、管理システムの合理化を図りました。ここで、バーコードによる入力セルへの移動ですが、EXCELのマクロ機能を活用する必要がありましたが、マクロコードを作成する知識がまったくなかったので、今話題の チャットGPT を活用してみました。何度か試行を重ねるうちに希望する内容のマクロが完成しました。(※最近のインターネット活用技術の進展には本当に驚かされます。)

 

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