熊山遺跡

不思議な仏教遺跡

備前南部地方では最も標高が高い熊山(508m)の山頂付近に、ピラミッドのような石積の国指定史跡、「熊山遺跡」があります。
仏教遺跡ということですが、仏教遺跡としては余り例を見ない珍しい構造物で、奈良時代前期に作られたそうです。
熊山英国庭園に行った際、急遽思い立ち行ってみることにしました。
車のボケナビでは心もとないので、コンビニのおばさんに道順を聞き、JR熊山駅の南東方向からの登山道を上りました。
「細いので気を付けて!」と言われましたが、本当に細くて急な道です。30分くらいで駐車場に到着。

熊山神社

神社の詳細はよくわかりませんが、先ずはお参り。
石段!何段あるのか?結構きつかった。

国家泰平・牛馬安全の守護神のようで、牛が祭られています。

熊山遺跡

熊山神社から300mくらい歩くと開けたところに出ます。
インカの遺跡を思わせるような三段構造の石積が現れました。
石積は四角形で最下段は一辺10mくらいの大きさです。中には石室があり、文字の書かれた皮をいれた陶器が収められていたとのことです。
しかし、実際の用途は何だったのでしょうか?奈良時代にこんな山の頂上に大きな石を積み上げて何をしたのでしょうかね。
不思議な遺跡です。

展望台からの眺望

遺跡の南側に展望台があり、瀬戸内海、小豆島が望めます。
あいにく薄曇りで鮮明度が悪く残念でした。
下山は、備前市側に降りました。(道路事情はこちらの方がよい)


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