マンスリーメッセージ 10月

滋賀支部支部長 西脇 直哉

会員の皆様、ずっと高かった気温も、漸く朝晩は涼しくなってきました。
日中はまだまだ暑さが残るようで、衣替えはまだ先になりそうです。
 
 季節も秋に向かっていますが、11月19日(水)には、滋賀支部の大きな行事の
一つである「日帰りバスツアー」が行われます。
今年は愛知県豊田市にある「香嵐渓のもみじと三州足助屋敷見学」という内容で
行われます。
 このバスツアーの申し込みが10月1日から始まりました。
 
 矢作川支流の巴川がつくる渓谷、「香嵐渓(こうらんけい)」は、紅葉やカタクリ
の花などが有名です。 香積寺11世の三栄和尚が、江戸時代の寛永11年(1634年)
に植樹したことがはじまりとされています。
 三栄和尚は、美しい自然を、より美しくとの願いを込めて、巴川沿いの参道から
香積寺境内にかけて、楓・杉などを、般若心経一巻を誦すごとに、一本一本植えて
いったといわれています。 
 また、飯盛山中にあるもみじは、大正のおわりから昭和のはじめにかけて、森林
公園をつくるために、青年団・婦人会などの奉仕作業で植えられています。
 現在、香嵐渓には11種類の楓があるといわれており、イロハカエデ・ヤマモミジ・
ウラゲエンコウカエデ・オオモミジ・コハウチワカエデなどが多く、楓の葉をひとつ
ひとつ見比べてみてはいかがでしょうか?
 現在では全国有数の紅葉の名所として、約三千本のもみじが彩りを見せてくれます。
 
 また、生きた民俗資料館と言わている三州足助屋敷は、かつての豪農屋敷を再現
したもので、昭和55年に開館しました。
 ここでは、かつてこの地域で行われていた「傘屋」「木地」「機織り」など、暮らしの
「手仕事」が行われています。
 
 以上、日帰りバスツアーを紹介させていただきました。
皆さんのお申し込みをお待ちしています。
 
 
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