会員だより 『 わが町守山市 』

会員だより  『 わが町 守山市の紹介 』

◆はじめに (守山市の由来)

 守山市と呼ばれるこの地域、「守る山」と書きますが、実は市内には山はありません。
この守山とい名称は古くから使われています。なぜ山がない地域なのにそう呼ばれているのかというと、平安時代初期に比叡山の東西南北を守る東の門として「比叡山東門院守山寺」というお寺が建てられたことが由来とされています。
この守山寺という名前、都を平安京に還都したことで有名な桓武天皇が、比叡山を守るという意味で「守山」という名前をつけたと言い伝えが残されています。

比叡山東門院守山寺

 「東門院守山寺」は、守山駅から北西に銀座商店街を通って「守山銀座西」の信号を右に曲がったところ、徒歩10分の旧中山道に面した場所にあり、境内にある不動明王坐像(平安時代)などは現在国指定の重要文化財になっています。
   ※拝観には事前予約が必要です。

 

 

滋賀県の人口は141万人 守山市の人口約8.4万人 13市のうち7番目 2020年で市政50周年。

~春夏秋冬、四季を彩る花々、そして、四季と文化の香り漂う「守山市」へようこそ~
華麗で穏和な花畑や、趣きある歴史と文化。いろんな色の「守山」を見つけて下さい。

◆芸術・文化鑑賞

佐川美術館

                

                               

守山市のおすすめの人気観光スポットは「佐川美術館」です。
日本を代表する日本画家「平山郁夫先生」、彫刻家「佐藤忠良先生」、陶芸家「楽吉左衛門先生」の作品を収蔵している美術館になります。
日本の誇る3人の巨匠の作品を一度に鑑賞するすることができます。
しかし「佐川美術館」は建物自体が芸術品とも言えます。佐川急便株式会社の創業40周年の記念事業として、1998年3月に開館したこの「佐川美術館」は水の上に浮かぶ美術館としても名高く、美術館の外観も一見の価値のある芸術作品なのです。
遠くに比叡山・比良山を仰ぎ、目の前に琵琶湖を臨む立地に建てられた「佐川美術館」は。敷地の大部分を水庭が占めています。そしてその水庭に浮かぶように佇む建物は季節ごとにいろいろな表情を見せてくれるのです。常説展示以外にも企画展示を行っているので、ワンシーズンに一度は訪れたい美術館です。

◆自然
ほたるの森資料館について
山小屋風に仕上げられた木造建築です。館内には、ほたるの人工飼育室をはじめ、ほたるの一生が一目でわかるパネル展示室、守山ほたるの歴史コーナーなど「ほたるの森」の中心的施設です。5月末頃には館の周囲を流れる川でホタルが舞う姿を見ることもできます。

もりやま芦刈園
50品種5000本の日本のあじさいと50品種5000本の西洋あじさいを見ることができます。

◆歴史・文化
井町にある「大庄屋 諏訪家屋敷」は 昭和52年に滋賀県守山市の指定文化財に、平成30年には日本遺産に認定されており、江戸時代の庄屋屋敷の風情を楽しむことができます。主屋と書院、茶屋に庭園などはとても趣深く、現代からタイムスリップしたような、そんな気分にさせてくれることでしょう。

 勝部神社
歴史は古く、建てられたのは大化5年(649)と言われ、本堂は国重要文化財に指定されています。勝部神社で毎年1月第2土曜日に行われる「火祭り(松明祭)」は、 800年の歴史を持っています。滋賀県の無形民俗文化財に指定され、滋賀県の三大火祭りとして守山市の新年の風物詩になっています。近くには「勝部自治会火まつり交流館」あります。

滋賀県に唯一残っている中山道の「一里塚」は県指定史跡です。守山は東下りの一番目の宿場で、「京立ち守山泊り」として旅人に知れ渡っていました。

◆買い物・癒し
ピエリ守山は、一度は廃墟のようになりましたが、経営が変わるとともにリニューアルされ、現在は、大型ショッピングモールとして賑っています。また、ピエリ守山に併設されてている日帰り温泉「守山湯元 水春(すいしゅん)ピエリ守山」では、琵琶湖や比良山を眺められる絶景露天風呂が楽しめます。

2021年9月 守山市在住 佐野 正憲さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆歴史・文化

 

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