第161回みちくさ会「渋沢栄一ゆかりの地を巡るパート2」実施しました。

2023年6月3日(土)記録的な大雨が心配ではありましたが、天気予報を信じて予定通り実施致しました。
JR京浜東北線「王子駅」中央口に13名(1組のご夫婦含む)の会員が集合、出発の頃には丁度雨も止みました。
①「洋紙発祥の地碑」日本の洋紙産業は明治6年に渋沢栄一がこの地に抄紙会社(後の王子製紙)を設立しました。
②「お札と切手の博物館」(入場無料)国立印刷局が運営するお札や切手の歴史と技術を総合的に学べる博物館です。(空いておりゆっくり見学できました)
③「音無親水公園」日本の都市公園100選に選ばれており、石神井川沿いの緑豊かな公園です。春は桜、秋は紅葉がとてもきれいです。
④「音無橋」深い石神井川の渓谷によって隔てられていた王子町と滝野川町をつなぐことを目的に架けられたアーチ状鉄筋コンクリート橋です。建設に際しては渋沢栄一が資金を援助しました。
⑤「旧醸造試験所第一工場」ここは通称「赤煉瓦酒造工場」と呼ばれ国の重要文化財です。明治27年に設立した大蔵省醸造試験所の清酒醸造研究の試験工場として建設され、日本酒の品質向上に寄与。赤煉瓦は渋沢栄一らが設立した日本煉瓦製造(株)の煉瓦が主に使用されています。
⑥「渋沢栄一ラッピングポスト」2021年3月に「飛鳥山郵便局」の前に設置されています。渋沢が手掛けた銀行、鉄道、ビール、ガス、物流などの事業が散りばめられています。
⑦「飛鳥山公園」渋沢栄一が本邸を構えた飛鳥山の地には、渋沢資料館、北区飛鳥山博物館、紙の博物館の3つの博物館があります。お花見でも有名。
⑧「旧渋沢庭園」渋沢栄一は創業に尽力した王子製紙を見晴らす飛鳥山の一角に約4千坪の土地を購入し37歳の時に別荘を構えました。そして61歳の時に本邸とし、生涯をこの地で過ごしました。
⑨「西ヶ原一里塚」日光御成街道の日本橋から二里目にあたる目印として江戸幕府ガ1604年に設けた塚で、大正11年に国指定史跡に指定されました。
⑩「七社神社」七社の神々が祀られており江戸時代までは無量寺の境内(現在は旧古河庭園内)にありましたが、明治2年に現在の地に移りました。旧西ヶ原村の総鎮守で、渋沢栄一が飛鳥山の一角に別荘を構えたころから氏子となり、拝殿や社務所兼会堂の建設に寄与。現在も渋沢栄一揮毫の社額が掛け軸等が収められています。ちょうど、「茅の輪くぐり」が設置されており、輪をくぐることによって知らず知らずについた穢れを祓うことが出来るということです。
⑪「旧古河庭園」第一銀行時代に渋沢栄一と相互に支え合った古河市兵衛の息子の古河虎之助の邸宅庭園で国の名勝。台地上に洋館と洋風庭園、低地に日本庭園があります。バラの花壇で有名で、例年であれば、6月が見頃なのですがことしは花が早かったようでした。ちょっと残念でした。ここで解散(12時30分頃)
本日のコースは約4.5Kmで朝方までの雨のせいか、訪問場所はどこも人が少なく、ゆっくり見学、ハイキングを楽しむことが出来ました。

 

■冒頭、首都圏支部 関支部長のご冥福を祈念して黙祷を実施しました。
■記録的な豪雨で被害の出た地域もあり、実施の判断および連絡体制について、課題を残しました。
■渋沢庭園内の建物について、晩香廬が渋沢の喜寿、青淵文庫が傘寿に建てられたものです。当日、説明を誤りましたのでお詫びして訂正いたします。
※記事:山田、写真:上田、HP:松﨑
次回は9月30日(土)「キューポラのある街・ロケ地川口を歩く」
JR川口駅 10時30分集合
詳細は下見後にご案内いたします。
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